ごきげんよう、読者諸賢。ボクはらーめ人間Z。毎週水曜日はボクがはてなブログ編集部が出題するお題に答えてはてなブログを楽しむことにしている日だ。
今週のお題「行ってみたい場所」。「気になっている観光スポットや、死ぬまでに一度は行きたい国、はたまたファンタジーの世界など、あなたの「行ってみたい場所」を教えてください。」とのことである。
改めまして自己紹介。ボクはらーめ人間Z。らーめん視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。
ラーメンを愛し健康を愛し、何より平和を愛するボクは、ラーメンと睡運瞑菜350g、核廃絶運動と今週のお題をアウフヘーベンする途中のエラーでキタチョーのロケットマンがロケットもどきを撃つのをやめるまで外でラーメンを食わないラーメンハンガーストライキという何だかよく分からんラーメン断食の人造人間、つまりはホムンクルスとして異世界に転生していた。はやくノーベル平和賞とりたい。
外でラーメン食うに食えない誓約と制約をもって異世界転生したボクは180日超えて現在進行形でラーメン断食続けるボクは底抜けの阿呆、つまりはプロのラーメン断食家である。
ボクは「カップヌードルミュージアム横浜」に行ってみたい。
閑話休題。ボクの行ってみたい場所である。
ごく平凡なオトモダチパンチしか撃てないラーメンブロガーであればどこぞのラーメン店に行きたいとでも書くところであろう。そこはボクはプロのラーメン断食家である。ボクは潔く外のラーメン店に行ってみたいなどという桃色遊戯を夢想することを諦めた。
では外のラーメンを食いに行かないボクがどこに行ってみたいかという話であるわけだが、それは自ずと容易に答えが出た。
そう「カップヌードルミュージアム横浜」である。
外でラーメンを食わないボクであるが、タダの一度もボクはウチでカップ麺や袋めん、そしてコンビニのチルド麺などの類を食わないなどと言ったことは一度もない。ボクが世界平和のために受けて断ったのはあくまで外でラーメンを食うことなのである。
そしてウチでラーメンを食うにあたり、もっともお世話になっているインスタントラーメンの食品メーカーがどこであるかと言えば、これも自ずと考えるまでもない。日清食品である。
その日清食品の数あるキラープロダクトの中でもボクが愛してやまないインスタントラーメンと言えばナニか、それも考えるまでもない。カップヌードルである。カップヌードル以外にありえようか、いやありえるわけがない。
カップヌードルと言えばボクの中ではオリジナルの醤油味が無類であり、唯一無二日本一であるが、カップヌードルのどの味が無類であるかについて語ることは本稿の主旨を著しく逸脱する。だからボクのカップヌードルに対するアツい情念を語ることについては差し控える。
さて「カップヌードルミュージアム横浜」である。
「カップヌードルミュージアム横浜」はその名の通り横浜にあると言われている。所在地は「神奈川県横浜市中区新港2-3-4」である。ボクがいくときは電車でいく。みなとみらい線ならば「みなとみらい駅」より徒歩8分「馬車道駅」より徒歩8分、JR・市営地下鉄を利用するならば「桜木町駅」より徒歩12分だそうである。
「カップヌードルミュージアム横浜」は下記のような場所であるという。
子どもたちひとりひとりの中にある創造力や探究心の芽を吹かせ、豊かに育てるための体験型ミュージアム。
世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発明し、
地球の食文化を革新した日清食品創業者・安藤百福の「クリエイティブシンキング=創造的思考」を
数々の展示を通じて体感することが出来ます。
引用:https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/yokohama/about/
カップヌードルという名前を冠してはいるが、日清食品最初の発明でありディスラプティブなプロダクトである「チキンラーメン」とソレを開発した日清創業者である安藤百福さんを讃え、称え、そして湛えるミュージアムであると言えなくもない。
「カップヌードルミュージアム横浜」の展示・アトラクションは2017年10月18日現在、下記のようなラインナップになっている。
- チキンラーメンファクトリー
- マイカップヌードルファクトリー
- カップヌードルパーク
- インスタントラーメン ヒストリーキューブ
- 百福シアター
- 百福の研究小屋
- クリエイティブシンキング ボックス
- 安藤百福ヒストリー
- NOODLES BAZAAR -ワールド麺ロード-
- ミュージアムショップ
- CUPNOODLES “B-玉”COASTER
参考: https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/yokohama/#attractions
やはりチキンヌードルに始まり、安藤百福さんを讃え、称え、そして湛え、最後にカップヌードルでシメる。チキンラーメンを愛し、安藤百福さんを愛し、そしてカップヌードルを愛する者にとってこれ以上のとってつけたような歪んだ愛情を体感することのできるミュージアムがあろうか、いやあろうはずがない。
ボクが「カップヌードルミュージアム横浜」を訪れたときに楽しみにしていることを列挙しておこう。
最後に余談であるが、ボクが個人的に「カップヌードルミュージアム横浜」を訪れたときに楽しみにしていることを幾つか挙げておいてみよう。
なにはなくとも外せないのは「マイカップヌードルファクトリー」である。自分オリジナルのカップヌードルを作って食べられるなど素晴らしいではないか。
そして「百福シアター」「百福の研究小屋」「安藤百福ヒストリー」で安藤百福さんについてなめまわすようにして勉強してきたいと思っている。敬愛する安藤百福さんのことをなめまわすようにして勉強できる場などここ以外をおいて他にない。 ...素晴らしいではないか。
食事は「NOODLES BAZAAR -ワールド麺ロード-」で取ろうではないか。「安藤百福が”麺”のルーツを探し求めて「麺ロード」を旅する途中で出会った、世界各国のさまざまな“麺”を味わえる」という麺はどれもラーメンではない。ボクがここでどの麺料理を食おうとも、外でラーメンを食ったことにはならない。 ...素晴らしいではないか。
そして最後に「ミュージアムショップ」である。ボクがほしいのは「cupnoodle matryoshka」だ。「カップヌードルの容器を開けていくと、麺、卵、エビ、肉、ネギが次々と出てくるマトリョーシカ。カップヌードルを食べる時の感覚を、味覚ではなく視覚的に楽しめます。」というものだ。限定300セットしかないという。ボクがいつか「カップヌードルミュージアム横浜」に行く時まで在庫があるのかどうか心配だが、仮になかったとしたら、ひよこちゃんグッズを買ってその傷心を慰めたいと思う。
今回はこのあたりでシメようと思う。ボクの行ってみたい場所、いかがだっただろうか。では、また会おう。さらばだ、諸賢!
(アイキャッチはマッドサイエンティストのイラスト。発明家と言われると、どうしても脳裏に浮かんでくるのはこういったマッドサイエンティスト的な発明家であるわけだが、こと安藤百福さんに関して言えばいたって見た目がふつーの人物である。つまり人は阿呆なのか、はたまた可愛げのない阿呆なのかは見かけでは分からないということである。)