#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

日本経済新聞記事「糸魚川大火で書類送検 失火容疑の元ラーメン店主 」に思ったこと。

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 ボクはらーめ人間Z。らーめん視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。平和祈願のラーメンハンガーストライキへと昇華したラーメン断食は今日で、92日目だ。

少し前の話になるがボクは2017年6月30日に「糸魚川大火で書類送検 失火容疑の元ラーメン店主 (外部リンク:参照1)」という記事を読んだ。

新潟県糸魚川市で昨年12月、147棟を焼いた大火で、新潟県警は30日、火元となったラーメン店の元経営者の男性(73)を業務上失火の疑いで書類送検した。
 
 書類送検容疑は、昨年12月22日午前9時40分ごろ、店内の調理場で中華鍋をガスこんろにかけたまま外出し、同10時20分ごろ出火、自分のラーメン店や隣接する店舗兼住宅など計147棟、計約3万平方メートルを焼失させた疑い。
引用元:糸魚川大火で書類送検 失火容疑の元ラーメン店主 (外部リンク:参照1

火元を「飲食店」ではなく、あえて「ラーメン店」とすることへの疑問。

 ボクはいつも事件がラーメン店で起こると「飲食店」と表記されるのではなく「ラーメン店」と表記されるのが気になっている。たしかにこの糸魚川の大火に関して言えば、火元となったのはラーメン店だし、元店主も「開店前、鍋に火をつけたことを失念したまま自宅に戻った」と説明し容疑を認めている。また「被災した方々には申し訳ない気持ちでいっぱいです」とも話しているそうだ。しかし、同様の状況で失火する可能性があるのはなにもラーメン店に限ったわけではないラーメン店以外の業態の飲食店でもありうるし、一般家庭でもあり得るだろう。なぜことさらに何か事件がラーメン店で起こると「飲食店」と表記するのではなく「ラーメン店」と表記されるのかがどうしてもボクは納得がいかずもしゃもしゃしてしまうのだ。しかし、今のところボクが少しGoogle検索してみた程度では、このボクの疑問を解決できるような回答に出会うことはできずにいる。

 糸魚川市中心部で発生した大火はラーメン店から出火後、強い南風にあおられ、古い木造建築が密集する地域を中心に次々と燃え移った。一時は363世帯、744人に避難勧告が出され、約30時間後に鎮火した。建物の焼損は全焼120棟、半焼5棟、部分焼22棟に上った。
 
 糸魚川大火は、強風により広範囲に延焼した「風害」と認定され、被災者生活再建支援法が火災で初めて適用された。
引用元:糸魚川大火で書類送検 失火容疑の元ラーメン店主 (外部リンク:参照1

 一方でこの糸魚川の大火で不幸中の幸いだったのは死者がでなかったことなのかなと思っている。また上記引用の記事にもあるとおり、火元は飲食店だったわけだが『強風により広範囲に延焼した「風害」と認定され、被災者生活再建支援法が火災で初めて適用された』のも被害を受けた方には不幸中の幸いだったのではないだろうか。ボクは被害を受けた人間ではないので、実際どれほどの生活影響があるのかが想像できないのだが、災難に巻き込まれて何の支援もないのではツラすぎる。

 また糸魚川大火に関して言えば、災害として認定されたこともあって、火元となった飲食店の店主も書類送検で住んでいるのかもしれないが、逮捕と書類送検の微妙な境界線についてはボクは専門家ではないのでよく分からない。

糸魚川大火は火災としては初めての被災者生活再建支援法適用事例となった。

 ところで、ボクは不勉強だったので被災者生活再建支援法というものを知らなかったのだが、 google:被災者生活再建支援法 してみたところ。以下のようなページを見つけることができた。Wikipediaによると「1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災をきっかけに制定された法律」とのことだった。

どの程度の支援が受けられるのかというのは被災者生活再建支援制度の概要(外部リンク:参照)が詳しかった。(1)住宅の被害程度に応じて支給する支援金(基礎支援金)と(2)住宅の再建方法に応じて支給する支援金(加算支援金)の2つの支援金の合計額になるとのことだ。どうやら最大で300万円の支援ということのようだ。最大300万円は支援してもらえるならしてもらいたいところだが、失ったものと比較して十分な金額かと言われると首をかしげたくなってしまう。地震や台風といった自然災害なら被害は不可避なわけだが、糸魚川大火のように火元と原因が分かっているものについては、二度と同じことが起きないようにしていかないといけないなという感想を抱いた。ボク自身が同様の原因で被災する側になったら、たとえ再建の支援をしてもらえたとしても怒りのやり場に困ってしまうだろう。

 糸魚川大火については google:糸魚川大火 教訓 でGoogle検索すると糸魚川大火から得た教訓に関する記事をいくつか見つけることができる。ボクはそれらの記事をちゃんと読んでおくことにした。

(アイキャッチは火の用心の夜回りのイラストお題「最近気になったニュース」によせて書きました。)