#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

埼玉県川口市の生涯学習部北スポーツセンター主査の男性職員が帰宅するバスに間に合わないという理由で5分だけ無断早退することを147回繰り返した結果として懲戒処分を受けた件について1次情報を調べてみた。

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 ごきげんよう,読者諸賢.ボクはらーめ人間Z.ラ王真贋の遣い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともないヒューメンだ.
 
 ラーメーンを愛し健康を愛し,そして何よりも平和を愛するボクは,ラーメーンと睡運瞑菜350g,そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで,つまりは世界が令(うるわ)しく平和になったと断言できるまで,外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間,つまりはホムンクルスとして異世界転生していた.早くラーメーン食べたい.
 
 外でラーメン食うに食えない誓約とはてなブックマークしたくてもすることができない制約をもって異世界転生したボクは丸2年を超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆,つまりはプロのラーメン断食家,二つ名は「戦えラーメンマン」である.

埼玉県川口市の生涯学習部北スポーツセンター主査の男性職員が帰宅するバスに間に合わないという理由で5分だけ無断早退することを147回繰り返した結果として懲戒処分を受けた件について1次情報を調べてみた.

 ボクは日本の首都東京のどこかにヘッドクオーターオフィスのある企業で働くエクストリームサラリーメンである.

 エクストリームサラリーメンであるボクは「会社を守る」「従業員を守る」そして「自分を守る」ことくらいは軽くやってのけることができることを会社から期待されているものである.なので当然のことながら会社と従業員,そして自分の三者がウィンウィンウィンとなるような働き方改革のあり方を時に思案したり提案したりすることがあるものである.

 とはいえウチの会社は働き方改革が道半ばの働き方改革発展途上企業であるので,ボクなどは労使間の36協定によって裁量労働制扱いで働いているものであるから本来求められている成果物をキチンと必要なデッドラインまでに完了させることができることができるならば労働時間は極端な話1日1秒でだって問題ないのである.しかし働き方改革発展途上のウチの会社においてはないはずの始業時間とないはずの終業時間というものがなぜか存在するので朝はないはずの始業時間より前にいることが望ましいとされているし,帰りはないはずの終業時間より著しく早く帰ってしまうとなにかとそこはかとなく問題視されるものである.

 なのでボクは朝は特にないはずの始業時間より早くオフィスにいなければならないとかそういうことは関係なくただ単純に多少なりとも痛勤が緩和している早朝に時差ビズしているので朝はないはずの始業時間より早くオフィスに到着しているし,帰りはないはずの終業時間より1-2分早くオフィスを退出しているものである.ウチの会社においてはエクストリームでさえなければないはずの終業時間よりも数分早く帰るくらいではお咎めは一切ないものである.ただし当然ながら仕事が終わっていないのにも関わらず無断で帰宅したらそれは問題になることはいうまでもない.あくまでその日の仕事がキチンと終わっていること,仕事で関係のある人間同士で迷惑がかからないことが前提にある範囲内において無断で少しくらいなら早く帰ったところで問題にはならないものである.

 ちなみにできることならばボクとしては仕事がマルっとゴリっとスリっとあっという間に終わってしまっている日などに関してはないはずの終業時間ギリッギリまでオフィスにいる必要はないと思っているものであるし,その場合においても無断で帰宅してよいのではないのかなと思ってはいるものなのだけれど,それは今しばしさらにウチの会社における働き方改革が発展し就業規則においても明示的に許可されるようになるまで今しばらく我慢していたいと思っている.

 そういったわけでボクは仕事がキチンと終わっているならば,仕事で関係している人びとに何の迷惑もかからないならば,その前提の上において出社する時間も帰宅する時間も自己裁量で決められるのがある程度成熟した働き方改革を実践する企業の労働のあり方なんじゃね?と思っているものであるから,たとえばウチの会社でないはずの終業時間より5分早く帰宅している人がいるのを見かけたとしてもあまり気にならないものである(もしもその5分早く帰ることが致命的に仕事に支障があるというのであれば当然話は別なのだけれど).

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 そんなわけで今日ボクがアイフォーンのニュースウィジェットに配信されてきた次のニュースを目にした時にたかだか5分早く無断早退していたことくらいでもって懲戒処分を受けてサラリー1/10を1ヶ月になってしまったという埼玉県川口市の生涯学習部北スポーツセンター主査の男性職員(41)の話を読んで「なんだこれ?」と思ってしまったわけなのである.

 ちなみにタイトルからでは「なんだこれ?」であるので下記に内容を引用する.

 埼玉県川口市教育委員会は28日、帰宅するバスに間に合わないと5分だけ無断早退を繰り返していた生涯学習部北スポーツセンター主査の男性職員(41)を同日付で減給10分の1・1月の懲戒処分としたと発表した。
 市教委によると、この職員は昨年1月10日から今年2月26日までの間、上司の許可を受けずに147回、無断で早退したという。理由について帰宅するために乗るバスが30分に1本しかなく、終業時刻の午後5時15分だと間に合わないためと話しており、5分前の同5時10分に早退することを繰り返していたという。
 市に終業時間前にバス停にいる職員がいるとの投書があって発覚した。
引用元:5分前に無断早退147回「バス乗るため」 市職員処分:朝日新聞デジタル

 この内容を読んでもボクは正直いくつか「なんだこれ?」と思うところがあったものである.その素朴なクエスチョンを下記にちょっと箇条書しておいてみよう.

  1. そもそもたった5分を無断で早退するとなにが問題なのか?
  2. 投書があったということなのだけれど誰が投書したのか?

 まず1つ目のクエスチョンについては少なからずウチの会社であれば本来は裁量労働制であるので終業時間というものがそもそも存在しないはずであるので終業時間よりも5分早いとか遅いとかいったことが本来は存在しないわであるので5分くらい早く帰宅することは問題にはならないわけなのだけれど,埼玉県川口市の職員の場合は5分を無断で早退すると問題になるということはそういう就業規則なりがあるということなのかなとボクは思ったものである.

 ではそもそもどういう就業規則にどのように違反してしまったのかといったことが1次情報であれば書かれているのかもしれないなと思いボクは川口市ホームページを確認し当該懲戒処分の詳細について調べてみることにした.そして発見したのが下記のリンクである.

 しかしこの処分内容には処分の日付が2019年6月28日であること,処分内容がサラリー1/10が1ヶ月であること,処分を受けるのが生涯学習部北スポーツセンター主査の男性(41)であること,そしてその処分の理由としては「平成30年1月10日から平成31年2月26日までの間、147回にわたり、決められた勤務時間の終業時刻より5分早く無断で早退していたもの」としか書かれていなかったものであった.

 「決められた勤務時間の終業時刻より5分早く無断で早退」と書いてあるのでおそらくどこかにその勤務時間が定められており,無断でその勤務時間を破ることはまかりならないということなのだと思うのだけれど,その決まりが定められている規則へのリンク等は書かれていなかったものであった.

 なのでボクは川口市の職員の勤務時間に関して規定されている文書を探してみることにした.

 まず川口市のサイトを「勤務時間」で検索をかけてみたところ発見したのが次のリンクである.

 上記のPDFを確認すると市の職員の勤務時間は8時30分から17時15分までと書かれている.これが決まりだというのであればザンネンではあるのだけれどさすがに無断で帰宅してしまうのは問題といわざるを得ない.

 一応もう少し調べてみることにした.そして同川口市のサイトを「規則」で検索をかけたところ発見したのが次の川口市例規集(埼玉県)であった.

 この例規集の中からさらに「勤務時間」で絞込みをかけることで次の「川口市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例 川口市例規集(埼玉県)」を発見した.

 この中には「第2条 職員の勤務時間の割振りは、午前8時30分から午後5時15分までとする。」と書かれているのでこれが決まりということだと思われる.ちなみにそこまで書く必要性がないということなのかもしれないのだけれど,この決められた勤務時間より早くきたり,早く帰ったりする場合にどうするべきかといったことは特に書いてはいなかったものである.

 とはいえこのきっちりと決められた職員の勤務時間よりも早く来たり早く帰ったりする場合にはトラディッショナルな古式ゆかしいお役所仕事であるならば上長の承認は必要なことは自明であるといえば自明であるわけであるので,やはりザンネンながら生涯学習部北スポーツセンター主査の男性職員は「帰宅のバスに間に合わないから5分だけ早く帰宅したいんだが」と上長の承認を得た上で5分早く帰ればよかったのではないのかなとボクは思ったものである(それで許可がおりるかどうかはボクは知らないけれど).

 最後に誰が投書したのかということなわけのなのだけれど,当然ながら誰が投書したなどということに関しては一切公表されていないのでボクには誰が投書したのかは分からないわけなのだけれど「終業時間前にバス停にいる職員がいる」ことが分かる人物ということになるので生涯学習部北スポーツセンター主査の男性職員が市の職員であると一目瞭然の格好をしていないかぎりは生涯学習部北スポーツセンター主査の男性職員の顔見知りの人間が投書したということになるのかなと思ったものである.

 もしも生涯学習部北スポーツセンター主査の男性職員の顔見知りが投書したのであるならば投書する前に御本人に一言忠告して差し上げるとかして差し上げればよろしいのにそれをしなかったように思われるところは素朴にクエスチョンに感じるところでもあるものである.陰湿なものを感じるものといっても過言ではない.

 そしてもしも顔見知りでもなんでもない地域住民の誰かが投書したということなのだとすれば,それはそれで「随分おヒマな方もいたものなんだね」とボクは思うものである.

 なにはともあれ正直なところを言わせてもらえるならばお役所仕事というものももう少し柔軟な働き方ができるようにしないとただでさえ人手不足なこのご時世であるわけなのでなり手がいなくなってしまうんじゃないの?とボクはちょっと余計な心配をしてしまったりしたものである.

 とりあえずウチの会社においては働き方改革発展途上をもっと働き方改革を推し進めることによってもっと働き方改革先進企業になれるようにしていくことによっていいかげんそろそろないはずの始業時間に間に合うとか間に合わないであるとかないはずの終業時間より早く帰宅するとか遅く帰宅するとかいったなんだかよくわからないことを言わないくてもよくなるようにしていってもらいたいなと改めて思ったものである.

 それではまた会おう!さらばだ諸賢!!

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参考.
埼玉県川口市に関連する情報.
同ニュースの五大全国紙の読み比べ.

 日本経済新聞と産経新聞は同ニュースを今日(2019年6月29日)時点では報じていなかった.

 毎日新聞の場合は市教育委員会教育総務課の担当者の「緊急の場合や通院などを除き、『早くバスに乗りたい』というのは理由にならない」というコメントと茂呂修平教育長の「このようなことがないよう、職員による綱紀の粛正、法令順守意識の向上に努めます」というコメントが掲載されていた.どうやら川口市はルールは絶対,絶対だから絶対という姿勢のようであるので働き方改革が進みそうな気配はミジンコのチンチンほども感じられないものである.ザンネンでならない.

 読売新聞の記事の内容はおおよそ朝日新聞と同じだった.

《アイキャッチは就業規則のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや./本稿はお題「最近気になったニュース」によせて書きました.》