#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

海の日に 食べたいラーメン 夢想した。

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 ボクはらーめ人間Z。らーめん視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。平和祈願のラーメンハンガーストライキへと昇華したラーメン断食は今日で94日目だ。ラーメン断食100日を達成したらボクはプロのラーメン断食家を襲名する。あと1週間を切った。あと6日くらい外でラーメン食うのを我慢するくらい94日間食わずに我慢してきたことを考えれば残り6日程度などCHA-LA HEAD-CHA-LA へのへのカッパな者です。

 さて、今日は海の日である。日本は休日が多い国だと言われている。しかし、有給休暇が取得しづらい社畜文化が定着している日本において国民の休日こそ大義名分をもって堂々と休みをとることのできるまさに苦行の中のオアシス。オフィスという牢獄から解き放たれるために毎月一日は国民の休日を、というのがボクという社畜が国民の休日に望む理想形であるというのは言うまでもない。

10の大型連勤を乗り越えてやっと辿り着いた三連休の最終日、それが海の日だった。

 しかし残念なことに国民の休日というものは特定の月に集中していたりしている。特にひどいのが5月と9月なのである。5月の黄金週間、9月の白銀週間のしわ寄せが6月に来るようになっている。6月には国民の休日が、ない。つラーメン。だから5月の大型連休ののち今日のこの海の日を含む連休に至るまで大型連勤が10回も繰り返されることになるのだ。一体これは何の苦行なのであろうか。よく分からない。そしてそう思い返してみれば、ボクもここに至るまでの10大型連勤をよく生き抜いてここまで来たものだと感慨にむせび泣きそうにならないこともない。さもありなん。2017年5月8日から2017年7月14日までと考えると68日間も待ち焦がれた三連休であったというわけだ。

 そうしてやっと辿り着いた海の日であるわけだが、ボクという東京在住のシティボーイが海と縁などあるわけがない。海そのものを見る機会はさほど少なくはないが、海水浴という意味で言えば無邪気だった幼少の檻に家族で訪れた海の記憶しかようよう思い出せる想い出は、ない。学生時代、異性からの孤立、学問の放棄などの打たんでも良い布石を狙い澄まして打ちまくってきたボクに甘ったるい海水浴場での異性との想い出など、おそらくない。あったとしても苦々しい想い出ゆえに記憶の奥底という名の炊飯ジャーに魔封波してしまったに違いない。そんな記憶の深海に沈む黒歴史という名の炊飯ジャーをその水底から引き上げてわざわざ開封してとくと赤の他人の皆様方にお聞かせするのは憚りながら差し控えさせていただこう。

 そういったわけで海の日にラーメンをボクは夢想してみている。しかし、ボクにはいくら考えても海辺でさざなみの音に心癒やされながらズルズルとすするラーメンという構図を麗しいと思うことが出来ない。ナニ食ってると海辺でさざなみの音に心癒されながらズルズルとラーメンすすらないといけないのだろうか。何の苦行なのか分からない。そもそもおよそ避暑地という意味で海水浴や日光浴に興じようと言うのであれば、如何わしいブルーハワイ色の炭酸飲料であるとか、カクテルの類を飲むのが清涼感や麗しさを醸し出すような気がする。癒やしや麗しさを夢想するならそこにはラーメンは当然のことながら、焼きとうもろこし、焼きそばですら介入できる余地はなかった。かき氷は許されるかもしれないが、ラーメン味のかき氷などボクはあっても食わないだろう。

女性とラーメンを無理に結びつけようとする企画の類はハニートラップぽくて如何わしい。

 それにしても2016年には《RAMEN SHAREHOUSE》なるものが期間限定で片瀬海岸西浜の海の家で出店されていたようであるが、当該《RAMEN SHAREHOUSE》の公式のツイッターは連日水着の女性の写真を投稿することにご執心で肝心のラーメンの情報をついぞシェアしなかったように記憶している。「嘘だろ?!」「そんなものがあるはずないだろ!?」と思う方は自己責任で調べてみてほしい。もしかしたらボクが女性の水着にしか目がいかなかったのかもしれないが、それこそヌードルハラスメントだなあと思ったのでもはや確認しなおしてみようとは思わないわけだ。2017年は同様の企画が行われるといったことをボクは耳目しないので少々安心している(ボクのアンテナが低くなってしまって検知できないだけかもしれないが)。あくまでボクの個人的見解で言えば女性とラーメンを無理に結びつけようとする企画の類はハニートラップぽくて如何わしい。如何わしさにおいてブラックボックス展(参考:google:痴漢 ブラックボックス展)にこそ及ばないが、紳士淑女というものは危うきには近寄らないものだ。賢明なる諸氏ならば同様に近寄らないものと信じたいところである。よろしくね。ピース。

(アイキャッチは「海の日」のイラスト文字お題「エアらーめん。」によせて書きました。)