#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

ラーメン官僚が推すラーメン店はまともリストだと思うよ。

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 ボクはらーめ人間Z。らーめんを通してしか世の中をみることのできないまともない人間。らーめん俗世でいいことはあまりないのだけどそこから離れられない依存症。きっつー。早くまとも人間になりたい。

 ところで巷のまとも界では天下(あまくだ)りが流行っているらしい。月たった2日の勤務で年収一千万円。《バッファローマン》先生に匹敵する一千万パワー。明朗会計の職務に見合った報酬額らしい。相当優秀な天下ラー官僚先生なのだろう。月2日を12ヶ月、一日7.5時間の勤務として年間で180時間の勤務。一千万パワーを180時間で割ると時給約5.5万パワー。生産性高過ぎ。ボクはゼヒこの天下ラー官僚先生にその生産性の高い仕事のベストプラクティスを広く全国津々浦々の生産性が低いと言われている日本の労働者にシェアしてもらいたい。「時給5.5万円の仕事術」そんな本が出たらボク買おう。一千万パワー全開の《ハリケーンミキサー》を教えて欲しい。

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 さて、らーめん俗世で官僚と聞けばパッと名前が思い浮かぶのは田中一明(たなかかずあき)さんだ。高名なるラーメン官僚先生。普段なにをなさっている方なのかはまったくボクは知らないけど「ラーメン食べ歩き歴20年以上」「実食杯数は11,000杯以上」「毎年700-800杯のラーメンをコンスタントに実食」らーめんを食べてるアッピールばかり並ぶプロフィールからは国民から搾り取った血税でらーめん食べてる印象しか伺えないけど、きっと田中一明さんも生産性の高いすばらしい官僚先生なのだろう。その素晴らしい生産性で本業を背脂チャッチャと軽快に左から右へシュパパーンと終わらせる様から《死神》とかきっと呼ばれているに違いない。らーめん食べてるアッピールも将来は立派な天下ラーメン官僚になるよというアッピールなのかもしれない。ボクはゼヒ田中一明さんにもらーめんのことばかりブログに書いてないで、その高い生産性をどうやって実現しているのかをこそブログに書いてもらいたい。

 ところで田中一明さんが将来立派な天下ラーメン官僚になるかどうかはさておき、先日、件の田中一明さんが山手線沿線の激ウマラーメン店というのを20軒ほど紹介していた(外部リンク:前編後編)のをボクは読んだ。文章はめちゃくちゃで何を言っているのかさっぱり分からなかったけど、生産性の高い優秀な官僚先生の語彙力が高過ぎてボクには理解できなかったんだと思う。生産性の高い優秀な官僚先生の語彙力が低いわけがない。でも選ばれていた20軒のお店は田中一明さんがちゃんと選んでいる印象をボクは受けた。ボクはまともリストだと思った。

 ボクはそもそも年間に何百杯らーめんを食べても舌は肥えないと思っている。むしろらーめんは健康に悪いのでそんな毎日二食も三食もらーめん食べていたら成人病にかかるリスクが高まって死期を早めるだけだと思っている。ボクは枕元に《死神》を呼び寄せたくない。年間に食べるらーめん杯数をアッピールする(内部リンク)なんていうのはフミオさん調に言わせてもらうなら自慰行為(外部リンク)だ。公開自慰アッピールだ。ボクも他人の自慰を見せられるのは不快だ。だからボクは基本的に年間に食べたらーめんの食数をアッピールしているブロガー、インスタグラマー、ツイッターアカウントの類は見ない/読まないようにしている。ボクには他人の自慰をみてコーフンするといった類の特異な性癖はない。ツイッターの場合はミュートがあるのでミュートを活用して見ない/読まないようにしている。

 一方でそういう年間食数アッピールする人たちのことをらーめん俗世では賢人と称されているのをボクは耳目する。ボクは公開自慰行為をアッピールすることのどこが賢いことなのかがよくわからない。

 そういう賢人と称される代表格でいうとテレビにも出演されている森本聡子さん(内部リンク)などがいる。だいぶ間があいてしまったが先日ボクはたまたまブランチで森本聡子さんが出演されているのをみかけた。瞬間テレビを消そうと思ってしまったのだけど、踏みとどまって観てみた。森本聡子さんが紹介されていたのは《ソラノイロ》だった。ボクが未来永劫絶対に行かないとキメているお店(内部リンク)だ。そのお店をあえて選ぶなんて森本聡子さんのような賢人がもっている選別眼はボクとは別次元なのだろう。ところでボクには《ソラノイロ》の店主の宮崎千尋さん(内部リンク)と森本聡子さんは唯一無二の知己のように見える(両氏のブログやHPを確認してみてほしい)。年間600杯以上らーめん食べて知己のお店を紹介できるまともで素晴らしい人間性がボクには理解できない。流行りの《利益相反》をキメているのかしら。元SMAPの中居正広さんとは考え方が全然違いそうだよね(外部リンク*1。何を年間600杯以上食うとそういうまともで素晴らしい賢人になれるんだろう。ボクは年間に600杯以上らーめんを食べるようになることはないので、すくなくともこの選別眼は絶対に獲得できないだろう。賢人すごい。

 あとボクは最近、年間800杯食べるマニアが厳選の●●●周辺の激ウマらーめん店みたいなまとめがTLなどに流れてきてよく目にするのだけど、厳選といいつつ●●●周辺のらーめん店へのリンクをただペタペタ貼ってるだけのまとめないまとめばかりでどこがまとめなのか分からなくてあまりの高度な情報戦に実際に●●●周辺で行くべきらーめん店が分からずオドオドしてしまう。こういうまとめを作る人は年間800杯らーめんを食べているのだから、やはり賢人なのだろう。でも年間800杯らーめん食べてどういう選別眼を養うと「選ばない」という素晴らしい選別をキメることができるようになるのだろう。ボクはらーめんが好きだけど週2−3杯のペースの年間150杯程度なので●●●周辺のらーめんをそもそも網羅できない。●●●周辺では下手すると1つのお店くらいしか行けない。網羅どころか選ぶこともできない。ボクには到底真似出来ない。賢人すごい。

 らーめん俗世で賢人と呼ばれている人たちのらーめん店を選ぶ目はボクとは別次元だ。だからボクはらーめん俗世で賢人と呼ばれている人たちの選ぶらーめん店をみると高度な情報戦を強要されるので驚きふためいてしまう。オドオドしてしまう。ボクはボクがらーめ賢人になれる日がくるイメージを欠片ももつことができない。

 でもとても不思議だったのは田中一明さんのリストはボクにも理解可能だったということだ。田中一明さんが選出した20軒はボクが未訪問なのでおいしいかは分からない。だけどちゃんと田中一明さんが年間700-800杯らーめんを食べた中から「選んだ」ということは分かる。少なくともちゃんと「選んでいる」ようにみえるので知性を感じる。知恵・行いのすぐれている人のことを賢人っていうなら、賢人感が漂ってくる気がする。ボクも田中一明さんが選出したお店の中でボク自身が未訪問のお店には行ってみたくなった。同じ杯数アッピールしている人たち同士なのになんかクオリティが違う気がするのがとても不思議だ。

 ただ田中一明さんの場合は国民の税金からお給金をもらっている官僚が本業なのだから(本当に霞が関の官僚なんだよね?)、年間に食べたらーめん杯数アッピールするんじゃないくて本業の成果をアッピールしたほうが知恵・行いのすぐれてる感がでるんじゃないのかな?と思った。賢人ってなんだか難しいね。

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参考にしたリンクとか与太話とか。

お題「予習らーめん。」お題「ラーメン界の噂。」によせて書きました。アイキャッチは天下りのイラスト。田中一明さんはラーメンシーンの「今」を最もよく知る人物と言われているらしいけど天下りの「今」を最もよく知る人物と言われないように気をつけて欲しい。いらすとやちゃんにはいつも感謝。)

*1:情報源はブロガーさんのうろ覚えらしいから確たるものではないけど