#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

はたらく理由ランキングで8割以上が「お金のため」と回答を受けて断つ。〜どうすればやりがいや生きがいのために働くことができるようになるのかを考える。〜

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 ごきげんよう,読者諸賢.ボクはらーめ人間Z.ラ王真贋の遣い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともないヒューメンだ.
 
 ラーメーンを愛し健康を愛し,そして何よりも平和を愛するボクは,ラーメーンと睡運瞑菜350g,そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで,つまりは世界が令(うるわ)しく平和になったと断言できるまで,外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間,つまりはホムンクルスとして異世界転生していた.早くラーメーン食べたい.
 
 外でラーメン食うに食えない誓約とはてなブックマークしたくてもすることができない制約をもって異世界転生したボクは丸2年を超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆,つまりはプロのラーメン断食家,二つ名は「戦えラーメンマン」である.

はたらく理由ランキングで8割以上が「お金のため」と回答を受けて断つ.

どうすればやりがいや生きがいのために働くことができるようになるのかを考える.

 先日,上記の記事が話題になっていた.20~30代のビジネスパーソン1,000人を対象に「はたらく理由」についてdodaとオリコン・リサーチ社で調査した結果,8割の人びとが「お金のため」と答えたのだという.

 この記事に対しての反応はもっぱらネガティブなもので「いや、お金のため以外に無いでしょ。やりがいとか馬鹿かと。」であるとか「そりゃそうだよ。働かなければ生きていけないのだから。やりがいとかは余裕の先だよ。」であるとか「我々は断固働きたくない!」というものだった.

 なかには「こういう記事見たらまずは国の統計を探そう」という冷静な声もないことはなかったが,あえてボクはなぜ20~30代のビジネスパーソンに「なぜキミは働くのか?」とクエスチョンすると「お金のため」つまりは「マネーのため」と答えてしまう人びとが8割になってしまうのか?どうすればやりがいや生きがいを第一義にして働くことができるようになるのかということを本稿で考えてみたい.

まずはdodaとオリコン・リサーチ社で調査したという「はたらく理由ランキング」を確認する.

 とはいえまずは冒頭の記事の内容を掘り下げることから始めてみたい.

 冒頭の記事は上記のdodaとオリコン・リサーチ社で調査した結果を一部引用して書いているだけのものであるのでまずはその一次情報を確認してみることとしたい.

 このはたらく理由ランキングはグラフになっていなかったのでパイチャートにして20~30代のビジネスパーソンの働く理由を見える化してみたい.

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はたらく理由ランキングのパイチャート./はたらく理由ランキング |転職ならdoda(デューダ) https://doda.jp/promo/ranking/002.html より作成.

 文字で書いているのをみてもわかるのだけれど「お金のため」とは言っても実際に深掘りしてみるとなんのためにお金が必要と考えているかといういうこところで理由は3つに別れていることが分かる.

 「生きるため」「趣味や嗜好品を豊かにしたい」「家族を支えるため」である.

 しかしこの3つも厳密には「生きるため」と「家族を支えるため」は「生活をするためにマネーが必要だから」と言ってるものでほぼ同義であるから,「お金のため」に働く人も「生活をするためにマネーが必要だから」と「趣味や嗜好品を豊かにしたい」に大分されることが分かる.この情報は後に本稿で活用する.

 一応逆にこの調査でわからないことにも言及しておくと,調査概要には次のようにあるのだけれど...

調査概要
【対象者】20代・30代の働く男女(パート・アルバイトを除く)
【回答人数】1,000人(男性:324人、女性:676人)
【調査手法】オリコン・リサーチ株式会社によるインターネット調査
【調査期間】2019年6月17日~6月21日

 調査結果からは回答したという20代・30代の働く男女(パート・アルバイトを除く)1,000人(男性:324人、女性:676人)の年齢別,性別別の回答の分布が分からないということだ.割とこれは重要な情報だと思うのだけれど,そこはこの調査結果のザンネンなところである.

※『「お金のため:家族を支えるため」という回答は、回答者の約9割が30代』といったことくらいは書いてはある.

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どうすればやりがいや生きがいのために働くことができるのか.

 というわけで「はたらく理由ランキング」からは20代・30代の働く男女(パート・アルバイトを除く)1,000人(男性:324人、女性:676人)の64.4%が「生活のためのマネーを稼ぐため」に働いていると答えているわけなのだけれど,ではこういった人びとが「生活のためのマネーを稼ぐため」ではなく「やりがいや生きがい」ようはその仕事そのものをやる意義のために働くことができるようになるだろうか?

 それは案外シンプルな答えで健康で文化的な最低限度のライフを営めるだけのマネーが国から支給されたら生活のためという理由で働く必要はなくなるわけだから,働くならそれ以外の理由のために働くようになるのではないかとボクは思うものである.ようはベーシックインカム制度を導入するのがいいと思うのである.

(ただしこの時,生活に必要なマネーが国から支給されるのであれば「我々は断固働きたくない!」とかいう日本国憲法に定められた国民の三大義務のうちの1つ「勤労の義務(27条1項)」を果たさない不届き者も当然出てくるであろうから,支給するためには当然条件はつけねばならないだろうし,普遍的な意味での健康で文化的な最低限度のライフの定義もまたキチンと定義されなければならないことはいうまでもない).

 では国がこの国の国民が皆あまねく健康で文化的な最低限度のライフを営むために最低限支給するマネーの額はどれくらいがよいかという話であるわけなのだけれど,ボクは最低限,どこの企業も最低賃金くらいは支払っている前提で,そこに国が考える健康で文化的な最低限度のライフに必要であると考えるマネーの差分を補填して差し上げればよいと思うものである.

 なぜボクがそう考えるかと言うと今年(2019年)の最低賃金時間額を見る限りにおいても東京ですら1,013円であり,これは月収にすると162,080円(1日8時間,週5日,4週間働いた場合)である.ボクが思うに162,080円で東京で健康で文化的な最低限度のライフを営むのは1人立ちするのにはかなり困難があると思うのである.それこそ生活するのでせいいっぱいになってしまい精神にヨユーのないとできない健康で文化的な最低限度のライフを営むのは無理ゲーだと思うものである.

 ではこの最低賃金時間額に対してどれだけ国が補填して差し上げるべきかといえば,120,000円くらいかなとボクは思うものである.これは現状,在職老齢年金が64歳までは月収が28万円を超えると年金給付額が減額されるということがあるので,そこから28万円をもってきてみたというわけだ(当然この28万円にはそれなりの根拠が国にはあるから28万円であるはずなわけだから,これが高齢者に適用されて現役世代に適用されないのはそもそもおかしいものである).

 ちなみにこの28万円は多すぎじゃね?というのであれば前述したとおり普遍的な意味での健康で文化的な最低限度のライフを営むために最低限必要なマネーとはおいくらであるかということをちゃんとそのときどきの経済の状況に応じてダイナミックに変えていく必要があるということだろうと思うわけである.国政をになっている官僚諸賢は当然エリートであるわけなのだからこのあたりの計算はお茶の子さいさいであるとボクは期待したい.

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簡単にまとめ.

 というわけで最後にまとめておくとボクが思うにもしも人びとがその仕事をやることの意義のため,つまりはやりがいや生きがいのためにその仕事に従事するというワンダーな世界をつくるためには国が国民が皆あまねく生活に必要なマネーを心配する必要のないレベルでのマネーを保証してくれることが大切だと思うわけなのである.

 そういう意味では必要なのはベーシックインカムであり,在職老齢年金を制度変更して働く高齢者に給付する年金額を増やそうというなんだかよくわからない案が審議されている年金システムとベーシックインカムを置き換えたほうがいいんじゃね?という話なのではないかとボクは思うわけである.

 ちなみに人間というものは社会的な生き物であるから,社会とのつながり抜きでは生きてはいけないものである.そういった意味では死ぬギリッギリまで働いていた方がボクは精神的にも肉体的にも健康でいられると思うものである.

 ベーシックインカムの方が圧倒的に年金システムよりも高齢者には負荷が高くなることは確かであるわけなのだけれど,もはやボクはリタイアメントなどできるような御時世ではないと思っているので,死ぬギリッギリまで働く覚悟をしなければならないと思うわけである.そしてそんな死ぬギリッギリまで働かなければならないならば,その仕事をする意義のために働けるようでなければ,精神が満たされることがないように思うわけである.そしてその意義に国民が皆あまねくコミットするための支援として国ができることはボクはベーシックインカムしかないと思うものである.

ーー以上である.それではまた会おう,さらばだ諸賢!

《本稿はお題「最近気になったニュース」によせて書きました.》