#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

魚介豚骨つけ麺の元祖を東京アンダーグラウンドラーメン頑者で堪能する。

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 ボクはらーめ人間Z。らーめん視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。平和祈願のラーメンハンガーストライキへと昇華したラーメン断食もついに今日で97日目が経過した。いちいちこういう文言を書いていないと、ボク自身何のためにラーメン断食をしているか分からなくなってきてしまうから不思議だ。そんな何のためにやっているのかすら自分自身時折分からなくなってしまうラーメン断食であるわけだが、100日も外でラーメン食わないラーメンが好きな人間というのはなかなかいないものだと思っている。これこそがニッチオブザニッチ。ラヲタでないボクにとってはラヲタからの孤立という打たんでも良い布石を狙い澄まして打ちまくってきたことは思い返しても恍惚としてほくそ笑むことはあっても後悔するところは一片足りとてないのでないのである。あと3日、そんな自分の偉業を省みながらご飯三倍はいけそうな気がしている者です。

 さて、97日間も外でラーメン食わなかったボクにとって、外食ラーメンのプロモーション、広告、マーケティングの類はまったくもって無意味である。全く魅力を感じない。どんな外食ラーメンのプロモーション、広告、マーケティングの類を目にしても何の参考にもならないのだ(関連記事:参照1)。ボクはボクが自分でこのラーメンが食べたいと思ったものを食べに行くのであって、どうやら人からススっているのを見ても何も感じなくなってしまったようだ。ラーメンユーチューバーがSUSURU動画などは気持ち悪くて吐き気を催してしまう。どうやらことススルことに関して言えば、何も感じないというよりも気持ち悪くなってしまうようだ。食べたかったラーメンも食べたくなくなってしまう。つラーメン。ラーメン断食が捗ることはあってもラーメン断食を断念しようという要因足り得ないようだ。

 そういう意味ではボクには戦いの相手がいなくなってしまった。ボクのラーメン食べたいを刺激するのはボク自身の内底にあるラーメン食べたいであるらしい。そういったわけで、先週の木曜日に引き続き、ボクは魚介豚骨ラーメンを求めて巡礼徘徊していたころのことを思い出してボク自身と戦ってみたいと思う。

2017年初頭、ボクは魚介豚骨ラーメン食べたいらーめ人間だった。

 今年のはじめ頃、ボクは魚介豚骨ラーメン食べたいらーめ人間だった(関連記事:参照2)。都合がとてもよいことにボクにとってアクセスのいい池袋は魚介豚骨ラーメンのワンダーランドであるため、池袋周辺の魚介豚骨ラーメンのお店を巡り巡ってみていた。どういう根拠かは分からないが、ボクの場合、魚介豚骨ラーメンとなるといわゆるラーメンの形式ではなく、つけ麺形式で食べるほうがより魚介豚骨のスープの魅力を感じられるように思う節があった。そういったわけで思い立って訪れてみることにしたのが東京アンダーグラウンドラーメン頑者だったのである。

 東京アンダーグラウンドラーメン頑者の本店は川越にある(このエントリを書いたのは2017年7月20日であるが、2017年7月30日からその本店は店舗建て替えのため一時閉店となっている(外部リンク:参照))。本筋で言うならば本店に行こうという話ではあるわけだが、ボクはそんな意識の他界ことはしない。ナニ食ってるとラーメンを第一目的に旅に逝きたいと思うのかボクには理解できなからだ。ボクは小江戸川越を何か別の理由で訪れてみたいと思った時に、たまたま空いていたら頑者本店に行ってみることがあるかもしれないが、頑者本店を訪れることを目的に小江戸川越に逝くことはない。

 そんな池袋の東京アンダーグラウンドラーメン頑者のアクセスはJR池袋駅の改札を出て10分とかからないところにある(参考:google:池袋 東京アンダーグラウンドラーメン頑者 アクセス)。ボクの場合は、雑踏が嫌いなので池袋東武のメトロポリタン口方面の地上から向かう(池袋の東京アンダーグラウンドラーメン頑者はその名の通り東武ホープセンターというフードコートっぽい地下街にある。だから普通の人は池袋駅の地下から西口方面へ向かっていくはずだ)。そしてみずほ銀行池袋西口支店の脇にある階段を下って東武ホープセンターへと下って行くのだ。ボクはこのルートが気に入っている。何度も言うとおり雑踏が嫌いだからだ。如何にして雑踏に疲弊しないラーメン店へのルートを開拓するかというのはボクの中ではかなりウエートの高いジム作業なのである。

 ボクが東京アンダーグラウンドラーメン頑者を訪れた日、たまたま行列はゼロであった。ボクは行列がゼロでなければ入店を、しない。待つのが嫌いだからだ。東京アンダーグラウンドラーメン頑者でさらにありがたいのは券売機が店先にあることと、決済を電子マネー(Suica)で行うことが出来る点だ。駅チカということもあるのだろう。駅チカや駅構内にあるラーメン店は決済の点でワンダーであることが多い。ボクはできるだけ小銭ジャラジャラからは解放されたい者である。だから、大半のラーメン店での決済の仕方には仕方ないと諦めてはいるわけだが不満がある。その点、この東京アンダーグラウンドラーメン頑者はワンダー。

魚介豚骨つけ麺の元祖を東京アンダーグラウンドラーメン頑者で堪能した。

 店内に入ると外の行列はゼロだったが空き席は奥のどん詰まりが一席空いているのみであった。平日の14時くらいに訪れた覚えがあったのだが14時でもオフピークではなかったようだ。奥の席に通されて、購入した食券を渡す。この頃はまだ寒かったので「熱盛は可能ですか?」と女性スタッフの方に尋ねると「可能ですが、お時間余計にかかりますがよろしいでしょうか?」と女性スタッフの方は答えた。ボクは「大丈夫です。熱盛でお願いします」と言った。

 女性スタッフの方に断りをいれていただくまでもなく熱盛は時間がかかるものであるから、つけ麺が出てくるまでの待ち時間は例によって手持ち無沙汰となった。手持ち無沙汰とは言え、スマホとにらめっこをするのでは芸がない。だから店内を観察していたわけなのだが、どうにも気になったのはスタッフの数がお店のサイズに比べて多すぎはしないかという点だった。いちいちスタッフがすれ違うのにぶつかっていて手狭そうにみえた。一体何のためにこんなに人数を雇っているのだろうと不思議に思ってしまった。少なくとも4−5人スタッフがいたように見えたが半分でよくないか?と思わなくもない。

 魚粉をふんだんに盛りつけてある魚介豚骨のつけ汁には昨今なかなか巡り会えない。そういう意味で貴重な一杯に出会えるお店と言っても過言ではない。

 15分経ったか経たなかったかといったところでやってきたつけ麺。女性スタッフから手渡しされたわけだが、丼の底にはアブラがついていた。。ラーメン店あるあるではあるのだが、手は一応拭いておいてほしいといつも思ってしまう。ボクはラーメンは雰囲気で食べる者なので、味についてはとやかく論考を述べることはしない。味の好みは人それぞれであるし、ボクが美味いと思ったものをあとでドコの誰とも知らぬまともで素晴らしい方にそのお店のつけ麺は美味くないとかご丁寧なコメントを頂いてもナニも嬉しくないからだ。ただ一言言えるのは、やはり魚介豚骨つけ麺の元祖であるだけあって、魚粉をふんだんに盛りつけたつけ汁に目を奪われたということであろう。そもそも最近は意識他界女性へのアッピールに余年のないナヨナヨとした味の薄いラーメンがメディアを賑わせているので、この手の無骨な見た目のつけ麺を見ることが珍しくなっているように思ったからだ。ボクはむしろこういう無骨な見栄えのつけ麺やラーメンの方が好きだ(歳とってから糖尿病や高血圧などの成人病の苦痛に悩まされたくないので塩分の摂り過ぎにだけは気をつけたいところであるが、ボクが美味しいと思うラーメンはどうしても味がはっきりしたラーメンであるので仕方がない)。余談だが、寒い日に熱盛のつけ麺はやはり無類である。

 また東京アンダーグラウンドラーメン頑者に行きたいかと言われたら、空いてるか空いてないかで考えるといったところだろう。少なくとも電子マネーで決済できるという点がとても魅力的なお店であるし、何より魚介豚骨つけ麺らしい見栄えを損なわないでいてくれる魚介豚骨つけ麺を堪能できるお店であるから、そういった雰囲気を味わいたくなることがあったら、ふらりとやってきたいと思ったりしている。あくまでボクにとってはだが、ラーメン断食を断念するに足る魅力はあるお店であることは間違い、ない。

お題「復習らーめん。」によせて書きました。)