#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

ハイデイ日高の日高屋はシニア層の胃袋ゲットして営業最高益(2017年3~5月期)なのかもしれない。

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 ボクはらーめ人間Z。らーめん視点でないとブログが書けないまともない人間だ。平和祈願のためのラーメンハンガーストライキと昇華したラーメン断食、今日で86日目。ボクはラーメン断食100日目でプロのラーメン断食家を襲名することにした。あと14日だ。もはやここまでくるとあと14日くらい我慢することは全く苦にすら感じなくなってきている。外のラーメンってもしかしてなくてもなにも困らなくないか?と疑問にすら感じ始めている者です。ともあれ、100日目指してがんばるぞ。。エイエイオー!

www.hobonichi-ramen.com

 先日、ボクは上述のエントリを書いた。日高屋は絶好調らしい。ちょい飲みのオッサン需要とちょい野菜オバハン需要を抜け目なく獲得して最高益を更新したというのだ。

2017年3~5月期も日高屋のハイデイ日高は好調を維持しているようだ。

www.nikkei.com

 直近の2017年3~5月期でも同日高屋のハイデイ日高はあいかわらずのゼッコーチョーのようだ。

既存店売上高も好調で、3~5月の累計は前年同期比2.4%増えた。雨が少なく比較的好天が続いたため、日中はシニア層による来店頻度が上がった。仕事終わりの会社員や女性客の来店も増え、午後10~11時台にかけての顧客の取り込みが進んだ。
引用元: ハイデ日高、営業最高益へ 3~5月単独 1割増、女性客を開拓 :日本経済新聞

 前回のちょい飲みオッサン、ちょい野菜オバサン需要にプラスしてボクの目をひいたのは「午後10~11時台にかけての顧客の取り込みが進んだ」という部分だ。これはもはやちょい飲みというより、居酒屋と化しているのではないだろうか。一体、日高屋はどこに向かっているのだろう。もはやラーメン屋というより日高屋という業態になっていると言っても過言ではないのではないだろうか。

東京・荒川などに新たに3店舗を出した。新規出店から閉店を引いた純増数は2店舗だった。
引用元: ハイデ日高、営業最高益へ 3~5月単独 1割増、女性客を開拓 :日本経済新聞

 ちなみに日高屋は新規出店攻勢をかけていそうに見えてその実、店舗の純増数は2店舗だという。首都圏600店舗体制を目指すというIRに対して「2月末の直営店舗数は397店舗(外部リンク:参照1)」だそうなので、地に足をつけながら着々と店舗数を増やそうとしているのだなあというのが伺える。

17.04.27 日高屋小田急マルシェ本厚木東口店オープンしました
17.05.17 日高屋蔵前駅前店オープンしました
17.05.22 日高屋西日暮里東口店オープンしました
引用元: 熱烈中華食堂 日高屋 | RAMEN HIDAKAYA

 日高屋のホームページから察するに2017年3~5月期の新たな3店舗というのは上述の3店舗なのだと思われる。閉店が1つあるはずなのだが、日高屋のホームページ(トップページ)からは分からない。

 ボクは実はこのうちの一店舗のオープン後直後にお店の近くを通ったことがあったのだが、ボクがびっくりしたのは日高屋に行列ができていたことだ。ちゃんとはボクは見なかったから確信はない。しかし、おそらくオープン記念の特別メニューとか特別価格とか集客のためのキャンペーンをやっていたからなのだろうと思う。しかし、東京ならめずらしくない日高屋に行列ができているのをみたときには「嘘だろ?!」と思うのを止めることができなかったのだ。ボクは日高屋の行列に並ぶくらいなら、今は家でトマトでもキメたい(参照2)。

日高屋はシニア層の胃袋までゲットしたのだろうか。

 ところでボクがたまたま前を通りかかる日高屋がたまたまそうなのかもしれないのだけど、いつもボクが日高屋の店内をみるといるのはほとんどシニア層なのだ。「日中はシニア層による来店頻度が上がった。仕事終わりの会社員や女性客の来店も増え」と日本経済新聞の記事は伝えているのだけど、ボクの目には日中もシニア層、夕方もシニア層、そして晩もシニア層でお店が埋まっているような気がしてならないのだ(多分たまたまボクが前を通りがかる日高屋がたまたまそのタイミングでシニア層が多いのだろう)。

 シニア層の胃袋をゲットしてナニが悪いといったことをボクは言いたいのではない。むしろ少子高齢化社会においてシニア層の胃袋ゲットするというのは、短い目で見ればとてもスマートな戦略だと思うからだ(楽観的に過ぎるかもしれないが20年は安定的に収益を得られるのではなかろうか)。長い目で見たらジリ貧だというのは言うまでもない。だから、日高屋のハイデイ日高にはきっと次の算段があるのだとボクは睨んでいる(実際のところは知らない)。

 ちょい飲みオッサン、ちょい野菜オバハンときて日中ジジババ需要まで手に入れた日高屋にボクは大きなスキを見出すことはできない。あえて上げるなら若年層とインバウンドといったところだけど、その需要まで獲得したとき、日高屋の店内は一体どういう光景になっているのだろうか。よく分からない。なんとなく今以上にボクは入りづらくなる気がしないでもない。しかし、実際のところは分からない。

(アイキャッチは楽しそうに食事をしている老人のイラスト。ボクがよく見かける日高屋にいるシニア層はこういったイメージではない。お題「最近気になったニュース」によせて書きました。)