#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

不義理とはナニカ。

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 先日書いた上記のエントリから不義理(以降フギリと表記)だけスピンアウトして自問自答するエントリ。このお題、なかなかに興味深い。

 そもそも不義理という言葉の意味は何なのだろうか。iPhoneの内部辞書はコピーができないのでウエッブ上から大辞泉で引いた「義理」の意味を引用しておいてみる。

ぎ‐り【義理】 の意味
1 物事の正しい筋道。また、人として守るべき正しい道。道理。すじ。「義理を通す」「義理にはずれた行為」
2 社会生活を営む上で、立場上、また道義として、他人に対して務めたり報いたりしなければならないこと。道義。「義理が悪い」「君に礼を言われる義理はない」「義理をわきまえる」
3 つきあい上しかたなしにする行為。「義理で参加する」
4 血族でない者が結ぶ血族と同じ関係。血のつながらない親族関係。「義理の母」
5 わけ。意味。
出典:デジタル大辞泉

 この「義理」がないことが「不義理」であろうから、意味として通るのは上記の例で言うと、1か2の否定。

 1に関して言うとウエッブ上の正しい筋道っていうのがあるのならそういうものを知りたいところ。ウエッブモラルズ、ウエッブコモンルールズみたいなものがあるのならそれを学びたい(あった気がするのでそれはまた別の機会にこれだよね、を探したことでも書いてみよう)。ただそういうモノは今のわたしにはすぐにコレというものが出せないので、わたしの中でウエッブモラルズと思っているものはと言えば「リアルワールドでやるべきでないと言われているようなものは同様にウエッブでもやるべきではない」と言ったところだろうか。それが正しい筋道かな、と。例えばダレカのプライバシーを侵害したりするのは正しい筋道に沿ってないとわたしは思う。そういうことをさらに謝罪もしないようなウエッブ上の人間や企業がいたとしたら(いたような気がする)がフギリなんじゃないの?とは思うのだが。どうだろう。

 2の意味で言うと、わたしがエントリの内容がしっくりくる。ウエッブ上の見知らぬ得体のしれないダレカが勝手に期待した報いに応える義務ってわたしにも他のウエッブ上の得体の知れないダレカにはないでしょ。そういうのを言い出すのはむしろ野暮。ブログはわたしは娯楽だと思っている。娯楽として楽しめないようなものは読まないが吉。楽しめないものに難癖をつけるのはするのもされるのもできるかぎりわたしはやめておきたい。わたしはブログで疲弊する気ゼロ。レスザンゼロ。永遠のゼロ。わたしはブログは読むのも書くのも楽しみたいだけ。楽しめないブログは読むの途中でやめるし、書くなららーめんによせてフミコフミオインスパイアな文章を書くのを楽しみたい。

 さて、1でも2の意味でとってみてもこれって不義理っていうやつなんじゃないの?と思っているものがわたしにはある。以前わたしがわたしが素良にらーめんを食べに行かないたったひとつの理由というエントリを書いた時に素良というらーめん店に行くと言い、わたしを基地外呼ばわりした方々がその後ギリを果たしたのかどうか、だ。わたしはネットで基地外と呼ばれることはむしろ褒め言葉だと思っているのでわたし自身が基地外と呼ばれるのはスルーするのでいいのだが。前者の方が気になっている。そのエントリにネガティブコメントをつけ素良というらーめん店に行ってみると言っていた方々はギリガタク素良というらーめん店に行ったのだろうか。もちろん素良を支持するコメントを書いているのだから行ったんだよね。それがギリだと思うんだけど違うのかな。きっとそのお店に行って悪いことをしても謝罪しない株式会社ソラノイロとその代表である宮崎千尋氏を擁護するブログを書いていることだろう。1の意味で言うとギリを果たすってそういうことだよねとわたしは思うからだ。ちょっとそれらのネガティブコメントのアカウントを見てみたがそういうブログを書いているフシはない。彼らはどうやって自分の言葉に対するギリを果たしているのだろう。気になるところ。

 そういう人たちは素良に行くと行っておいて行ってないとしたら自分の言葉に責任をもって発言してないってことだよね。行ってるならいいけど、行ってないならそういうのをフギリって言うんじゃないのかなあ。少なくとも株式会社ソラノイロとその代表である宮崎千尋氏に対してはフギリだんじゃあないのかなあ。

余談。

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 ちなみにその素良というらーめん店だが近日2017年1月15日をもって「一旦」閉店だそうだ。

いっ‐たん【一旦】 の意味
[名]
1 一度。「一旦は中止と決まっていた」
2 しばらくの間。一時。
「―の楽しみにほこって、後生を知らざらん事の悲しさに」〈平家・一〉
3 あの時一度。
「―の御心をそむき」〈曽我・七〉
[副]
1 ひとたび。一度。「一旦怒りだすと、手がつけられない」
2 ひとまず。一時的に。「一旦帰国する」
[アクセント]はイッタン、はイッタン。
出典:デジタル大辞泉

 閉店に「一旦」というのがわたしには意味が分からないのだが、再開する気があるのかもしれない。さて、フギリにならないようにするためには潰れる前にこのらーめん店にさきほどのはてなブックマーカー諸氏はこのお店に行くべきだと思う。是非ギリを果たしに行ってみて欲しい。わたしは絶対に行かない。行かないと言っているものに行かない。それがわたしの果たすべきギリだと思っている。

お題「てぬきらーめん。」:アイキャッチはてぬきの義理チョコのイラストの使い回し。ただしいらすとやさんに対する感謝の思いにてぬきなし!