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らーめ人間Z。がほぼ日刊でらーめんについて綴るただの日記。文体ときどきフミコフミオインスパイア。食べたラーメンの記録、訪問店の感想だけでなく、ラーメン関連のイベント、キャンペーンの情報などもシェアしていくよ。よろしくね。ピース。ほぼ日刊イトイ新聞とは関係ありません。写真をはじめとしたすべてのコンテンツの無断転載はお断り!

カールがなければうまい棒を食べればいいじゃない。《後編》

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 ボクはらーめ人間Z。らーめん視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。ラーメン断食スパイラルの底なし沼にハマるボクはそれを半島の混乱に対する抗議のラーメンハンガーストライキに昇華させた。これからの時代はうどんだ。それでもボクはらーめ人間を名乗り続ける者です。

 俗世がカールショックで盛り上がっている。だから昨日ボクは「カールがないならうまい棒を食べればいいじゃない(参照)」と提案させてもらった。ボクは別段カールが好きなわけではなかった。むしろうまい棒の方が好きだ。だから何もカールロスでショックを受けることはないし、カールの販売終了は需要がなかったことによる必然だと思うのだが、ということを書いた。

 前回のエントリでは「カールと似たようなスナック類では、カルビーの「じゃがりこ」など単価が高く、しかもかさばらない商品がコンビニの陳列棚に並んでいて、かさばるカールが入り込む余地は少なくなっていた(引用元:「カール」が映す日本社会の風景 編集委員 田中陽 :日本経済新聞)。」などとトンチンカンなことを主張していた日経新聞の記事を紹介した。ボクはもっと単純にカールは人気がなかったと思っている。人気のないもの(需要のないもの)が市場から淘汰されるのは当たり前だからだ。

カールが売れなかったのは単純に需要がなかったのとキチンと明治がマーケティングしなかったからだと思う。

 ピークの1990年代に約190億円あった売り上げが、3分の1にまで減っていたカール。明治は不振が続いた理由を「ポテトチップスなど競合する菓子に顧客を奪われたため」と説明する。だが、カールが東日本の店頭から消える理由は、10~20代の若者からそっぽを向かれたことが大きい。

 そんな同じ日本経済新聞とは思えない記事が2017年6月2日の朝刊に載っていたので抜粋した。前回のエントリは日経の編集委員の憶測で書かれている内容とはいえ、やはり当事者の言うことの方が納得感があった。「カール」が「じゃがりこ」に負けたと考えるよりも「ポテトチップス」に負けたという方がよほど納得感がある(まあ、ボクの場合はカールと一番競合していたのはうまい棒だと思っていたわけだが)。

 長寿ブランドといえども、長年築いた名声だけで売り上げを維持できない。若者など新しい顧客の開拓が欠かせない。他の菓子メーカーはカールと一線を画し、長寿ブランドでも若者層の需要開拓に余念がない。
<中略>
 おやつカンパニー(津市)は「時代の変化に対応する」ため、長年親しまれてきた菓子「ベビースターラーメン」の看板キャラクター刷新に踏み切った。

 明治が他の競合と比較して「カール」のマーケティングを疎かにしたという指摘もごもっともだと思った。編集委員のトンチンカンさはどこへやら。日本経済新聞あるあるだが、新聞社としての見解はある程度統一感をもってもらいたい。

 ベビースターラーメンについて触れられていたので、ボクのポジショントークを差し込んでおきたい。おやつカンパニーがベイちゃんとビーちゃんを強制的に引退させた件はマーケティングとして成功だったのか否かはまだ結果を論じるには速い気がしている。この部分は明治のマーケティングが微妙なのを指摘するのには蛇足感をボクは感じた。

口コミに頼らず自分でキチンとマーケティングをしようよ。

 最後に余談だけど食品業界でマーケティングをうまくやれている企業っていうのはそもそもあるのだろうか?すくなからずボクは意識他界系のラーメン店のマーケティングは意識他界だけあって、ちがう世界に逝ってしまっているように感じられてならない。

 ボクは口コミから有用情報を得られるとあまり信じていない。本当にいいものは誰がみたっていいからだ。特定の目利きがいいと言っているものがいいわけではない。ボクは商品、製品ないしサービスを提供する当事者が自分自身で製品のアッピールをキチンとするべきだと思っている。カールの件で分かるのはそういう自助努力を明治ほどの老舗ですらおろそかにしているということではないだろうか。

 ラーメン店のマーケティングの話に戻るが、少なからずボクが食べたいラーメンを食べたくなくしてくれるような口コミ情報(ラヲタ、ラーメンインスタグラマー、ラーメンユーチューバー)が有用情報として扱われている限りにおいてはボクは常にラーメン食べたくない状態にいることだろう。食べたいラーメンを食べたくないに変換する口コミマーケティングが存在するということにどれだけの人たちが気づいていくのか、それとも気づかないのか、ボクには分からない。

 しかし、ラーメン店の人が本当に幅広く多くの人に自分の作った素晴らしいラーメンを食べて欲しいと思っているなら、自分自身で自分のつくったラーメンの魅力をアッピールする努力をしないのはボクは怠慢だと思っている。

(どんなに素晴らしいモノを創り出しても、それが世の中に認められるとは限らない。アッピールの仕方次第ではむしろ気持ち悪いと敬遠されたりしてしまう。日本人は得てして事故アッピールしがちだ。素晴らしいラーメンを素晴らしい自己アッピールしてくれるラーメン店があったら、ボクはラーメンハンガーストライキのことなど忘れてしまい、そのラーメン食べに行くだろう。そんなボクのラーメン断食は49日目。明日でついに50日目だ。アイキャッチはポスティングのイラスト(男性)。こういうのは愚策だよね。お題「らーめんあまり関係ない雑記。」によせて書きました。)