#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

けものフレンズはまともアニメだよね?

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 ボクはらーめ人間Z。らーめんを通してしか物事をみることができないらーめん俗世で日々まとも人間になるために修行している。らーめん俗世は本音トークすると怖ろしい目に会うところなので、ストレス耐性ゼロのボクはいつまたらーめん出家してしまうか気が気じゃない。早くまとも人間になりたい。

 さて、所謂まとも人間が暮らすまとも俗世では、けものフレンズが話題だ。このままいくときっと今年の流行語対象に「けものフレンズ」が選ばれるに違いない。素晴らしい。ボクもまとも人間に少しでも近づくためにまとも俗世のトレンドにはライドオンタイムライドオンタイムしておきたい。「そーなんだー!!」「わーい!!」「たーのしー!!」してみたい。

 ただまとも俗世のけものフレンズの評判を聞いていると「IQの低下を招く」「IQの上昇を招く」と真逆なことを言ってたり、アニメを観なくとも「たーのしー!」と言いさえすればフレンズとか言われてたり、懐が深いのか浅いのかよく分からない。ボクはただ「わーい!!」「すごーい!!」「君は◯◯のフレンズなんだね!」というレトリックの軽快さがとても気に入っていて使ってみたいだけなのだけど、やっぱり一度もアニメそのものを観ないで使うというのは気が引ける。というわけでけものフレンズを観てみることにした。

 第1話がニコニコ動画で観れるのは知っていたのだけど、なんとなく録画して第6話「さばんなへいげん *1」から観てみることにした。結論から言うとこれまで「わーい!!」「すごーい!!」「君は◯◯のフレンズなんだね!」レトリックが延々と繰り返されるアニメなのかと思っていたら、第6話「さばんなへいげん」では「わーい!!」「すごーい!!」「君は◯◯のフレンズなんだね!」のうちの「すごーい!!」くらいしか使われていないようだった。なんだかイメージしてたのと違う。第6話のあらすじを一言で言うと「縄張り争いをちゃんばらごっこで平和的に解決してた。」

 ボクはけものフレンズはもっともっとキチガイ地味たアニメなんだと思っていた。Dr.スランプをもっと強烈にした感じなのかと思ってた。かなり肩透かし。第6話に至るまででガス抜きが済んでしまったのだろうか。放送時間帯が深夜だけど、お子様向けの教養アニメをみてるみたいなそんな印象だった。脳みそお花畑な感じは漂っていたけど、クレイジー要素ゼロ。レスザンゼロ。永遠のゼロ。まともアニメだった。きっつー。

アニメを観るよりも前にボクが読んでいて一番しっくりきたのがはてなの匿名ダイアリーのx けものフレンズを観ているとIQが下がる o けものフレンズを観ていると我々..というエントリだった。匿名ダイアリーが一番しっくりきたっていうのもどうなのっていう感じだけど。ボクはこのエントリが一番しっくりきた。ちょっこし引用させてもらうよ。

相手の良さを見つけ尊重し、
過ちがあれば素直に謝罪し、
自分の大切な部分は譲らず、
何より優しさに溢れている。
引用: x けものフレンズを観ているとIQが下がる o けものフレンズを観ていると我々..

 
これはこれ以上ないくらいのまとも人間なんじゃないだろうか。ナニコレ、論語?サーバルちゃん、孔子?

らーめん俗世にいると怖ろしい目に会うとボクは冒頭に言ったけど、ボクが二度と会いたくない過ちがあっても素直に謝罪できないらーめん店主や優しさの欠片もない伏魔殿の亡者たちはけものフレンズを観たらどういう感想を持つんだろう。アニメを実際に観てみたらボクにはとても「そーなんだー!!」「わーい!!」「すごーい!!」「君は◯◯のフレンズなんだね!!」「たーのしー!!」とかチャラけて使える気が全くしなくなってしまった。相手に対するリスペクトがないと使えないレトリックだったのだもの。

第6話が特殊だったのかもしれないから、けものフレンズの第1話をニコニコ動画で観てもう一度勉強をし直してみようと思う。

ボクが勉強のために読んだエントリ。

お題「エアらーめん。」お題「らーめんあまり関係ない雑記。」によせて書きました。アイキャッチはサーバルのイラスト。「いらすとやちゃんはリクエストなくても応えちゃうフレンズなんだね!!」「わーい!!」「すごーい!!」)

*1:id:msdbkm ご指摘ありがとうございます。