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らーめ人間Z。がほぼ日刊でらーめんについて綴るただの日記。文体ときどきフミコフミオインスパイア。食べたラーメンの記録、訪問店の感想だけでなく、ラーメン関連のイベント、キャンペーンの情報などもシェアしていくよ。よろしくね。ピース。ほぼ日刊イトイ新聞とは関係ありません。写真をはじめとしたすべてのコンテンツの無断転載はお断り!

馳走麺狸穴(池袋)でワンダーな濃厚魚介つけ麺をキメたメモワール。

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 ボクはらーめ人間Z。らーめん視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。平和祈願のラーメンハンガーストライキへと昇華したラーメン断食も今日で、90日目だ。ボクはラーメン断食100日を達成することができたら、プロのラーメン断食家を襲名することを宣言した。あと10日。食べたいと思ったラーメンが気づくと食べたくなくなってしまう不思議現象に苛まれているボクにとって残り10日程度のラーメン断食は何の支障もない。このままラストスパートをキメて颯爽とゴールインしたい者です。

2017年初旬、魚介豚骨ラーメンのワンダーランドな池袋で魚介豚骨ラーメンの巡礼をしていた。

 とはいえ、そんな楽勝ムード漂うプロのラーメン断食家襲名までのロードマップなわけだが、そんな艱難辛苦もない道のりで勝ち取ったプロに価値があろうか。いや、ない。ボクはあえて自分で自分に闘いをを挑んでみたいと思っている。ボクがこれまでに食べたワンダーなラーメンを思い出すことによって、自分自身との闘いを事故演出してみることにしようと思う。幸いなことに今年の年初、ボクは魚介豚骨ラーメンが食べたくて仕方ない奇病におかされていたため、魚介豚骨ラーメンのお店を巡っていたのだ。ボクはそのメモワール(個人史)を思い出しながら綴っておこうと思う(参照1)。

 魚介豚骨ラーメンを巡礼するのならば、池袋がワンダーランドだ。ボクが巡礼した魚介豚骨ラーメンのほとんどは池袋駅のほど近くで営業をしている。今日ボクが書いてみようと思う《狸穴》というお店は、池袋東口を出て、明治通り沿いに旧豊島区役所方面に歩いて行った先にある(旧豊島区役所の横手にある)。

 ボクが池袋東口に出るとき、ボクはいきなり地上にはでない。池袋東口は人が多すぎるのだ。特にここ数年は外国人観光客が増えたこともあって、東口は日本人よりも外国人観光客で賑わっている。池袋駅の東口にいきなり地上に出ると、大抵耳に一番最初に入ってくる言語は中国語であることが多い。池袋西口には韓国人街、中国人街が昔からあるのだが、ついに東側まで大陸化してきている様相を呈している。池袋はワンダーランド。

 ボクは行列に並ぶのも嫌いだが、人混みも苦手だ。わざわざ人混みに紛れようと思うようなマゾ人間ではないのだ。だから、ボクはISPの地下通路を通って明治通りを渡るのだ。そして、あまり人通りの激しくない地下出口から地上へ帰る。旧豊島区役所方面には明治通りを沿って行くのではなく、ちょっと脇の道を通って行く。表通りを通るより、脇道を通ったほうが人通りが少ないのだ。池袋を訪れる人たちの大半は埼玉県民と言われるように、池袋に土地勘がないのだろう。だから、みな表通りを歩きたがるようだ。ボクは池袋の表通りを歩かない。

 明治通りの裏手の道を進んでいくと、旧豊島区役所の裏手に出る。豊島区役所は新庁舎が出来てそちらに移転している。再開発をするようで、ボクが《狸穴》に行った日にはちょうど旧豊島区役所跡に何かを建てている最中だったようだった。特に調べてはいないので旧豊島区役所跡に何ができるのかはボクは未だに知らないのだが(もう何かできているのかもしれない)、ボクが通ったときは建設現場特有の仮囲いに囲まれていた。ボクが通った旧豊島区役所の裏手の通りには何ができるかという建設計画のようなものは貼られてはいなかった。ちなみに唯一貼ってあった張り紙に書かれていたのは「暴力団関係者立ち入り禁止」という張り紙で、ボクはもしゃもしゃすることになった。後日、共謀罪法案(組織的犯罪処罰法改正案)が国会で可決され、2017年7月11日に施行されたわけだが、それでこういった張り紙の必要性がその後なくなったか否かについてはボクには分からない。

 「暴力団関係者立ち入り禁止」という張り紙でもしゃもしゃした心持ちになったボクだったわけだが、この頃のボクにとっては魚介豚骨ラーメン食べるほうが何にも増して気持ちが勝っていたらしい。旧豊島区役所裏手の道を進み、十字路を左手に入り《狸穴》に辿り着いた。このラーメン店はラーメン官僚が紹介しているお店でもある。その筋の有名人が紹介するだけあって(ようはその筋では誰でも知っているお店ということだ)、ランチ等のピーク時間帯に行くとそれなりの行列になっているお店なわけなのだが、このボクが訪れた日は待ち時間ゼロで入店することができた(そもそも通し営業がありがたいお店なので、ピーク帯に行こうというのがボクにはよく理解できない)。

 何度も書くとおり、この頃ボクは魚介豚骨ラーメンを食べたいらーめ人間だった。だから、この時ボクが食券機で買ったのは濃厚魚介つけ麺だった。同じ値段で並と大盛が値段一緒なのだが、記憶が間違っていなければボクは特盛にしたような気がする。大分時間が経過してしまったので記憶が曖昧になっている。

 ちなみに待ち時間ゼロで入店はできたが、17時になるかならないかの時間帯だったと思うのだが、男子学生(高校生)で店内ごった返していたような気がする。女性の姿もまばらにあったような気がするが、ボクは女性に魚介豚骨ラーメンはおろかラーメンそのものを食べることをおすすめしないので、女性が少ないほうが安心してしまう。

熱盛、特盛で頼んだ馳走麺狸穴の濃厚魚介つけ麺はお世辞抜きにワンダー。

 この頃はまだ寒かった記憶がある。ボクはつけ麺を頼むときに熱盛をお願いするのをよく忘れてしまうのだが、たしかこのときは熱盛にするのをお願いするのをわすれなかった気がする(参照2)。寒い日につけ麺を冷盛で頼む人の気持ちはボクには理解できない(ボクは寒い日に熱盛を頼むのを忘れて後悔することはあっても、熱盛にするのを忘れてよかったと思ったことがないからだ)。

 寒い日に熱盛のつけ麺を注文する唯一のデメリットはただでさえ調理に時間がかかるつけ麺が、余計に調理に時間がかかるようになることだ。このときもたしか待ち時間が15分とか20分とかかかっていたような気がする。その間、暑苦しい男子学生たちの間にサンドイッチになっているのが、つラーメンだったような記憶があるような気がしないでもない。ボクはつけ麺のつけ汁は堪能したいが、男子学生の男汁を堪能したいなどというよく分からない嗜好はないのだ。しかし、嫌な記憶というものはあまり思い出さないのが吉なのである。だからボクはあえてそんな男汁を堪能しそうになったつラーメンな記憶のことは深く思い出すのはやめておこうと思う。

 店先に三河屋製麺の麺箱が積み上げてあったのだが、馳走麺狸穴の麺が三河屋製麺の麺なのかどうかボクは知らない。

 長い待ち時間の末に出てきた濃厚魚介つけ麺は言うまでもなくワンダーだった。特盛が麺何グラムあったのか分からないが、濃厚なつけ汁でもしゃもしゃと無心に食べていると(ボクは結構よく噛んでモノを食う方なので食べるのはゆっくりなのだが)あっという間に(気持ちの上ではという意味だ)食べ終わってしまった。当然ながら、残ったつけ汁のスープ割りを頼むのも忘れない。《狸穴》が良く分かっているなあと思うのは、スープ割することでスープそのものの味変がなされることだ。たしか柚子の切り身を加えて清涼感を増す工夫をしていたように記憶している(記憶違いだったらごめんね)。つけ麺のつけ汁を完飲することは基本的にしないボクだが、あやうくつけ汁を完飲してしまいそうになったということを言っておこう。それくらい危険なスープ割だった。まったくもって油断ならないワンダーつけ麺だった。

 やはり、自分が過去に食べたラーメンを思い出すという行為はなかなかに危険だ。今ボクはまた《狸穴》を訪れたくなってきている。行列していたら、ボクはお店の前を通りすぎてもスルーするつもりだが、行列してなかったらふらりと入店してしまいそうだ。ラーメン断食100日をキチンと達成したら、そのうちまたこっそりと訪れてみることにしよう。今は、夏だ。夏に食べるなら今度は熱盛ではなく冷盛のつけ麺にしたい。こちらにはまぜぞばもあるのでまぜそばも捨てがたい。ラーメン断食100日を達成した後の楽しみができたぞ。ヤター!

(2017年7月現在、ボクはこの《狸穴》に日々二日酔いを後悔するラーメンインスタグラマーが通いつめてはいないことは確認している。《狸穴》はボクの安全地帯かもしれない。お題「復習らーめん。」によせて書きました。)