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湊かなえさんの「リバース」を読みました。

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 悲報(参照)。2017年のゴールデンウィークの大型連休が終わってしまいました。大型連勤のルーティーンの幕が開けてしまいました。

 このゴールデンウィーク、ボクはいくつかの積読を消化した。その中の一冊が湊かなえさんの「リバース」だったというわけだ。湊かなえさんの「リバース」を紹介してみたい。

 ボクは湊かなえさんの本の読者のひとりだ。いくつかの未読本がある。しかし、湊かなえさんのミステリー作家としての処女作である「告白」以来、文庫化されたら読むようにしている。ボクの場合、「告白」のインパクトがあまりにも強すぎるため以降の作品についてはなかなか「告白」を超えるとまで思うことができずにいる。「リバース」もそういう意味ではボクの中での「告白」超えはならなかった。

 しかし、本作「リバース」は湊かなえさんの著作の中でも異色作だ。「コーヒーと蕎麦と蜂蜜の話だった」と言ったらどれだけの人が信じてくれるだろうか。世の中にはプルーフリーディングを動機に本を読む人もいるらしい。だからもしかしたら本作「リバース」が「コーヒーと蕎麦と蜂蜜の話だった」ということを確認するために本著を読んでみようという人がいるかもしれない。そんな方のためにリンクを差し込んでおこう。

 コーヒーと言えば、ボクもコーヒーが好きで毎日の朝のルーティーンとして豆を挽いてドリップしてキメることをしている。ゴールデンウィークの大型連休が終わりを告げ、大型連勤のルーティーンが再開されてしまったわけだが、ボクがいいたいルーティーンはその意味のルーティーンではない。最近は話題にものぼらなくなってしまったが、ラグビー選手の五郎丸歩さんがキメる「五郎丸ポーズ」のようなルーティーンの意味合い。ようは一種のおまじない、儀式としてのルーティーンというわけだ。

 ボクの好みのコーヒーの銘柄は「ケニア」だ。しかし、同じ「ケニア」でも焙煎したてなのか日にちがたっているのか、どこのお店で買ったのか、もろもろ条件によって豆の挽き方を調整しなければ納得のいく美味しさを追求することはできない。ペーパーなのかネルドリップなのかも味の違いを左右する。まさにそれらをいい感じに調整する工程を楽しむ儀式を朝行うのが楽しみなのだ。朝の忙しい時間にまだ慌てるような時間じゃないと心を落ち着かせる図太さを養うトレーニングにもなる。一石何鳥になっているのか分からない。朝のメンタルトレーニングというわけだ。

 コーヒーを朝キメることで癒される一番の瞬間はポットで湯を注いでいく瞬間だ。ペーパーにせよネルドリップにせよ、挽いた豆をドリッパーにセットして最初に80度くらいになったお湯を注ぎ蒸らす。焙煎したての新鮮な豆だと膨らんできてポコリポコリと息をする。このポコリポコリとしている様にボクは癒やしを感じるのだ。そして一番香りを楽しめるのもこの蒸らしの時間だとボクは思っている。コーヒーの香りを楽しみながら癒しも得られる。素晴らしい。

 ボクはこの朝の儀式をキメることで、変に肩の力が入りすぎてしまったり、入れ込んでしまうのを防いでいる。やる気があるのは大事なことだ。しかし余裕がないと視野が狭まってしまっていい仕事はできない。どうやって自分の平常心を保つ環境を整えられるか模索するのも日々の修行というわけだ。

 そういうわけでコーヒー好きのボクは「リバース」をミステリーとして以外も楽しむことができた。「リバース」はコーヒー好きには興味深い一冊と言えるかもしれない。

余談のコーナー。

 もちろん「リバース」は湊かなえさんの作品よろしくミステリー作品だ。

 作品解説によると最後のどんでん返しが予め決まっているお題に答えるという形で書かれた異色作だという。作品解説から読んでしまうととてもつまらなくなってしまうのでボクは作品解説から読むことはオススメしない。キチンと最初から順を追って読み通したあとに作品解説を読んでもらえたら、きっと「コーヒーと蕎麦と蜂蜜の話だった」というボクの意見にも賛同してもらえるのではないかと思っている。

 ところで同著「リバース」を原作とするTBSの金曜ドラマが2017年4月14日から放映されている(外部リンク:参照)。ボクは初回から観るのは逸してしまった。しかし、4話目を少し観てみた。その雑感として言わせてもらうならば、ドラマと原作は大分テイストが違っているというのがボクの抱いた印象だ。キャスティングもボクが原作を読んだイメージとは正直あっていない。別物として観たほうが変な感情を抱かずに済む作品なのではないかな、と思っている。

今週のお題「ゴールデンウィーク2017」とお題「読書らーめん。」お題「テレビらーめん」によせて書きました。アイキャッチはわたしが撮った「リバース」の紙の本です。透かしをいれていますが無断転載はお断りします。)