#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

客単価・客数ともにアップした真の「勝ち組」は9社(ハイデイ日高他)どまりの小売り・外食40社分析を受けて断つ。

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 ごきげんよう、読者諸賢。ボクはらーめ人間Z。ラ王真贋の使い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。
 
 ラーメーンを愛し健康を愛し、そして何よりも平和を愛するボクは、ラーメーンと睡運瞑菜350g、そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで、つまりは世界が平和になったと断言できるまで、外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間、つまりはホムンクルスとして異世界転生していた。早くラーメーン食べたい(関連記事:参照*1参照*2
 
 外でラーメン食うに食えない誓約と制約をもって異世界転生したボクは丸1年を超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆、つまりはプロのラーメン断食家、二つ名は「戦えラーメンマン」である。

客単価・客数ともにアップした真の「勝ち組」は9社(ハイデイ日高他)どまりの小売り・外食40社分析を受けて断つ。

 読者諸賢は昨今、小売・外食の企業がいかにして消費者の財布のヒモを緩める工夫、つまりは試行錯誤に勤しんでいるかをご存知だろうか?いち消費者たる自覚あるボクはデフレマインドの虜である認識があるので財布のヒモは常にガッチガチやぞという認識をしているものであるから、企業がいかにして消費者に財布のヒモを緩ませるというか、マネーを使わせてやろうかと画策しているかにつていはセンシチブに気にするようにしていたので気づいていた。

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 先日、そんな小売・外食の企業がいかにして消費者の財布のヒモを緩める工夫、つまりは試行錯誤に勤しんでいるかについて分析したという結果が日本経済新聞の紙面上で公開されていた記事をボクは読んだ。下記の記事である。本稿はその記事の内容からボクがおもちろいと思った箇所を引用して紹介するものである。

 まず分析の内容であるが「小売り・外食の主要40社を対象に、入手可能な3月(一部は2月)までのデータを使い客単価と客数の動きを分析した」ものであるという。

小売り・外食の主要40社を対象に、入手可能な3月(一部は2月)までのデータを使い客単価と客数の動きを分析した結果を4象限(縦軸:客単価,横軸:客数)のマトリクスにプロットした図。
小売り・外食の主要40社を対象に、入手可能な3月(一部は2月)までのデータを使い客単価と客数の動きを分析した結果を4象限(縦軸:客単価,横軸:客数)のマトリクスにプロットした図。
/出典元:https://www.nikkei.com/article/DGKKZO30433070S8A510C1EA5000/

 その分析結果を4象限(縦軸:客単価,横軸:客数)のマトリクスにプロットしたのが上記の図で「うち客単価・客数ともにアップした真の「勝ち組」がグラフの第1象限に位置する企業」なのだそうである。

 またその第1象限、客単価と同時に客数も増やし売り上げ増につなげた「勝ち組」は9社どまりだそうであり、その9社のラインナップは下記の表にある7社(マクドナルド,ファストリ,ツルハHD,ヤオコー,ドンキHD,ハイデイ日高,良品計画)+吉野家ホールディングス,ライフコーポレーションだそうである。いずれの企業もニッポンで生活をしていたら一度は名を耳にしたことのある錚々たる企業のラインナップと言えそうだ。

小売り・外食の主要40社を対象に、入手可能な3月(一部は2月)までのデータを使い客単価と客数の動きを分析した結果、値上げ力を発揮したとされている企業7社。
小売り・外食の主要40社を対象に、入手可能な3月(一部は2月)までのデータを使い客単価と客数の動きを分析した結果、値上げ力を発揮したとされている企業7社。
/出典元:https://www.nikkei.com/article/DGKKZO30433070S8A510C1EA5000/

 一方で気になるのは「9社どまり」という表現を日本経済新聞はとっている点である。分析の対象が40社でうちの9社だと分析対象の1/4が「勝ち組」という話になるのだと思うので、ボクは「分析対象の1/4も勝ち組」と思うものであるのだが日本経済新聞は分析対象の何割が「勝ち組」判定されるとすばらちいという表現になるのだろうか。

 ところで、何を隠すも隠すまでもなくボクが個人的にその9社どまりの勝ち組の中に目をとめたのは「ハイデイ日高」であったことはいうまでもない。ハイデイ日高とはニッポンにおいて幸楽苑HDの幸楽苑と薄利多売ラーメン戦争という大多数の皆さんには「しょーむな」と思われてしまうようなどうでもよい負けられない戦いを繰り広げている日高屋の運営企業のことである。

 ボクは日本経済新聞がハイデイ日高をとりあげた際にはつぶさにその内容について深掘りしてみることにしている。というのも日本経済新聞にいわせればハイデイ日高にしても幸楽苑HDにしても格安ラーメンは細る《うまみ》だそうであるので、果たして本当に格安ラーメンは《うまみ》が細っているのか気になるからである。

 幸楽苑HDの幸楽苑はともかくとして日高屋のハイデイ日高に関してはボクは原材料高や人件費の高騰を適宜メニューの値上げという形で転嫁するようにしていると思っているので日高屋の格安ラーメンの《うまみ》はとくに細っていないのではないかと思っている。

 なにより今回の日本経済新聞による分析においても名前こそはタイトルにも文面にもとりあげてもらってはいないが、ちゃっかりと9社どまりの「勝ち組」のなかにハイデイ日高は含まれていたからである。

 とはいえハイデイ日高が本当に勝ち組であるのかどうかについてはボクはちょっとモシャモシャしてしまう。なぜなら下記に引用する「2019年2月期4月度売上高速報」をみると全店としてはたしかに客数・客単価が昨対でプラスなのであるが、既存店に関してのみみると昨対でマイナスだからである。

ハイデイ日高の2019年2月期4月度売上高速報の全店における昨対比較。
ハイデイ日高の2019年2月期4月度売上高速報の全店における昨対比較。
/出典元:http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1578551

ハイデイ日高の2019年2月期4月度売上高速報の既存店のみにおける昨対比較。
ハイデイ日高の2019年2月期4月度売上高速報の既存店のみにおける昨対比較。
/出典元:http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1578551

 ちなみに日本経済新聞の分析は「入手可能な3月(一部は2月)までのデータ」を使用しているそうなので、4月以降の内容を加味するとどうなるのかは引き続き同じ調査を今後することがあれば明らかになることである。

 なにより値上げ力というものを測るのであれば、ハイデイ日高の日高屋が全面的なメニューの値上げをしたのは2018年4月30日であり、値上げによって客数がどのように変わるかがみえてくるのは5月だからである。

 というわけでボクがタイヘンに関心をもって観察していこうとおもっているのは6月に発表されるであろうハイデイ日高の「2019年2月期5月度売上高速報」というわけなのである。4月分の速報がコウカイされたのが「2018年05月07日」であるのでおそらく6月のその自分に5月分がコウカイサれることであろう。

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 最後に9社どまりの「勝ち組」の中でもとくに記事中で言及のあった2社のうちの1社、マクドナルドについての箇所を引用し、ボクの素朴な疑問をかきおいて本稿のシメとしようと思う。

 「マクドナルドの客単価は、3月までの3カ月で前年同期比5%強上昇。けん引役が大型バーガーの「グラン」シリーズなど500円前後の高単価商品だ。3月開始のプラス100円でパティを倍にできるバーガー、「夜マック」も単価引き上げに一役買う。 客数もファミリー層に的を絞った改装が奏功、約4%増だ。10日に発表した18年1~3月期の連結決算は、営業利益が88億円と前年同期比39%増加した。」

 マクドナルドに関しては上記のようにあった。何度でもたっぷりと言おうと思うのだが、ボクに言わせればマクドナルドは「遅い」「高い」「(純粋に味が)マズい」「(食の安心安全が)マズい」の4拍子がそろっているので期限切れ鶏肉問題が問題になるより以前からマクドナルドには行くこともなければマクドナルドのいかなるメニューも食していない。

 そもそもラーメンと同様にハンバーガーが健康に悪いのは調べんでも自明なわけなので仮に味がウマかったとしても、そう頻繁に食すものではないのである。ましてや高いなら当然である。ボクがタイヘンに素朴に疑問でならないのは、そんなボクにいわせれば「遅い」「高い」「(純粋に味が)マズい」「(食の安心安全が)マズい」の4拍子がそろっているマクドナルドが期限切れ鶏肉問題のあとの業績悪化から復活して値上げ力の勝ち組の称号をほしいがままにしているのかということである。

 ボクはさっぱりマクドナルドを食したいとは思わないのでわからないだけなのだと思うのだが「なぜマクドナルドがもともと高くてマズいハンバーガーをさらに値上げしても客数・客単価もプラスにできるほどの値上げ力を発揮できるのか」は今後とも興味をもって観察をつづけたい世の中のふしぎのひとつなのである。

 それではまた会おう。さらばだ、諸賢!!

《アイキャッチは小さくなった商品のイラスト。実は記事には「客単価が上昇した小売り・外食のうち、7割の21社で客数が減った」ともあった。小売りや外食に関しては無理しても貴重なマネーをつかわないといけないものではないことが多いのはいわんでもわかることである。値上げされれば消費者が買い控えしようとおもうのは必定であり、客単価があがって客数が減るというのが一番わかりやすい構図である。客単価があがってかつ客数も増えるというのはよほど魅力的な商品を顧客に対して提供しているということであり、そんな企業がそんなに数多く存在しているとしたらそのほうがすごくないか?とボクなどは思ってしまうのだ。分析対象が40社どまりのなかで「勝ち組」が9社も存在するということんほうがボクには驚きなのである。/本稿はお題「最近気になったニュース」によせて書きました。》

*1:世界終末時計が過去最短に。ボクは世界が平和になるまで外でラーメンを食わない!

*2:ボクはザ・ラーメンのことをラーメーンと呼ぶことにした。