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#ほぼにちらーめん

らーめ人間Z。がほぼ日刊でらーめんについて綴るただの日記。文体ときどきフミコフミオインスパイア。食べたラーメンの記録、訪問店の感想だけでなく、ラーメン関連のイベント、キャンペーンの情報などもシェアしていくよ。よろしくね。ピース。ほぼ日刊イトイ新聞とは関係ありません。写真をはじめとしたすべてのコンテンツの無断転載はお断り!

飲食店を点数で評価することの是非と食べログの点数の適正さについて考えてみた。

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先日、うどんが主食氏が食べログ問題に関してひどいポジショントークをしていたので指摘したら速攻でブロックされた話。というエントリを書いたのだが、それなりに反響があった。読んでいただいた方にはこの場を借りて感謝の意を評したい。

さて、とは言えわたしは弱小ブロガーゆえに、実際にはうどんが主食氏には声はとどいてないようであるし、食べログ関係者の方にも声はとどいてないと思われる。というのも、わたしはうどんが主食氏には未だブロックされたままであるので氏が何を釈明しても知り得ないし、食べログ側から特になにかコンタクトもない、もちろん食べログ側から新しいプレスが出ている様子もないからだ(後者の食べログからのコンタクトに関してだが、そもそも上述の食べログ側にとくにコンタクトを要望したエントリでもないので、当然といえば当然。だが、食べログのアンテナはどうやら高くはないようだ)。きっつー。

もともと空回りすることは覚悟の上で書いたエントリではあったわけなのだが、上述のエントリを書いたのち個人的にモヤモヤが再燃してきたのが「飲食店の評価を点数ですることの是非」と「食べログの点数の適正さ」についてである。

ちなみに、らーめんのブログなのになんでこんなエントリ?ということに関しては、承前した前回のエントリでも書いたとおり、わたしがうどんが主食氏にブロックされたきっかけとなったのが、某らーめん店のアカウントのうどんが主食氏のTweetをRetweetしたものをわたしが見て反応したことからなので、らーめんそのものとは直接的な関係はない。らーめんのエントリを期待して本ブログを読んでいただいている少数の大変気さくな方々には大変恐縮である。

ただ、今回の食べログ問題に関していうとうどんが主食氏の発言や食べログの対応をみていて、らーめん店にかぎらず、各方面の飲食店関係者のみなさんに対して大変不遜であるな、と思っていることは事実である。怒りの声をあらわにする飲食店の方もいるにはいるようだが、どうにも煮えたぎらない。もう少し飲食店の方々には食べログおよびうどんが主食というレビュアーに対して怒りを表にだしてみてもよいのでは?と思うところもあり、今回、また問題提起したく本エントリを書いてみようと思うに至った次第である。

目次

飲食店の評価を点数ですることの是非について。

若干長めのエントリとなるため、先に「飲食店の評価を点数ですることの是非」について個人的な見解、結論的なものを先に述べておくと、わたしの考え方としては以下のとおりである。

  • 飲食店の評価を点数で評価してもかまわない。

飲食店に点数をつけること自体は、是非のいずれかで答えなさいと言われたら、わたしは「是」。

点数をつけることによって、飲食店をこれから利用しようと思う人が利用するか否かをひと目でパッと判断できるというメリットがある。 ただし、一方で人間が点数をつけるとどうしてもそのときの感情や専門性、認知バイアスによって適正なものにならなかったり、ある人の3点とまた別のある人の3点が同じものではなくなる問題があるので、そういった問題を解決する不断の努力が必要になると思っている。その点数が飲食店に与える経営へのインパクトに関しても配慮を怠ってはならないだろう。

なので、点数をつけるのはよいが、前提条件として、その点数は最低限、公平で普遍的でかつ適正である必要がある、とわたしは思う。

  • そのためには点数は人間がつけるものではなく、レビュアーのレビューをセンチメント分析した結果からの自動採点(分析アルゴリズムは逐次適正になるように改訂し続ける前提)が望ましい。 もちろんその際に、レビュアーの信用度合いが点数に適正に反映されるようにする必要もある。
  • 仮にその点数を口コミから算出するのであれば、言うまでもなくそれを売り物にしてはならない。売り物にすると、特定の利権者による干渉がないということを否定できなくなるためだ。

少なくとも公平で普遍的でかつ適正か?という観点では、こと現状の食べログの点数の算出方法はわたしは適正だとは思わないし、参考にもならないと思っている。

  • 特に食通度合いという尺度はナンセンス。こんなものがあるせいで、特定のレビュアーの意見が大きな影響力を持ってしまう。必要なのはブラックリストだけで十分だとわたしは考える。
    • そもそも食通度合いという名前にセンスがないということもある。わたしが名前をつけるならレビュアー信用度などにする。
    • ちなみのちなみにわたしがうどんが主食という食べログレビュアーの信用度を評価したとしたら、レスザンゼロ、永遠のゼロ。もし食べログのアルゴリズムが氏の信用度を高く算出するなら食べログにはアルゴリズムは間違ってるので再度改訂することをおすすめしたい。

まあ、概ね言いたいことはここまでで言い切っている感もあるので、ここからは読みたい方だけお読みいただきたい。

余談だが「レスザンゼロ、永遠のゼロ」というフレーズは一度使ってみたかっただけのものだ。わたしも一はてなブロガーとして大好きなフミコフミオ氏の以下のエントリから拝借したフレーズだ。

参考:性的な理由で別居しました。 - Everything you've ever Dreamed

食べログの飲食店につけられている評価は適切か?

次に、今回の食べログ問題に関しては、うどんが主食氏がその食べログの点数が適正に近づいただけで、文句を言っている飲食店は難癖をつけているだけなどと豪語していたので、そもそも食べログの飲食店につけている点数の算出方法が適切か?ということについて個人的な意見を述べてみたい。

ここでも先にわたしの見解を述べておく。上述でも少々触れてはいるが、食べログが飲食店につけている点数は適切ではない、がわたしの見解だ。

わたしが食べログの点数算出が適切でない(たり得ない)と思っている理由は大きくは以下の2点。

  • ユーザーの評価を「基礎に」算出、表示をしていること
    • 基礎という文言がひっかかるのも、ひとつですが、ユーザの評価というのが点数だけのことを言っているのか、それともレビューの文章をセンチメント分析して算出した独自の採点なのか、算出アルゴリズムを公開していないので分かり得ないというのがある。他の企業にパクられたら?ということを考えたら公開できないのは理解できなくもないが、こちらに書かれていることが全てなら、すくなくともレビューの本文からセンチメント分析して点数を独自算出しているようには伺えない。
    • 仮にレビュアーのつけている点数に食通度合いによる重み付け(ブラックリストの場合、逆にノーカウント?)をしているだけなんだとしたら、あまり参考になる数字ではないかな、と。 と、いうのも、食べログの場合、少し試してみたのだが、 Web 版の場合、お店の総合点数の他に( 料理・味 / サービス / 雰囲気 / CP / 酒・ドリンク )の5種類の評価をつけられるようになっているが、例えばブレイクダウンしたそれぞれを評価1にしても総合点を5に入力できるようになっていたりする(総合点はブレイクダウンした各評価項目からの自動計算じゃないというお手盛り感)。一方、 iOS 版に関して言うと総合点しかいれられないようになっている。(ちなみにこの確認をしたのは2016-09-15)
      このとき、お店全体としての点数算出に使われているのはどこの数字なのだろうか。各レビュアーのつけているお店の総合点でしかありえないように思うのだが、だとしたらこれまで述べたとおり入力端末によって入力できる内容に差があるし、そもそも点数なんて個々人の主観や専門領域によって仮に同じ3でもまったく意味合いが違ってくるので、意味がない。食べログの場合、ここを食通度合いとやらで補正していると言いたいのであろうが、その食通度合いとやらは少なくともうどんが主食というようなレビュアーを放置している時点で信頼性が高いとは言えないだろう。
  • 口コミの評価を商品にしていること。
    • すくなくともスマホアプリ版の食べログの場合、ランキング表示をするためには課金が必要。
    • Web版の標準のソート順が食べログさんの特定機能を使っているか否か(例えば今回問題になった予約機能の契約有無)で操作されているかは明らかになっていないが、もし仮にそうならば公平性を欠いている。
    • 基本的にはわたしが口コミを商品化することが飲食店を点数で評価する上で信用性を下げると思う理由はこちらのエントリの対象箇所に書いてある内容と同意見。

食べログの点数算出の場合、どうだったらいいと思うか?(個人的見解)

最後に、何度も何度も蒸し返すようではあるが、食べログの点数算出のアルゴリズムは詳細な内容を公開されているわけではないので、実態はわからないのだが、個人的には以下のようなものになれば、今よりは信用度が高くなるとわたしは思う。

  • ユーザのつけた評価(点数)を用いて算出しないこと。
  • 点数の算出にあたってはユーザのレビュー(文章)の方をポジティブ/ネガティブ反応を学習したデータ解析アルゴリズムを用いてセンチメント分析した結果をもとに算出する。
  • センチメント分析の際に信用のできないユーザのレビューは点数の算出にあたっては除外をする。 少なくともうどんが主食のような偏向性(飲食店側ではなく食べログ側の見地にたった意見をする)のあるレビュアーに関してはわたしは信用できない(信用できない理由は前回のブログに書いた)ので、そういったレビュアーの書いた文章が大きな影響力を持つようにしてはならないだろう。
  • 当然のことながら、点数の算出に広告等の契約をしているかなどの条件を使ってはならない。広告枠は別立てで用意すべきで、広告であることを明記する必要もあるだろう。

かなりコストの高い算出方法になることは確かだが、これくらいのことをやってくれないと少なくともわたしは信用に足る点数にはならないと思っている。

余談: rebuildfm で miyagawa さんのサードオピニオンが聞きたい。

rebuildfm のパーソナリティである miyagawa さん、以前、食べログの点数補正の chrome extension をつくっておられたりしていたので、少なからず食べログの点数についてはあまり参考にならないと思っていらっしゃるのかなあ、とは思っている。完全に藪から棒になアプローチではあるが、今回の食べログ問題やうどんが主食というレビュアーについて miyagawa さんがどのようにお考えになられるのか、サードオピニオン的なものを rebuildfm で聞かせていただけたら素晴らしいなあ、と思っていたりする。

さらに踏み込んで miyagawa さんのお力で食べログのデータサイエンティストの方をゲストに迎えたりして、公開されていない食べログの点数算出に関して深掘りしたトークなどしてもらえたら、これに最たるものはないのだが。そこまでは高望みかもしれない。

まったくわたしは miyagawa さんとは面識がないのだが、この声、 miyagawa さんに届くだろうか。

ちなみに miyagawa さんなら今回の食べログ問題についてはすでにご存知のこととは思うが、個人的にはやまもといちろう隊長のエントリが一番わかりやすかったので再度以下にリンクを貼っておきたい。

食べログ「飲食店の乱」騒動と、内部資料が示す残念な感じ(山本一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース

ちなみのちなみに miyagawa さんの食べログ chrome extension は便利だ。基本的に食べログで調べるのは営業日や所在地くらいだが、実はわたしも使わせていただいている。素晴らしい。

GitHub - miyagawa/Tabelog-HonestStars: Make Tabelog Stars more honest

余談2:アイキャッチについて

今回はいらすとやさんのクラウドソーシングを使わせていただいた。ちなみに前回のエントリで使わせていただいたのはステマ、だ。

深い意味?

それはみなさんの高いご想像にお任せしよう!!

お題「今日の出来事」