#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

復習らーめん【'16年129杯目】ラーメン星印(神奈川県横浜市神奈川区)の特製塩ラーメン

スポンサーリンク


目次

本日のおしながき:ラーメン星印の特性塩ラーメン

f:id:garage-kid:20160923140904j:plain:w600
YAZAWA 愛を店のそこかしこから感じる。


  • ラーメン屋 / ラーメン星印
  • 今日の一杯 / 特製塩ラーメン (2016年129杯目)
  • 値段: ¥1,050
  • 日付: 2016-09-23
ラーメンラリー第二弾を求めてラーメン星印さんへ。

雨続きの2016年のシルバーウィーク。基本的にカレンダーどおりの勤務にしていたのだが、週末金曜日だけ出社するよりは休みをとって4連休にしようと休みをつなげてみた。とは言え、雨なのがわかっていたので、特にどこかに出かける予定もたてていなかったのもあって、この金曜日は予定がなかった。

家で新聞やら本やらを読んで過ごそうかと思ってもいたのだが、ちょうど前日からラーメン星印さんでラーメンラリーの第二弾が発売開始という報をキャッチしていたこともあり、そちらに初訪してみようかな、と思い立ってフラリ行ってみることにした。

ついでに「過疎ってる」検証をしてみた。結果は...

もうひとつこちらに行ってみたいともともと思っていたのが、こちらの店主のTwitterをみていると連日「過疎ってる」とTweetしていたこと。一方、こちらを訪れた客の反応は「過疎過疎詐欺」という反応をしていることが多かった。どちらが本当なのか確認検証してみたかったという動機もあった。

こういう場合、得てして客の反応が真であろう*1とは思いつつ、本当に過疎ってるなら所謂オフピークランチ帯の時間なら空いてるであろうと昼の閉店1時間前の14時に訪れてみることにした*2

先に本当に過疎ってるのか?の検証結果で言うと、少なくともわたしの定義でいう「過疎ってる」の尺度で言うと過疎ってはいなかった。
(連休谷間の休日金曜の14時台。わたしの過疎ってるの尺度は店主:客=1:1 or lessでの解釈)。

席はたしかに1−2席空いていたので、並ばずに座れはしたのだが、カウンター7席で空き席が1-2席をわたしなら過疎ってるとは言わないかな、と。途中満席にもなっていた。

正直、店主と 1:1 になるのを期待して行った面もなくはなかったのだが、、、それはなかったので、いつもどおりお仕事しているお店の方を邪魔しないスタイルで黙ってラーメンを頂くことにした*3

特性塩ラーメンは「お!?」と危うく声を出しそうになるほど、唸る旨さのスープ。
f:id:garage-kid:20160925154610j:plain:w600
キラシールとノーマルシールがデザイン違いの星印さんのラーメンラリー。なんとかキラシールをゲット!


ちなみに星印さんは食券機ではなく注文を店主に伝えるスタイルなので、看板メニューがなんなのか所謂食券機ルール(食券機左最上段のメニュー)を選ぶという Hack が通用しない。

醤油と塩、あと酸っぱ辛いラーメンの三種類があるようだったが、普通に考えたらメニュー表いちばん上に書かれている醤油が看板なのだろうと思いつつ、Instagramで星印さんに訪れた方が投稿していた塩の見た目の美しさに惹かれ、特製塩ラーメンを頼んだ。

YAZAWA愛の溢れる店内で店主*4の見事な手さばきに見入っていることオーダーから10分ほどで、特製塩ラーメン完成。

わたしは大抵の物事において逆張り志向なので、暑い夏に熱いラーメンを食べないというスタイル。なので久方ぶりの温麺。温麺をいただくときの流儀は自分でも久方ぶりすぎて忘れるところだったがまずスープを一口いただくこと。忘れてしまうようでは流儀じゃないじゃないか、と反省しつつのスープ一口。

「お!?」と危うく声を出しそうになるほど、唸る旨さのスープ。ラーメンラリーの裏書に「鶏と豚を別に作り合わせることで清湯ながら深みのあるバラードのような一杯」と綴るのも納得のスープ。まさに清湯でここまで旨いと唸るスープは他だと醤油になってしまうがしば田さんくらいしかわたしは知らない。

麺のみ惜しむらくも、一品一品気合が入った一杯。
f:id:garage-kid:20160926140001j:plain:w400
鶏と豚のスープを別々につくり合わせることで清湯ながら深みのあるバラードのような深みを出したスープ、というのはまさに言い得て妙。見た目の美しさしかり、一口啜れば唸る旨さ。


トッピングも一品一品が気合が入っている。チャーシュー、煮玉子どれも甲乙つけがたいが、特にワンタン。パンチをガツガツついてくるような胡椒の効かせ方が絶妙。

唯一惜しむらくは麺。

戸塚の支那そばやさんの本店に行った時にも思ったのだが、スープや具材に対する力の入れようとは対照的に麺に力が入っていないのは何故なのだろうか。失礼を承知でいわせてもらうならば、マルちゃん正麺と五十歩百歩の麺。誤解いただきたくないのは、不味いと言っているわけではないということ。今どきマルちゃん正麺でもそこそこ美味しい麺が食べれてしまうので、麺にはもう少し力を入れてもいいのでは?という意味合いで言っていると解釈していただけると幸いである。

メニューを見た際につけ麺がなかった理由が気になったところだったが、実際に麺を食べてみてひとりわたしが納得したのは、麺が売りではないので出したくても出せないのか*5、それともそれが支那そばや系列の流儀なのかどちらかなのだろうな、と言ったところ。

ちなみに麺に力をいれていない理由としては、例えばスープの旨さを引き立たせるために麺は引き立て役にしている*6、とか、自家製麺するにもまだ人的*7にもコスト的にも余裕がないとか、、諸般の理由が考えられるので、ラーメン星印さんは伸びしろをまだまだ大きく残しているお店であるというようにわたしは解釈した。

それこそ本当に過疎っている(店主と 1:1 になれるような)機会があったら店主にこの辺りご意見を伺ってみたいところだ。

反町という場所柄、わたしには気軽に来られるところではないため、次回いつくることができるかは分からないが、醤油、酸っぱ辛いラーメンそして時折やっておられる限定麺、それぞれ食べに再訪してみたいとは思っている。

ご馳走様でした!

(所要時間おおよそトータルで40分くらい)

星印さんの麺は美味しい。しかし、今どきスーパーで買える生麺のレベルはかなり高い。

余談:店外に灰皿がなければさらにもっとよいお店。

基本的にどこのラーメン屋さんに行っても、店外に灰皿があった際には、それが残念だとわたしは書いているのだが、星印さんの場合はロックンロールを標榜するお店にもかかわらず、お店の外に灰皿がおいてあったので余計に残念に感じた。

ロックンロールとは自己が信じる正義を貫く反駁の精神哲学だとわたしは思っている。

受動喫煙の弊害が明らかである昨今、もはや喫煙が非喫煙者に対する暴力であることは明白である。そうならないようにするために行政が喫煙所を設けているわけで、喫煙所以外で喫煙する行為は(自治体にもよるが)基本禁じられている。その喫煙を助長する側に加担する行為をわたしはロックンロールだとは思わない。

もちろん店内が禁煙なので、店内に入る前にきちんとタバコを消してから入店させるための配慮とも言えるが、灰皿があればそこで吸うというのが喫煙者にありがちな体である。店内はもちろん店外でも喫煙を許さないために店外の灰皿は撤去されたほうがよいとわたしは思う。

幸いわたしがお邪魔した限りにおいて繁盛なさっているように見受けたので、灰皿を撤去することで仮に喫煙者からお店が過疎ったとしても何か問題があるのだろうか?

もし店主がこのわたしの意見に賛意を表していただけるのであれば、店外の灰皿は撤去していただけたら幸いだ。

参考までに横浜市の喫煙に関する方針と、最近ニュースになった国立がん研究センターの発表を以下にリンクを記載しておこうと思う。

参考:

店舗情報( 2016-09-26 現在)

項目 詳細
店名 ラーメン星印
ジャンル ラーメン
住所 神奈川県横浜市神奈川区反町1-3-4ルミノ反町1F
交通手段 東急東横線「反町」駅より、徒歩4-5分
京浜急行本線「神奈川」駅より、徒歩5-6分<
JR京浜東北線「東神奈川」駅(西口)から、徒歩10分反町駅から251m
営業時間 [月・水・木・金]11:00-15:00/18:00~21:00
[土・日・祝]11:00-15:00<
ランチ営業、日曜営業
定休日 火曜(祝日の場合、翌日)
カード 不可
席数 7席(カウンター7席)
個室
禁煙・喫煙 完全禁煙
駐車場 無(隣りにコインパーキング有り)
ホームページ https://twitter.com/1830style0729?lang=ja
オープン日 2014年3月24日
看板メニュー 醤油ラーメン、塩ラーメン、酸っぱ辛いラーメン
ラーメンラリー有無 第二弾展開中

お題「マイブーム」 お題「復習らーめん」

*1:店主のTweetは敢えて煽ってる営業スタイルなのだろう

*2:そもそも雨で外出する気がなかったこともありゆるゆると用意していたらそのくらいの時間になったというのもあるのだが

*3:誤解なきように書いていこうと思っているのだが、たとえ通い慣れたお店でも基本的には挨拶以外はわたしの方からお店の方に話しかけることは稀

*4:支那そばやさんでラーメンの鬼、故佐野実氏に師事したというのもあり、触れると斬られそうな独特のオーラを纏っているなあと

*5:つけ麺は麺の味が正味に問われる

*6:悪く解釈するとそれだとスープ屋ということになってしまうが

*7:店主のワンオペが多いように見受けられる