ボクはらーめ人間Z。らーめん視点からしかブログが書けないまともない人間だ。巷のまとも界では村上春樹さん(以降、敬称略でハルキと記載)の「騎士団長殺し」が発売されたこともあって「わたしハルキ読んだことないんだが」の居心地が悪くなっているようだ。ボクたちがサブスクライブさせてもらっているはてなのブロガーな方々の中でも「ハルキ読んでみた」エントリをポストしているのを散見するようになった。やはりブロガーは社会の空気の変化を敏感に察知するアンテナの感度が良好なトモダチなんだね。すごーい!ボクも見習いたい。早くまとも人間になりたい。
実はボクはハルキ挫折者。ボクはどうしてもハルキのまどろっこしいレトリックを呼んでいると苛々してしまう。やたらリビドーアッピールが激しいのも読んでいてツラい。ツラいというよりも、いい歳をしたオトナのボクが読むにはハルキはイタい。ハルキ、イタいよ。ハルキ読んでるとボク自身がイタくなってきてしまう。あれ?何このキモチ。このキモチってナルトがサスケに抱いてたキモチ?ハルキ挫折したボク、いつの間にかハルキとトモダチ?!
そんなボクのトモダチ、ハルキの書いたメモワール「走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)」のタイトルがボクは前々から気になっていた。ボクも「らーめんについて語るときにボクの語ること」ということを書いてみたいと思ったからだ。
いくらいつの間にかハルキとボクがトモダチになっていたからと言って当該のハルキのメモワールを読みもせずにタイトルをインスパイアさせてもらってしまうのは忍(しのび)ない。だからボクはハルキの「走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)」を買ってみた。ボクは今度こそハルキ挫折しないでこのメモワールを読み切ってみたいと思っている。
ところで「そもそもメモワールって何?」ってググってみたら《エッセイ》のことなんだね。やっぱりハルキ、ボクはまどろっこしいと思う(読了後の感想へ続く)。
インスパイアされたエントリや与太話のコーナー。
本文中のナルトのくだりが分からない人はナルトを読んでみてほしい。全巻なんて読めるかという方も72巻(最終巻)だけでも読んでみてほしい。きっと「トモダチって何?」が分かるはずだ。
(お題「読書らーめん。」とお題「ほぼにちらーめんブログ運営ポリシー。」によせて書きました。アイキャッチは世界中の人たちが仲良くしているイラスト。いらすとやさんのことを考えてもボクはイタくならないのだが、ボクはいらすとやさんとトモダチと言っていいのだろうか。)