#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

とくに好材料がなくても上がる相場があるなら、とくに悪材料がなくても下がる相場もある。

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 ごきげんよう,読者諸賢.ボクはらーめ人間Z.ラ王真贋の遣い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともないヒューメンだ.
 
 ラーメーンを愛し健康を愛し,そして何よりも平和を愛するボクは,ラーメーンと睡運瞑菜350g,そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで,つまりは世界が令(うるわ)しく平和になったと断言できるまで,外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間,つまりはホムンクルスとして異世界転生していた.早くラーメーン食べたい.
 
 外でラーメン食うに食えない誓約とはてなブックマークしたくてもすることができない制約をもって異世界転生したボクは丸2年を超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆,つまりはプロのラーメン断食家,二つ名は「戦えラーメンマン」である.

とくに好材料がなくても上がる相場があるなら,とくに悪材料がなくても下がる相場もある.

 新型コロナウイルス感染症がパンデミックとなり先の100年に一度といわれた経済危機(俗に日本で言うところのリーマンショック)を超える世界同時株安が2月に発生して以来,実態の経済は新型コロナウイルス感染症のパンデミック(以降はコロナ禍)以前の3割ほどの需要が蒸発してしまい景気がたいへんに悪化しているわけなのだけれど,なぜか株式市場は二番底がくることもなくコロナ禍以前の水準を回復してしまった.

 株式市場がコロナ禍以前の水準をV字で回復するにあたって好材料がゼロだったわけではないけれど(コロナ禍でも好業績を維持している企業はあったし,各国ともに金融緩和政策を維持したりと経済を下支えするための努力をしているからである)むしろどちらかというと悪材料の方が多かったわけであり,なにをどうするとコロナ禍以前の3割の需要が蒸発し,その蒸発した需要が戻ってコロナ禍以前の経済の水準に完全に戻るには2024年になるであろうという予想が大半を占める中,株式市場だけはコロナ禍以前の水準を回復できてしまうのか.マネーの行き場が他にないという声ももちろんあるわけなのだけれど,そのマネーの行き先も本来であれば安全資産であるゴールドや銀行の預金に向かうはずであるわけであるから,どうするとこんな常時リスクオンな株式市場へのマネーの流入が止まらないといったなんだかよくわからないことが起きているのかボクにはたいへんに謎で仕方がない.

 そんな中,昨晩起こったのが米国株の急落である.

 ボクはこのニュースをそれこそ日経電子のバーンの速報プッシュアップで今朝の朝5時台に知ったわけなのだけれど,そのとき素朴にボクがクエスチョンに思ったのは「なにか米国株式市場が大幅下落するようなインパクトのある悪材料って昨日(2020年9月3日)あったんだっけ?」ということだった.

 しかし驚くなかれ,こんなことは調べるまでもなかったことなのだけれど昨日は一気にNYダウが一時1,000ドル超も大幅下落するような特別な悪材料などなかったのである.そしてなにゆえに売りが優勢になったかといえば,経済の実態がさっぱりコロナ禍以前に戻るのはずっと先になるにも関わらず株式市場がコロナ禍以前を回復してしまっていることからの利益確定の売りだったというのである.

 ちなみにこれが事実であるならば,当面このトレンドは継続することになり特に好材料がなくてもコロナ禍以前の水準までは株価が戻っても,その戻ったタイミングで確定売りが入って特に悪材料はなくても大幅に下落し,下落するとコロナ禍以前までの水準までは買いが入るという堂々巡りになるのではないかという可能性が高いように思われる.

 実際問題として7月の下旬に日本株式市場でも企業決算が思いの外芳しくないということが連日報じられると日経平均株価が2万2千円台を割り込むことがあったわけなのだけれど,翌週には2万2千円台を回復し,その後トントン拍子でコロナ禍以前の水準を回復してしまうことが起きたものであるから,ちょっとやそっとの悪材料くらいではコロナ禍以前の水準まで買おうという反発力には抗することができないということにはそれなりの説得力があるように感じるものである.

 とはいえこんな状況が2024年までずっと続くのかというとそれは大変に疑わしいものである.コロナ禍の中で需要が3割蒸発しているものであるから,その分売上は減るのである.売上が減ればよほど効率のよい経営をしていない限りは利益も減るのである.利益がでないならばコストカットをするのは必定でありリストラだってあり得るわけである.

 2020年内はとくに好材料がなくても上がる相場があるならとくに悪材料がなくても下がる相場もあるというなんだかよくわからない相場が継続されるのかもしれないけれど,この状況がそれ以降も続くのかは甚だ怪しいものである.

 そもそも実態の経済の状況と株式市場との間に大きなギャップがある以上,最悪はコロナ禍以前の水準から蒸発した需要の水準くらいの株安が起こったとしてもなんら不思議はないものであるから,そこまで織り込んだ上でボクは注意深く日本と米国の株式市場を今後も注視していきたいと思うものである.

ーー以上である.それではまた会おう,さらばだ諸賢!!