#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

あの日タイムラインで見たシャポーン鹿児島鶏のことを僕達はまだ知らない。

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 ボクはらーめ人間Z。らーめん視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。ボクは自分が本当に食べたいと思うらーめんが何なのか最近分からなくなってしまっている。ようは俗にいうスランプというものに陥っているというわけだ。あえて名付けるならラーメンスランプといったところだろうか。しかしラーメンスランプというのもそんなに悪いものではない。ボク自身のらーめんとの付き合い方を見直すいい機会だとボクは思ったりしている。ピンチはチャンス。

 このゴールデンウィーク、ボクは自分がひさしぶりに訪れてみたいと思ったラーメン店がゴールデンウィークだったためラーメン断食がさらに捗ってしまった(参照1)。結局、ボクはこのゴールデンウィークに一度も外のラーメン店でラーメンをキメることはなく終わりを迎えることになった。ラーメン断食も捗ってしまい、2017年4月14日以来このエントリをWWWに投下した今日(2017年5月10日)までラーメン断食も継続中というわけだ。

 ラーメンスランプでラーメン断食が捗っているとは言えボクは時折ツイッターでゴールデンウィークの限定ラーメンの情報がTL(タイムライン)に流れていくのを眺めていたりした。そんなボクの目に繁くとまることになったのは「シャポーン鹿児島鶏」という言葉だった。

 だが「シャポーン鹿児島鶏」という言葉を目にしてもボクはまるで心がトキメかなかった。それもそのはずだ。ボクは「シャポーン鹿児島鶏」など知らないのだから。逆に「シャポーン鹿児島鶏」を知っている人がどれだけいるのだろうか。ボクはラーメンスランプに陥っているから「シャポーン鹿児島鶏」という言葉にトキメかなかったわけではないと思っている。

 「シャポーン鹿児島鶏」をGoogle検索してみた。

 いきなり剣呑な心持ちになった。「シャポーン鹿児島鶏」に関連する検索キーワードとして「鶏 去勢 方法」というキーワードがトップでサジェストされてきたからだ。家畜とは言え「去勢」といきなり言われてしまうとあまり心穏やかにはいられなかった。サジェストされてきたキーワードから察するに「シャポーン鹿児島鶏」というのは「去勢鶏」らしい。もう少し追いかけてみる。

 ボクが「シャポーン鹿児島鶏」をGoogle検索してトップでヒットしたのは株式会社清泉社という企業のホームページだった(外部リンク:参照)。そのホームページにズバリ「シャポーン鹿児島鶏とは」とあった。引用させていただこう。

鹿児島シャポーン鶏は有機飼料のみで飼育し、放し飼いされる土壌は徹底的に残留農薬を除去するといったこだわりよう。さらに、肉用鶏は通常2~3ヶ月、高級地鶏などは4~5ヶ月で出荷されますが、シャポーン鹿児島鶏は肉のうまみが最も充実する7~8ヶ月で出荷されます。
とことんまで鶏肉の「味」と食の「安全」にこだわった鶏。それが「シャポーン鹿児島鶏」です。その徹底した品質管理ゆえ、大量生産はできず、「幻の鶏」と言われています。
その肉の特徴は、臭みがなく、鶏本来のうまみとコクがあり、柔らかで自然な甘味があります。食通のみならず一度は味わいたい逸品です。
引用:シャポーン鹿児島鶏 - 株式会社清泉社|桜島灰干し・幸田鉄山棚田米・シャポーン鹿児島鶏

 
 なるほどである。

 「シャポーン鹿児島鶏」は肉のうまみが最も充実する7~8ヶ月で出荷する上に、徹底した品質管理ゆえに大量生産できないために「幻の鶏」と呼ばれている鶏なんだね。

 気になる去勢鶏についても当該ページ中に記載があった。こちらも引用させていただこう。

採卵鶏のメスは5〜6ヶ月で卵を産み始めますが、卵を産めないオスはヒナの段階で処分されているのが現状です。従来廃棄されていた採卵鶏のオスを去勢して肉用鶏に変えたのが去勢鶏です。去勢を行うと長期飼育が可能となり臭みのない霜降り肉に生まれ変わります。又、去勢されている為トサカが小さいのが特徴です。
引用:シャポーン鹿児島鶏 - 株式会社清泉社|桜島灰干し・幸田鉄山棚田米・シャポーン鹿児島鶏

 
 こちらもなるほどである。

 Google検索でいきなり「去勢」と関連する検索キーワードとしてサジェストされると剣呑な心持ちになってしまったが、採卵鶏のオスを去勢して肉用鶏に変えるために一般的に行われていることのようにこの内容からは見て取れる(一般的であるのかないのかはこの文面から窺い知ることはできないが)。

 「シャポーン鹿児島鶏」調べてみてよかった。しかし、それでもラーメンの具材として使うと言われてもやはりピンとこないのは変わらなかった。知らない食材をアッピールされてもボクにはピンとはこないようだ。知らない食材に反応している人たちは一体何に反応しているのだろうか。

余談のコーナー。

 ちなみにボクは「シャポーン鹿児島鶏」そのものは一度食べてみたくなった。ラーメンの具材としてアッピールされてもピンとこなかったというだけに過ぎない。

ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | 鹿児島県鹿屋市 - 11 唯一の国産 幻の鶏肉 シャポーン鹿児島鶏バラシ【10,000pt】

 ボクが「シャポーン鹿児島鶏」をGoogle検索した際に二番目にヒットするのは上述のふるさと納税のページだ。今日(2017年5月10日)現在品切れとなっている。ボクはふるさと納税は応援したいと思う自治体が魅力的な返礼品を提示してくれている場合に利用することにしている。例えば昨年(2016年)、ボクらは埼玉県毛呂山の柚子を返礼品にキメたりした(参照2)。

 「シャポーン鹿児島鶏」は魅力的な返礼品にボクには見える。そして鹿児島県鹿屋市(かごしまけんかのやし)を応援してみたい。

 在庫が戻ったら鹿児島県鹿屋市の「シャポーン鹿児島鶏」へのふるさと納税をボクは検討してみたい。

今週のお題「ゴールデンウィーク2017」によせて書きました。アイキャッチは手羽元のイラスト(生)手羽先のイラスト(生)。手羽元と手羽先、どちらが好きかと聞かれたら甲乙付け難いとボクは答えるだろう。)