#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

ラヲタでないボクが自分のシールをラーメン店に貼っていくラヲタの心理を理解できるわけがない。《またしても》ラーメンブログとしてこの先生きのこるための足掻き。

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ラヲタでないボクが自分のシールをラーメン店に貼っていくラヲタの心理を理解できるわけがない。

 ボクはらーめ人間Z。らーめん視点から出ないとブログが書けなくなっているまともない人間だ。ラーメントラウマに悩まされているボクはラーメンスランプに陥ってしまった。思いがけずはじめたラーメン断食はいつのまにやらボクのトラウマの原因となっているラーメンインスタグラマーへのラーメンハンガーストライキとなっている。ラーメン断食、ついに38日目。今朝の痛勤時間帯にラーメン食べたくなってしまったけどなんとかラーメン食べたいを乗り越えることができた(参照1)。ボクが食べたいと思っている5月いっぱいまでの限定ラーメンの提供終了まであと9日。。5月の終わりが近づいてキテる。そろそろいい加減ボクが食べたいラーメンを食べに行きたい者です。

そもそもなぜ自分のシールをつくりたいと思うのかが理解できない。

 まとも界の方々からすると「嘘だろ?!」と思われるかもしれないことがラーメン俗世には数多く存在している。その中のひとつにラヲタが自分のシールをつくっているというものがある。界隈では「名刺シール」と呼ばれているらしい。「嘘だろ?!!」と思うならGoogle検索してみてほしい(参考: google:ラヲタシール )。 ボクが集めるのを辞め、先日めでたく全部手放すことのできたラーメンラリー(参照2)にもラヲタの名刺シールというものがあるようだ(参考: google:ラーメンラリー 名刺シール )。

 ちなみにボクはこういった自分のシールをつくりたいと欠片も思わない。だからこういった自分のシールを作りたがるラヲタの考えていることが露ほどもにも理解することができない。なによりお世辞にも気持ちがいいとは言い難いシールだ。いや、この際だから忌憚なく言わせてもらおう。当該ラヲタシールは「気持ちが悪い」。彼/彼女らはああいった「気持ちの悪い」シールでもって一体何がしたいのだろうか。よく分からない。魔除けの札かナニカとして使うつもりなのだろうか。

 ちなみに以前のエントリにも書いたのだが、ボクは世間一般的に「ラヲタ」と聞いていい印象を持つ人が少ないと思っている(参照3)。「健康意識が低い」だとか「マナーが悪い」といった印象を持たれる方が多いのではないだろうか。少なくともボクはそういう第一印象を持つ。だからボクは一部の理解のある人間を除いて周りに自分がらーめんが好きだということをカミングアウトしていない。ラヲタと誤解されたくないからだ。

 そういう意味においてはあまりいい印象を持たれないラヲタであることを前面どころか全面に押し出している彼/彼女らはすごいとは思う。大マゾなのだろうか。ボクはマゾではない。ボクはそもそもラーメンに出会いを求めてもいない(参照3)。だからラヲタはもちろん、自分のシールつくってるラヲタは尚のことお近づきになりたくない。

自分のシールを飲食店に貼っていきたいと思わない。

 飲食店に自分のシールを貼るという行為を誰がそもそも始めたのか、ボクは起源や発端を知らない(やりたいとも思わないので興味ない。だから深掘りはしない)。しかし、うどんが主食という食べログレビュアーが自分が来た証としてお店のどこかに自分のシールを貼っていったりしていっているらしいということはボクも知っている。食通気取りというものなのだろうか。ボクは食通という考え方そのものに生理的嫌悪感を持っている。だから、食通の自分が来た証としてシールを飲食店に貼っていくなどという傲岸不遜な考え方には鼻持ちならないものを感じてしまう(参考: google:うどんが主食 シール )。

 前述のラヲタのシールを当該のラヲタたちは自分たちが訪れたお店に貼っていくようだ(もしくは受け取った店主が自分で貼っているのだろう。それについてはボクにとってはどちらでもどうでもいい)。百歩譲って自分のシールをつくるところまでならボクにも理解できなくはない。しかし、その自分のシールをラーメン店に貼っていくというところまでいくと完全に理解の外を出てしまう。この行為はうどんが主食という食べログレビュアーと同じ発想からやっているのだろうか。だとしたらやはりボクは同様の鼻持ちならないものを感じてしまう。

 ちなみにボクがラーメン店主だったら、たとえ客であろうと勝手に自分のシールを貼っていかれるような真似をされたら憤慨するだろう。一種の器物破損だと思うからだ。その昔、ビックリマンシールというものが流行した際に所構わずいらないシールを道路標識やら火災報知器やらいたるところに貼っていくようなことがあったらしいが、それとこれと何が違うのだろうか。まだ子どもがやるなら悪戯で可愛げがないこともない。しかし、いい大人がすることとしてはあまりにも稚拙なのではないだろうか。ボクなら絶対に真似をしたくない。

そもそもラヲタシールは評判がよくないのではないか。

 google:ラヲタシール を検索すると、某2ちゃんねる板に遭遇するのではないだろうか。某2ちゃんねる板を少し読んでみていると今回ボクが紹介したラヲタの名刺シールというものに対して「気持ち悪い」という意見が散見される(当該2ちゃんねる板中で「シール」でページ内検索してみればすぐ見つかるだろう)。今回このエントリを書くときにボクはその板を見つけてしまった。当該板ではラヲタではないボクらのブログも槍玉にあがっていたりしていた(日本語が読めない人たちが書いている板なのだろう。ボクらがどうしたらラヲタなのだろうか)。だからそもそも2ちゃんねるの意見など気にする必要もないという話かもしれない(実際、ボクも2ちゃんは完全無視にキメている)。しかしたとえ2ちゃんねるのようなロクデモナイ情報源だとしても一意見としてラヲタの名刺シールというものを「気持ち悪い」と思っている人間が少なからずいるらしいということは分かった。

 正直、ボクは自分のシールをつくろうという気持ちも、それをお店に貼ってこようという気持ちも理解をすることができない。お世辞にもどちらの行為も趣味がいいとは程遠いと思っている。そして、お店にそのラヲタのシールが貼られていたりするのをみてしまうと言い知れぬ気持ち悪さを感じてしまうことも否めない。そういったシールが貼られているのを見るとボクはそのラーメン店にはリピートしたくなくなってしまう。お店がラヲタのみご来店希望というお店ならば仕方ない。しかしラヲタ以外の人にも来てほしいというのであればお店も少しは考えたらどうだろうとボクは思わなくもない。

(アイキャッチはカップルの写真シールのイラスト。ボクからするとラヲタシールはこのカップルの写真シールと大差がない。ぶっちゃけて言えばイタい。イタいものを見ると食べたかったラーメンも食べたくなくなってしまう。食欲を減退させたいなら効果的な魔除けの札ではあると思う。しかし、本当にそういう意図で貼っているということでよいのだろうか?だとしたらなおのことボクには理解しがたい。何がしたいのかよく分からない。とりあえずボクはこの手のシールが貼ってあることが分かってしまったお店に二度目は行かないつもりでいる。お題「ラーメン界の噂。」によせて書きました。)

追記(2021年10月2日).

ラオタというのは、ただラーメン好きの人というだけではなく、彼ら独自の文化を持っている人たちのことだと思っています。ネット上に踊る独特の用語やユーモアセンスに代表されるように外部からはわかりにくい世界です。有名ラオタがシール化された、ビックリマンシールを模したラオタシール(絵柄が全く似てないのでビックリマン感があまりない。絵が全然ポップでなく、どちらかというと怖く感じてしまう)をつくっているラオタがいて、あれはやっぱりシール化されることは名誉なんですかね。訪れたラーメン屋に自分が描いてあるラオタシールを貼っていこうとするわけですが、あれはなんなんでしょう。自分が来たことを他のラオタにアピールする目的に加えて、自分が来たことは店にとって名誉なことであるから有り難く貼りなさいということなんでしょうか。自分を常連だとか有名ラオタだと規定し、店から特別扱いされないと怒るラオタの話とか聞くと、そういう人たちが来ないんだったら、その方がいいのではと思っちゃいますよね。ラーメン屋と評論家や有名ラオタの癒着みたいな話は、ラーメン好きの友人から聞くこともあります。それらに加えて女性店主・店員に対して変な執着をするラオタもTwitter上で目をひくわけで、梅澤さんのような異分子、しかも若い女性には大変な世界なのではないかと思います。

 ボクがラーメン断食はじめてから4年も掛かったけれど時代がボクに大分追いついてきたね.