やあ、いつかまともで素晴らしい人間になるため日々修行のサル目ヒト科ヒト属らーめ人間。なのさ。
すこし時間は経ってしまったのだけども、上記のようなまとめが話題になっていた。今回はこれを枕にらーめん店のツイートでよくみかける「ご来店いただきありがとうございます」について考えてみるのさ。それを考え始めるとらーめん店のツイッターの使い方がいくつかのタイプに分かれることがわかったのさ。今日はちょっと真面目な文体で書いてみるよ。
タイプわけしてみると、そのツイッターの使い方はどうなの?と思ったので、ボクなりにどういうツイッターの使い方をすると客の側がありがたいのか考えてみた。ちょっと考察が長いので、最初から結論を書いてしまっておくのさ。
らーめ人間。が思うらーめん店のツイッターの望ましいと思う使い方。
- お店の公式としているツイッター。
- ツイートする内容は事務的なもののみにする。
- 営業時間/営業日の変更や臨時休業のアナウンス。
- 限定メニューの告知。
- 何かどうしても伝えたいマーケティング上の宣伝(あまり頻繁にはやらないほうがいい)。
- 問い合わせにはきちんと答える。
- クレームを絶対に無視したりしない。
※クレーマーは除く。
ただの嫌がらせの類は周りもみれば分かる(実際には入ってなかったゴミが入っていたとかいう類のイチャモンをつけてくる相手はブロックでよい)。- お客に喧嘩は売らない。
- エゴサーチしてお店の悪い評判をツイートしている人がいても放っておく
(エゴサーチ自体はお店の評判を知るのにすること自体はいいことだと思う)。- リツイートではなく Like をつける。
- エゴサーチしてみつけた反応したいツイートにはリツイートではなくLikeをつけるようにしてはどうか。
リツイートではなくLikeならTL上には現れないからお店の情報だけをみたい人に邪魔にならない。- お店のスタッフがお店のスタッフとしてやるツイッター。
- 基本的にはお店の公式と一緒で事務的なもののみをツイートする。
- お店のスタッフとしてやるからにはクレームにはきちんと応対する。無視しない。
- エゴサーチしてお店のことを言ってるツイートには反応したいときはLikeをする(リツイートやメンションはどーーーーーーーしてもしたいときだけに留める)。
- 直接メンションされたわけでもないお店の悪い評判に関しては基本的にスルーする。当然ながら喧嘩は絶対に売らない。
- お店のスタッフが個人としてやるツイッター。
- あくまで自分のために使う。
- お店に関連することはつぶやかない。
ボクにもすこしくらいは思慮というものがあるので、どのお店というのは今回は言わないのさ。お店の方が不愉快に感じられるといけないと思うので特定のお店の名前はださないのさ。読み手の方が本当か?と思うならいくつかのらーめん店さんのツイートを見比べてみてくれればいいと思うのさ。
あくまでボクの視点でみたらという話なので、マニュアルで人間がみた感覚的な分類だけどTwitterをつかっているらーめん店(公式および店主のツイッター)の使い方は下記のような分類になると思ってる(ちょっと〜なのさはめんどうくさいのでここからしばらくやめるのさ)。
- 息してないタイプ。
- ストイックタイプ。
- キャラが立ってるタイプ。
- とにかくリツイートタイプ。
- 熱烈感謝アッピールタイプ。
- 喧嘩売ってくるタイプ。
最初の息してないタイプは理由はわからないけど、アカウントだけ存在していてまったく活用してないタイプ。プロフィールに営業日や営業時間の情報などが書いてあるけど今も変わっていないのかすらわからないようなアカウント。ツイッター活用しないならアカウント削除すればいいのにというタイプ。
ストイックタイプは本当にお店の営業日や営業時間、値上げやメニューの改訂などの告知しか基本的にしないお店。すくなくともボクからするとこのタイプが一番捗る。客のらーめん写真などをリツイートされるとむしろ本当にみたい情報が埋もれてしまうので探すのが大変。一番やる気がなさそうでいて一番客にやさしいお店のツイッターの運用方法はボクはこれだと思ってる。
キャラが立ってるタイプ。もう店主なりの個性がたちに立ちまくっているのでツイートをみているだけで楽しめるタイプ。このタイプはボクはなんでもありだと思っている。日々お店であったことをつぶやこうと、メニューの試行錯誤をつぶやこうと、面白いので文句いいようがない。お店のメニューをまずいといわれて相手にマウントしようとネタとしてやっていると解釈できるので、もっとやれーという感じで応援したくなったりする。ボクらはこういうお店のツイートはダイスキ。
※らーめん店ではないですが、ステーキけんさんのTwitterとか全然ボクらはありだと思いますね。
とにかくリツイートタイプはとにかくお店のメニューがツイートされるとリツイートしまくるタイプ。これはべつに悪くはないのだが、ストイック型と比べるとお店の情報そのものが探しにくくなる。リツイートを表示しないこともできるのだが、リストでツイートをみているとその設定は反映されないようなので、お店そのものの情報を追いかけたいだけの人間にはちょっとつらい。Likeだけつければいいのに、と思う。Likeは文字通りLikeの意味ではなく見たよといった意味にもとれる上に、TL上には現れないので第三者に不快感を与えない。
熱烈感謝アッピールタイプはとにかく客のあげたツイートをエゴサーチしてみつけてはメンションないしクオートリツイートしまくっているタイプ。タイトルで言う「ご来店いただきありがとうございます」をやたらツイートしているのはこのタイプ。これは客としてはされて嬉しい人と嬉しくない人がいるだろうと思う。ボクはLikeだけでいいんじゃないの?と思う。これをされるとリツートタイプに加えてメンションも加わるのでお店のツイートからお店の情報だけをさがしたい側にとっては邪魔でしかない。これをどうしてもやりたいならお店のスタッフとして別のアカウントをつくってやったほうがいいと思うよーというのがボクの意見。すくなくともお店の公式のツイッターで熱烈感謝アッピールされるのはボクはあまり嬉しくない。エゴサーチしているのが露骨に分かるので逆に行きたくなくなる。
喧嘩売ってくるタイプ。このタイプは普段はリツイートタイプだったり、熱烈感謝アッピールタイプだったりもするのだけど、熱烈感謝アッピールの過程でエゴサーチして自分やお店のネガティブツイートみかけるとメンションなりして客に喧嘩売りにいくタイプ。一番迷惑。論外。何を食って育つとこういうまともで素晴らしいこういうことをできるのか理解できない。日々勉強。日々修行。このタイプのお店がビブグルマンに選ばれたりしているのでミシュランは全く信用がおけないとボクらは思ってたりする。あと業界最高権威とかいう景表法違反なんじゃないの?っていう謳い文句のらーめん本も同じ理由で大概だなあと思う。前述のキャラが立ってるタイプとは似ているようで非なるタイプ。キャラが立っているタイプは普段は熱烈感謝アッピールしたりしてないので、ネタとしてネガティブツイートに喧嘩売ってるかどうかくらいの判別がつく。キャラとして立ってる方はやれやれーもっとやれーってなるけど、ガチで喧嘩売りにきてるこっちのタイプは 死ねばいいのにって思う。
息してない、ストイックタイプはエゴサーチをそもそもしているのかが客からはわからないのだけども、それ以外はエゴサーチはしているのが分かる。ただエゴサーチのスタンスが全く異なっている。ボクはエゴサーチをするのはいいと思うのだけど、そこでみつけたツイートにお店が反応する必要が無いのと思っている。反応するとしても意図が分からないLikeでいいでしょ、と。ノリがよいキャラの立ったお店であれば、反応しているのが周りも見ていて面白いけども*1、そうでない場合は地が出ると思うからやめたほうがいいと思ってる。内容が的を射てるなら無言でカイゼンすればいい話。いちいちカイゼンアッピールする必要もないと思っている。なによりデキて当たり前のようなことがデキてなかったことにいたずらに反応するのは「デキて当たり前がデキていなかったことを表にアッピールするだけ」で意味がないとボクらは思う。クレームは直接言われた時にだけ答えればいいし、逆に直接いわれたクレームはきちんと答えないとダメなのさ。そのクレームがクレーマーのそれか否かは周りが見えれば分かるのさ。
最後にまとめておくと、 ボクらが好きなお店のツイッターの使い方はキャラが立っているタイプだけど、そういうお店になるのはセンスが求められるので万人にはムリ。
だから、ふつーにお店の営業をしたいならストイックなツイートに徹するのがツイッターの使い方として一番いいのではないの?というのが結論。
。。。で、まとめをまとめると最初にまとめた内容になるのさ。
余談。
なにはともあれ客に喧嘩を売るようなのは問題外。何を食って育つとそういうお店が接客は転職とか言えるまともで素晴らしい人間性が手に入るのか理解できないのさ。意味がわからないのさ。日々勉強。日々修行。
お題「ラーメン界の噂。」:今回のアイキャッチは考える人のイラスト。ロダンの有名な彫刻、考える人のイラストという説明にはなんか納得行かないけど。。いらすとやさんにはいつも感謝なのさ。
*1:それももちろん人にはよる