#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

リンガーハット、ロボ調理で効率化の記事に感じたモヤモヤの話。

スポンサーリンク


 ボクはらーめ人間Z。日々タンタンとらーめん視点でブログを書いてまとも人間になるために修行している。連日、そろそろ担々麺について書きたくなってきたといいながら、担々麺について書くことができない。いつになったら担々麺についてボクは書くことができるのか。担々麺への道のりは遠い。早くまとも人間になりたい。

 巷のまとも界では今日はザクの日だとか初音ミクの日だとか、いやもう面倒だから初音ザクの日だとか何を言っているのかよく分からないことで盛り上がっている。ついていけない。まとも人間への道のりもやはり遠い。

 今日、日経新聞でリンガーハットがのロボ調理で効率化しているという記事を読んだ。

リンガーハットの店で新たな働き手が活躍している。長崎ちゃんぽんを調理する2つのロボットだ。
 注文をとってから最初に稼働するのが、野菜をいためるドラム型の「自動野菜炒(いた)め機」。キャベツやモヤシ、タマネギなどをいためる時間は1分足らず。ムラなく火を通す。
 野菜の入った鍋はIHヒーターがついた「自動鍋送り機」に乗せられ、右から左に自動で流れる。人が厨房でする作業は、鍋に入れた冷凍麺をひっくり返したり、具材とスープをかき混ぜたりするくらいだ。
引用:人件費を考える(2)短く働き 大きく稼ぐ リンガハット、ロボ調理 ロイヤルHD、深夜営業せず :日本経済新聞

 
 「チェーン展開をしているらーめん店の魅力って何?」とボクが聞かれたら、それは業務の効率化に熱心なところと第一に答えるだろう。大規模に設備投資をして調理を行う人間のスキルを選ばず均等なクオリティのらーめんを提供することを目指すのはチェーン展開を成功に導くひとつの正解だとボクは思っている。リンガーハットはさすがだとボクは思う。

 さておきボクがこの記事を読んだときにまっさきに目に飛び込んできた「野菜炒め機」は蓄音機にしか見えなかった。ロボットに見えなかった。ロボと聞くとどうしても藤子不二雄先生が好きなボクはドラえもんしか思い浮かべることができない。リンガーハットのそれはロボットというよりボクには自動調理の機械に見えた。機械とロボットって同じなんだっけ。モヤモヤした。

スポンサーリンク

 ちなみに「機械 ロボット 違い」でググるとトヨタのこどもしつもんコーナーのページがヒットした(外部リンク)が最初にヒットした。

機械は、決まった動きを正確にくり返し行うことができます。それはロボットも同じなのですが、さらにロボットには、次のとくちょうがあるんですよ。
ロボットは、完成したあとから、いろいろな動きの命令を入れることができます。ですから、仕事のやり方がかわった時でも、ロボットを取りかえる必要はありません。命令だけかえれば、ロボットはそのままでも、ちがった動きができるようになります。
引用:トヨタ | 機械とロボットの違いは何ですか?

 
 お子さん向けのコンテンツだからこそ分かりやすい。日経新聞の記事で紹介されてたリンガーハットの「自動野菜炒(いた)め機」は機械だよね。モヤモヤが晴れた。

 そもそもボクが「これがロボットだ」と思っているドラえもんがいてくれたらチェーンのらーめん店も個人営業のらーめん店もどちらも魅力はなくなってしまう。ドラえもんのひみつ道具の中でも秀逸な道具のひとつに「グルメテーブルかけ」というのがあるからだ。「グルメテーブルかけ」は食べたい料理*1をリクエストすると出してくれる魔法のようなテーブルかけ。ボクが食べたいらーめんをリクエストすれば出てくるのだからわざわざお店に行く必要がなくなってしまう。ドラえもんが「グルメテーブルかけ」を出してくれたらボクの理想は実現できる。ひとりでしずかにおうちでらーめんがキメられる。こんな夢のような道具はない。

 漫画ドラえもんでドラえもんが誕生するのは2112年だ。もう100年を切っている。でもボクが2112年まで生きていることはないだろう。残念だ。

 それにしても「グルメテーブルかけ」を誰か開発してくれないだろうか。実現できたらこんなディスラプティブなプロダクトはボクは他にないと思う。絶対に売れる。

スポンサーリンク

インスパイアされたエントリや与太話。

 先日、ハイデイ日高が幸楽苑の売上高を超えた(内部リンク)ということに触れたのだけど、そのハイデイ日高と幸楽苑よりもリンガーハットの方は売上高は上だということを今回調べていて気づいた。このあたり競合をまとめたエントリがあるのかもしれない。

 しかしリンガーハットの売上高経常利益率は6.52%(2017年3月9日現在)だったので、やはりハイデイ日高の10%を超える売上高経常利益率は相当すごい。やはりハイデイ日高、侮れない。日高屋そのうち行ってみたい。

(アイキャッチは蓄音機のイラスト。リンガーハットの自動野菜炒(いた)め機はパッと見はボクには蓄音機のようにしか見えない。でも業務効率化で短い時間でより多くの利益をという姿勢はとても素晴らしいと思う。いらすとやさんもハイパフォーマー、これからも頑張って欲しい。)

*1:名前さえ分かっていればどんな料理でも出せる