#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

復習らーめん【番外編】セブンプレミアムの「蔦 醤油Soba」を食べてみた。

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 世の中の方々がカップ麺にどのようなものを求めているかはわからないけども、すくなくともボクらはカップ麺には美味しさよりも安さを求めている。できれば100円以内に抑えたい。価格が高騰してきてしまっているので最近はカップヌードルすら100円を超えてしまっているけども、そういう意味では最近のボクらの中でのサイキョーのカップ麺はじつはブタメン。おやつにブタメン。ブタメンサイキョー。

 らーめん店業界ではカップ麺になるのがひとつのステータスとか言われているらしいのだけども、一消費者として忌憚ないことを言わせてもらうと、それは売る側のスケベ心事情でしかないよね。らーめん店はカップ麺になることでお店の名前の宣伝を、カップ麺の製造側は有名ならーめん店のカップ麺をつくることで自社の宣伝をっていう、そういうスケベ心以外のなにものでもないでしょう。すくなくともボクらの場合はカップ麺は「安い」ことが第一にあるので100円超えたら全部アウトなんだということを言っておきたい。

 それはさておきブログのネタとしては一応おっかけておこうかというスケベ心がボクらにはボクらであるので2017年1月11日(水)から全国のセブンイレブンで発売が開始になった。セブンプレミアムの「蔦 醤油Soba」を買って食べてみることにした。正直、食べる気が当初はなかったのだけども自宅近所のセブンイレブンのレジ近くに平積みされていたので手が伸びてしまったという言い訳。何かすでに負けてしまった感はある。


 パッケージは蔦らしい日の丸を意識したような白地に赤。

 商品紹介ページを読んで面白いなと思ったのが「某有名グルメガイドで星を獲得した」という書き方をしていること。「ミシュラン」と特定の名前を書けない事情が伺える。

 このブログではそもそも何度も言ってきていることだけども、食の好みは千差万別なので、自称「権威」のレビューなんていうものは一切あてにならない。何を食べると食べログの点数やミシュランに振り回され続けるまともで素晴らしい考え方が身につくのかさっぱり分からない。日々勉強。日々修行。そんな権威を笠にきた宣伝の仕方をするところは何がしか後ろめたいことをしているとボクらはゲスの勘ぐりをずっと持っている。ちなみにそうでないというのであればミシュランなりの自称権威は評価の仕方を全て「公開」してみてほしい。それ公開されるようにならないかぎり少なくともボクらはミシュランや食べログの点数や自称最高権威の本のレビュー内容を信じることは決してない。

参考:

 ところで、こういう商品紹介ページには原材料については記載がないものなのね、というのが確認されたのが今回は興味深かった。食の安全云々へのリンクはあるのに。ホットスナック類などではあるのにこのあたりはどういう判断でいれたりいれれなかったりしているのか気になる。


 こういう原材料の情報はセブン&アイグループくらいの企業であれば商品紹介ページでみれるようにしておいてほしいな、と思ったりはした。

 とりあえずコピペ引用は叶わなかったので、原材料を文字起こしするのはさすがに面倒くさいので写真に撮ったものを貼っておいてみた。

 作り方は蓋を線まであけて中身をとりだし、火薬のみ袋から麺の上にとりだし、熱湯5分。待つ間、スープの類は蓋の上において温めよとのこと。5分待つ。


 カップ麺にしては実際見た目がいい具合においしそうにはできた。

 では、実食の感想。

 実際にお店でらーめんを食べるときのようにスープを一口飲んでみる。蔦のリニューアルした醤油を食べていないので分からないところもあるのだが、トリュフの味は控えめでいい具合。リニューアル前しか知らないのでなんとも言えないがお店の蔦のらーめんは一度食べたら当面はいいというくらいトリュフが前面に出すぎていてらーめんを食べているのかトリュフを食べているのかといった具合になってしまうのだが、このカップ麺はそういうことはなかった。麺もさすがはマルちゃん正麺の東洋水産。カップ麺でここまでもちもちとした麺にしあげてくるのはさすがの一言。一番おどろいたのはチャーシュー。お湯から戻した火薬でここまでちゃんとしたチャーシューになっているのはすごい。

 というわけで、このカップ麺はなかなかにすごかった。リニューアル後一度も行っていなかった蔦に一度くらいは行ってみて味がどのように変わっているのか確認したくなった。お店への呼び込みツールとしてはなかなかの出来栄えだとボクらは思った。

 しかし258円(税込278円)はやはり高い。このカップ麺をもう一度リピートするか、と言われたらそれはノー。リピートはゼロ。レスザンゼロ。永遠のゼロ。

 最後にまとめると、一言で言えばボクらの負けでした。ボクらリニューアル後の蔦のらーめん食べていなかったのが、リニューアルした後の蔦のらーめんがどうなっているのが食べてみたくなってしまったので。スケベ心対決としてはボクらの完敗。カップ麺がステータスかどうかっていう話に関してはステータスではないでしょう、と釘を刺しておいた上でそのカップ麺がある程度美味しければ、お店や製造元の宣伝としてはいい企画なんだろうなというのには賛同しておこうかなと思います。

余談。

 今回のカップ麺の製造元は東洋水産だったようだ。東洋水産と言えばマルちゃん正麺。それなりに麺が美味しかったのも頷ける。とは言えお値段は財布に優しいとは決して言えないのでなんでカップ麺にしようとおもったのかはボクらには謎だ。

 日経電子版はこの手の情報を探すのに便利。

お題「カップラーメンラリー。」:アイキャッチはふつーにセブンプレミアムの「蔦 醤油Soba」のパッケージにした。今回はボクらの完敗です。