わたしのブログをサブスクライブしてくださっている、とあるらーめんブロガーさん(名誉のために名前はあえて伏せておきます)がかなりおかしな英語をブログに書かれておられた。
おそらくそのらーめん店さんのことを褒めたくて書いた英語だったのだと思われるのだが、褒め言葉になっていなかったのではてなブックマークで指摘をさせていただいた。ちなみに一番ヤバかった表現はすでにはてなブックマークのページタイトルも含め修正されているので多くは語るまい。当該ブロガーさんの方のらーめんブログ、わたしも自分がいくらーめん店を探す際の参考にさせてもらっているので、ことさら攻撃したいわけではないからだ。
そんならーめんおじさんのお節介的なことで、当該ブロガーさん含めさほど英語が得意でない方がブログで英語を使う際に提案したいことがある。
Google翻訳つかったら?ということである。詳細は以下のホットエントリがあるので読まれたい。
もちろんご存知の方は多いかとは思うのだが、先日Google翻訳がニューラル・ネットワークを導入したということでかなり翻訳の精度があがっている。下手な英語を自分で書くよりは絶対的にGoogle翻訳を使った方がいい時代がすでにきている。英語できない大多数の日本人よりもともとGoogle翻訳は優秀だと思っていたが、もはや使わない理由ないのではというレベルではないかな、というのが個人的印象だ。
一応、最後に当該ブロガーさんのために、まだ英語的におかしかった部分をわたしが実際にGoogle翻訳をつかって翻訳してみたので以下にスクリーンショットを貼っておきたいと思う。参考にしていただけたら幸いだ。
文意や文脈まで理解しつつあるGoogle翻訳はもはや使わない理由はなくなっているとわたしは思っている。
ちなみに当該ブロガーさんはご存じないのだと思うのだが*1 "I will be back." は文脈次第で「(報復をしに)戻ってくるからな!」と言った意味合いにとられることもあるのでご注意あれ。ビジネス英語では "I will be right back soon." で「すぐ戻ります」みたいな使い方をするのが一般的だが文脈次第では前者で解釈されてしまうのでご注意を、ということだ。もし「また来ます」をいいたいのであればGoogle翻訳の "I will come again." の方が自然だ。この件に関して言えばニューラル・ネットワーク導入全ッ然関係ないがGoogle翻訳、マジすごい。
末尾ながらGoogle翻訳のリンクを以下に貼っておこうと思う。
余談
ちなみに当該ブロガーさんのもともと書いていた英語を最初に読んだときのわたしの意訳は「この****うんめー、今度時間があったらおぼえてやがれ!」でした。お気をつけあれ。
さらに余談で言うと、
新グーグル翻訳の精度を見て改めての感想。あと数年、長くて十数年後には完全自動同時翻訳ができるだろうから、これからの人は外国語を学ぶより、その先のコミュニケーションを磨くことに時間をかけた方がいい気がする。プログラミング教育も同じで、考え方は大事だけれど職につながる人は増えなさそう
— 閑歳 孝子 (@kansai_takako) November 12, 2016
さすが閑歳 孝子氏はいいこと言う。このツイートすばらC!らーめんおじさん禿同よ。
後日、 Google Japan Blogから以下のエントリもでましたね。
よくわからないブックマークコメントしてる方々は上述のエントリ等も読んでみるといいかもしれないですね。
了:1923文字
(このブログは当該ブロガーさんのブログが直っていたのを確認しつつもまだ微妙に直っていないので余計なお節介で書かれた。所要時間20分)
※今回のアイキャッチは通訳のイラスト。そろそろ通訳さんの仕事もあがったりになってくるかもね。いらすとやさんには毎度感謝!
*1:ご存知の上で書いているなら申し訳ない