読者諸賢、ごきげんよう。ボクはらーめ人間Z。らーめん視点から出ないとブログが書けないまともない人間だ。
ラーメンを愛し健康を愛し、フミコ・フミオさん(以降フミオさんと表記)のブログを愛し、何より平和を愛するボクはラーメンと糖質制限、ノーベル文学賞とノーベル平和賞をアウフヘーベンする途中のエラーでキタチョーのロケットマンがロケットもどきを撃つのを辞めるまで外でラーメンを食わないというなんだかよく分からんラーメンハンガーストライキという何だかよく分からんラーメン断食の人造人間、つまりはホムンクルスとして異世界転生していた。早くまとも人間になりたい。
2017年、フミオさんはノーベル文学賞を逃しボクはノーベル平和賞を逃した。
先日、2017年のノーベル賞が発表された。密かにボクはノーべル平和賞を狙い、ノーベル文学賞には我が文章師匠であるフミオさんが選ばれるであろうということを予想していた。
しかし現実は非常なり。ノーベル文学賞は大方の希望的観測である村上春樹さんはおろかフミオさんの手に堕ちることはなく、ノーベル平和賞もボクのラーメンハンガーストライキという、まさに詭弁という詭弁の上に成り立った超平和的活動が認められることはなかった。全くもって無念である。
ちなみにフミオさんをご存じない方のためにわたしの知りうるフミオさんをご紹介しよう。
フミオさんははてなブログのはてなブロガーの中でも特に異彩を放つ不世出の文才ブロガー、その人のことである。フミオさんは、JD大好き、日々JDとの桃色遊戯を夢想している、インポは恥だがタマに勃つ、恐妻家であり、先日まで無職であった。しかもキタチョーのロケットマンがロケットもどきを撃つのをやめるまで転職活動をしない、つまり永遠の無職(ゼロ)であったはずが、気づいたらとってつけたような発想の転換により転職活動をしないで転職を果たすという何だかよく分からん八面六臂の転職を果たすような、とも言えば怪人、というかむしろ変態である。
そんな偉人なのか異人なのかはたまた怪人なのか変態なのかはたまた妖怪なのかそれとも神様なのかよく分からんフミオさんなわけであるが、そのタダならぬ加齢臭と陽気をタダで垂れ流すブログを日々ボクは拝読しながら論理的に考えた。こんな得体のしれない華麗異臭と妖気をタダで垂れ流す人物がタダものであるはずがないと。そして、特に弟子入りをフミオさんの言下に認められたわけではないがノーともいわれていないので、ある日気づいたらフミオさんの弟子になっていたというわけだ。
ところで今回のノーベル文学賞であるが、受賞されたカズオ・イシグロさんの受賞理由は「心を揺さぶる力を持った小説を通じ、私たちが世界とつながっているという偽りの感覚の下に深淵があることを明らかにした」ことであるそうである。この受賞理由に難癖をつけようというわけではないが、ボクがひとつ納得がいかないのはボクは日々フミオさんの「心を揺さぶる力を持ったブログを通じ、ボクたちが世界とつながっているという偽りの感覚の下に深淵があることを明らかにし」ているような感覚を覚えているからだ。なにゆえフミオさんはノーベル賞に選ばれなかったか... 不可解である。
そして、ボクは何だかよく分からん意識他界ラーメン食う愛を説かれると、気づいたらラーメン食うに食えない哀をもって外でラーメンを食うことを受けて断ってしまうという特異体質を活かし、キタチョーのロケットマンがロケットもどきを撃つのをやめるまで、転職活動をしないというフミオさんの意気に賛同し、同じくキタチョーのロケットマンがロケットもどきを撃つのをやめるまで、外でラーメンを食わないという何だかよく分からん理屈の詭弁を弄し、ラーメンハンガーストライキを続けている。しかし、ボクはこの一見しても百聞に実際には何もしていない超平和的活動こそが核廃絶運動のブレイクスルーであると確信をもっているわけである。
....だがしかし、やはりフミオさん同様、ボクがノーベル平和賞を受賞することは叶わなかった。大変に無念である。
そしてその肝心のノーベル平和賞に至っては「北朝鮮のように核兵器獲得を目指す国が増えている」と授賞の背景をノーベル賞委員会が語ったそうであるが、受賞したICANはスイス・ジュネーブに本部を置き、世界約100カ国のNGOからなる団体だそうである。北朝鮮と言及するのであれば、ボクのラーメンハンガーストライキがノーベル平和賞に選ばれないまでも、なぜせめて北朝鮮の隣国に本部を置く核廃絶運動を行う団体が選ばれなかったか。ボクはぷりぷりと納豆も食えない。
ノーベル賞に限らず誰かが誰かを評価するといったものにおいては、おおよその場合、万人が納得する結果にはならない。ボクはそれは何かしらのとってつけたような御都合主義が働くからだと思っている。こと今回のノーベル文学賞とノーベル平和賞においては受賞理由を読む限りにおいて、フミオさんが文学賞を、ボクが平和賞をとっていたとしてもなんらおかしくない。ようは異なる点があるとしたら世界的に目立ったか否かではなかっただろうか。これはボク独自の解釈であるから読者諸賢にいかような異論があろうともことごとく却下する。
ボクは神様の御都合主義と戦うことにした。
ボクらは来年こそはノーベル平和賞をとることができるよう、これから一年さらに詭弁を弄する腕を上げるべく修行に勤しみたいとおもっている。詭弁ジョギング、詭弁腕立て伏せ、そして詭弁腹筋に詭弁スクワット、ありとあらゆる詭弁という詭弁を弄するための脳筋の筋トレを淀みなく行っていきたいと思っている。
そういったわけで、ボクはラーメン断食に加えて、新たな断食にも挑戦していこうと思う。ボクはボクがノーベル平和賞をとれるまでボクが納豆食ったことをブログに書かない!ボクはボクが納豆くったことをブログに書けるようになるまでノーベル平和賞目指して外でラーメンを食わない!
それではまた会おう。さらばだ、諸賢!
心を揺さぶる力を持つブログを通じ、ボクたちが世界とつながっているという偽りの感覚の下に深淵があることを明らかにされたいならば、上述のリンクからフミオさんのブログを一読されるがよろしかろう。
(アイキャッチはノーベル賞のメダルのイラスト。本稿はお題「最近気になったニュース」によせて書きました。)