#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

同僚がユーチューバーで大学新卒の初任給くらいは稼いでいるらしい。

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 ごきげんよう,読者諸賢.ボクはらーめ人間Z.ラ王真贋の遣い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともないヒューメンだ.
 
 ラーメーンを愛し健康を愛し,そして何よりも平和を愛するボクは,ラーメーンと睡運瞑菜350g,そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで,つまりは世界が令(うるわ)しく平和になったと断言できるまで,外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間,つまりはホムンクルスとして異世界転生していた.早くラーメーン食べたい.
 
 外でラーメン食うに食えない誓約とはてなブックマークしたくてもすることができない制約をもって異世界転生したボクは丸2年を超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆,つまりはプロのラーメン断食家,二つ名は「戦えラーメンマン」である.

同僚がユーチューバーで大学新卒の初任給くらいは稼いでいるらしい.

 今日は2019年9月13日の金曜日である.

 つまりは仏滅で令和初の13日の金曜日の中秋の名月であるわけではあるのだけれど,本稿においては関係がないので潔く今日が仏滅で令和初の13日の金曜日で中秋の名月であることについてなにかとそこはかとなく触れることは割愛する.

 本稿の主旨は表題にもあるとおりボクの同僚がユーチューバーで大学新卒の初任給くらいのマネーを稼いでるらしいという話なわけなのだけれど,ボクがそのことを知るまでの経緯というものがあるので少々遠回りではあるのだけれど,ボクがボクの同僚がユーチューバーで大学新卒の初任給くらいのマネーを稼いでるらしいということを知るまでの話をまずは書いていきたい.

 昨日(2019年9月12日)の話になるのだけれど,ボクは上記の出来事についてボクの上司であるブチョーとチャットをしていた.

11日までにカリフォルニア州の上院、下院でそれぞれ可決したのは「AB5」と呼ぶ州法案で、インターネットを通じて単発の仕事を受発注する「ギグエコノミー」の雇用形態に焦点を当てる。例えばウーバーなどはこれまでドライバーをフリーランス(独立した請負労働者)として位置付けてきたが、州法案はその多くを「フルタイム従業員」として扱うよう企業に義務付ける。
州法成立にはギャビン・ニューサム州知事による署名が必要となる。ニューサム氏は法案に賛同する姿勢を示す一方、11日付の米ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)の取材にウーバーやリフトなどと「交渉を続ける」と回答した。同日の米株式市場では交渉余地があるとの思惑が広がり、ウーバーの株価は前日比1.5%高、リフトは2.4%高で取引を終えた。
法制化の背景には、ドライバーの仕事だけで生計を立てている労働者が少なくない現実がある。従業員化すればウーバーなどの企業は保険や社会保障税など追加のコストが生じる。影響は食料品配達サービスの米ドアダッシュや米ポストメイツといった新興企業にも及び、新しいビジネスとして脚光を浴びてきたギグエコノミーの見直しにつながる可能性もある。
引用元:ウーバーの運転手など従業員に、米加州で法制化の動き (写真=AP) :日本経済新聞

 記事の内容としては大まかな主旨が理解できるであろうところを引用すると上記のような内容であった.

 ようはインターネットを通じて単発の仕事を受発注する「ギグエコノミー」たとえばウーバーやリフトに登録してマネーを得ている労働者を「フルタイム従業員」として扱うよう企業に義務付けるカリフォルニア州の州法で定める法案がカリフォルニア州の上院、下院でそれぞれ可決したというのである(記事の時点ではギャビン・ニューサム州知事による署名がまだなされていなかったのだけれど署名がなされれば2020年1月にも施行されるとのことである).

 ちなみにいわゆるギグエコノミーといわれる仕事はコモディティー化された端的かつ直截な言い方をすれば「誰にでもできる簡単なお仕事」という類のものに属するお仕事が大半だと思っているので,その労働単価は当然ながら買い叩かれるわけなのだけれど,それゆえにそれを本業にするようなことをするのは間違いなくおバカさんの所業であるわけなのだけれど,きっちりとガッチリと稼げる本業(保険や社会保障税については考える必要がない)があった上でちょっと空き時間を利用してちょっと小銭マネーを稼ぎましょうという利用方法が本来想定されているギグエコノミービジネスの利用の仕方だと思うわけなのだけれど,ところがどっこいギグエコノミーの本場である米国ではギグエコノミーの仕事だけで生計を立てている人びとがいるという話であり,そういった人びとが最低限度の健康で文化的なライフを送るために「フルタイム従業員」として雇用するようにギグエコノミービジネスの担い手でであるウーバーやリフトに義務付けるというのはギグエコノミーの本来の主旨からするとなんだかよくわからないなという話であるというわけである.

 とはいえこの州法が施行されるという話になると話はカリフォルニア州に限定される話にはならないだろうからいずれ日本にもこういった話は及んでくるかも知れないねといったことをボクとブチョーは話していた.

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 またおりしも同日本経済新聞ではギグエコノミーをトピックにした下記の連載が行われていたのだけれど,この内容を読んでいても「これってギグエコノミーといっているけれどギグエコノミーじゃないよね」という話もボクはブチョーとしていた.

 ではたとえばどのようなところで,ボクらがこれはギグエコノミーといっているけれどギグエコノミーじゃあないよねと思っていたかというとそれがわかるようなところを下記にまた記事から引用してみたい.

4時間かけて書いた原稿の報酬は、たった800円。副業としてウェブライターを始めた佐々木ゴウ(30)の時給は、都営バスの運賃よりも安かった。
佐々木はNTTコミュニケーションズに3年間勤めた後、ネット通販のコンサルティングを手掛ける企業に転職。副業を始めたのは、それから半年後のことだ。ウェブ制作など色々な仕事を貪欲に受注した結果、ライター業が性に合った。
とはいえ書くのが遅く、単価も安い。計算してみると、月収は6千円。一念発起して、仕事の単価を上げる努力をした。ライティングの基礎を独学で学び、書くスピードを上げる。発注元に企画や構成のアイデアも出すと重宝された。それから2年半。今の月収は100万円を超える。
発注元の信頼を得た佐々木のもとには、今やプロジェクト単位で依頼が来る。1人では手が回らない。そこで思いついたのが、大型案件の受注を目指したオンラインコミュニティーの設立だ。
佐々木が主導する形で、フリーランスのライターなど800人が参加する「ライター組合」が立ち上がったのは5月のこと。目的は会員がスキルアップを図り、連携して付加価値の高い仕事をすることにある。
組合を設立してから3つの大型案件を手掛け、そのうち1つは記事数が500本にもなった。担当するライターは70人。佐々木は「ここまで大きな規模の仕事を一括受注できる組織はほかにないはず」と胸を張る。
引用元:ギグエコノミーの担い手たち(3) フリーランス「ゆるく団結」 高付加価値・高収入めざす :日本経済新聞

 この引用部分でいえば最初の副業としてやっていたという単価の低い「誰にでもできる簡単なお仕事」がギグエコノミーの本質であるわけで,それに甘んじずライティングスキルを磨いて独り立ちすることによってきちんとした生計をたてることのできるだけの立派なフリーランスとなっているのはそれはギグエコノミーではないでしょうという話だということなのである.

 というわけでここでボクとブチョーの話は「市場にニーズがあり,かつ市場で買い叩かれないようなその人でないとできないような特異なスキルを持つことは大事だよね」という話でオシマイになるところだったわけなのだけれど,ここでブチョーから出たのが次のセリフだったのである.

 「ちなみにうちの社員で言うとホニャララさん(ボクらの同僚の名前.プライバシー保護の観点から以降はホニャララさんと表記する)が結構なレベルのユーチューバーに育ちつつありますw」

 やぶから棒な話の飛び方ではあったのだけれど,さらにブチョーいわく結構なレベルのユーチューバーになったホニャララさんの月あたりのユーチューブ収益は現在(2019年)の大学新卒の初任給くらいだそうで「マジかよ」とボクは驚いてしまったのである.

 ボクはホニャララさんがユーチューバーをやっていそうなイメージがなかったのでどのようなユーチューブ動画を投稿しているのか興味がありブチョーにホニャララさんのユーチューブチャネルを教えてもらい観てみることにした.

(注:ホニャララさんは自分がユーチューバーであることを隠していないどころかむしろ拡散してほしいということだったのでブチョーからはすんなりホニャララさんのユーチューブチャネルを教えてもらうことができた.しかしボクがここでホニャララさんのユーチューブチャネルを詳らかに明らかにしないのはそれがボクのプライバシー保護の観点から詳らかに明らかにすることが不都合だからということを書いておきたい.)

 というわけでボクは昨日(2019年9月12日),仕事を終えてウチなるインナーワールドに帰還した後,一体ホニャララさんがどんなコンテンツをユーチューブで配信することによって人気を博し月あたり現在(2019年)の大学新卒の初任給くらいの収益を得てしまっているのかを勉強してみることにした.余談ではあるのだけれど本ブログで得られる広告収入などというものははてなブログProの代金を徴収されたら残らない程度であるのでボクのブログの内容を魅力的にするためになにか参考になるかもしれないというスケベ心があったことも否定はしないものである.立派なオトナのジェントルメンというものは正直なものである.

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 では以降にホニャララさんがユーチューブで配信していた動画の内容について箇条書きで書いておいてみよう.

ユーチューブで毎月現在(2019年)の大学新卒の初任給くらい稼いでいるボクの同僚のホニャララさんが配信していたコンテンツ.
  • NHKニュースウェブを観ながら今日のニュースを読み上げて感想を言う.
  • SBI証券やモーニングスター,ブルームバーグを観ながらその日の市況の振り返りを行う.
    • ときにオススメの金融商品を紹介したりしている.
  • 日常の与太話(たとえば最近だとアイフォーン11についてなど).
  • ライブでやっているので時折はいるコメントで振られたお題について自分の意見を言う.

ーー以上であった.

 驚くなかれ,意外と思われるかも知れないけれど配信していたのはこれだけだったのである.なにも特別鋭い視点でホニャララさんでなければこんな意見は言えないと思うようなことは何も言ってはいなかったのである.

 ちなみにボクがマネできないなと思ったところはこの内容を延々とほぼ毎日1時間配信していたところである.逆に毎日このコンテンツを1時間視聴している視聴者諸賢がいるかと思うと「マジかよ...」と思ったほどである.動画ゆえに記事のどこにホニャララさんが興味をもっているかなどはたしかにわかりやすいのだけれど,話している内容は日経ラジオでも聴いてたほうがいいんじゃないのと思うような内容だし,なにより1時間で話している内容を文字で起こしたらさほどの分量ではないので読んだほうが早くねとも思ったものである.

 そういう意味ではテキストブログは手軽に読めるものであるから動画よりは時間泥棒にならずボクはよいと思うものであるのだけれど,はてななブログはいくら書いても良質なコンテンツが集まるはてななブックマークとの連携をするとはてななブログもはてななブックマークもいずれも利用停止になりかねないというなんだかよくわからない仕組みになっているので少なくともはてななブログではホニャララさんには到底かなわないなとボクは思ったものである.

 一応では最後にこのなんだかよくわからなくなってしまった内容をまとめに入ろうと思うわけなのだけれど,いくつかこれは間違いないであろうということを箇条書しておいてみようと思うものである.

まとめ.
  • 誰にでもできるような簡単なお仕事をギグエコノミーすると労働単価は下がるばかりであるので搾取されるだけである.
  • 搾取されないためには市場ニーズがあり,かつ自分にしか出来ないようなスキルを継続的に磨き売り込む必要がある.
  • しかしボクの同僚のホニャララさんのユーチューブのように配信している内容は特に特異なものでなくても現在(2019年)の大学新卒の初任給くらい稼げてしまうこともあるようなので,稼ぎたいなら自分の特性と合ったプラットフォーム選びはちゃんとしないとダメだね.

 ...といったところだろうか.なにはともあれはてなブログはかけたコストに対してまるで儲からないということはボクが証明しているものであるからボクはボクでもっとボクに合ったプラットフォームを選ばないとダメだねという話である.

 それではまた会おう!さらばだ諸賢!!

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参考.
ギグエコノミーを「フルタイム従業員」として扱いなさいというカリフォルニア州の法案可決に関して報じている他の記事.

 CEEK.JP NEWS - 検索 : ギグ 州法で検索すると冒頭の記事以外に下記の1つの記事がみつかった.おそらくキーワード次第では他の新聞社の記事も見つかると思うのだけれど本稿においてはこのリンクのみを付しておきたい.

《本稿はお題「最近気になったニュース」によせて書きました.》