#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

夏はカレー。カレーが夏だと言っても過言ではない。

スポンサーリンク


 ボクはらーめ人間Z。らーめん視点から出ないとブログが書けないまともない人間だ。毎週水曜日はボクがはてなブログ編集部が出題するお題に答えてはてなブログを楽しむことにしている日だ。今週のお題「はてなブログ フォトコンテスト 2017夏」。

はてなブログでは、毎週実施している「お題」の特別編として、毎年夏にフォトコンテストを開催しており、今年で5回目。おかげさまで、はてなブログをご利用の方に恒例行事として認識されるようになってきました。

今年も「はてなブログ フォトコンテスト」を開催します。入選5作品には「オリジナル真空断熱ボトル」プレゼント! - 週刊はてなブログ

 … とある通り、はてなブログ編集部によると、今回のお題は「夏の思い出を写真とともに振り返ってね。」ということらしい。正直なところ、今年、2017年の夏、ボクはこれでもかというほどにウチに引き篭もっていた。史上類を見ないほどにウチに引き篭もっていたと言っても過言ではない。

 しかし、別にボクは後ろ向きな気持ちから引き篭もっていたわけではない。梅雨のシーズンは気象庁の予報が狙いすましたかのように的中し、なぜだか梅雨をすっとばして連日スーパー猛暑だったため、熱中症になりたくないボクはクーラーを適度な設定温度26-27度に設定して室内で過ごしていたというだけに過ぎない。

8月に入ってからは一転して梅雨に戻ったのかと思うほどの連日雨天、T都においては21日連続の雨天という不名誉極まりない記録を打ち立てるにいたっては、ゲリラ豪雨、大雨警報、雷警報が発令されては不要不急で外出することを潔く諦めていた。ボクは潔さには定評がある。つまり紳士であり淑女であるというわけだ。

そういったわけで、ボクにはSNSバエをアッピールするようなこの夏の写真は壊滅的に皆無なのであった。これをつラーメンと言わずして、他に何をつラーメンと言おうか。いや、言わない。

 閑話休題。しかし、2017年夏、ボクがもっぱらウチに引き篭もっている中において多眠多読の生活を貪り、寝ては起き、起きては読書に勤しみ、読書しては寝落ちし、を繰り返す中においても、唯一人間らしい活動をしていたことと言えばメシを食うことであった。食うことは面白きかな。面白きことはよきことかな。

メシといえば、夏はカレー。カレーが夏だと言っても過言ではない。

 ところでメシといえば、かつて夏といえばカレーと言われていたらしい。しかし、ボクにとっては今も昔も変わりなく夏と言えばカレーである。カレーが夏だと言っても過言ではない。最近は、それで満足してしまうという理由も手伝って、もっぱら無印良品の無印良品のカレーを沸騰した湯で温めてつくるという横着ばかりをしていたものだが、この夏はあまりにもウチの中に引き篭もることが捗ってしまっていたため、カレーも少しくらいは手を動かしてつくろうということで、何度かレトルトでないカレーを作ったりしていた(とは言っても香辛料から厳選した本格的なカレーをつくろうということなどはせず、ハウスだったりS&Bだったりの市販のルーを買ってきてつくるという意識低いカレーであったということはお断りしておきたい)。

 市販のルーを使ってカレーをつくるのは簡単である。カレーほど簡単に作れて、日持ちがして(消費が早いのでせいぜい晩につくったとして翌晩にはなくなるわけだが、O157もこわいし早く食い終わるに過ぎたるはなし)、美味しくて、満腹を貪れる無類の自炊飯をボクは他に知らない。

 うろ覚えでてきとーに書いても市販のルーを使ったカレーの作り方は次のような感じだ。(1)具材をてきとーにざっくり切る。(2)鍋で具材を炒める。(3)市販のルーのパッケージで指定された分量の水を鍋にいれて煮込む(大体20分ほど)。(4)灰汁をとる。(5)火を止めてルーを溶かす。(6)とろみがつくまで混ぜる(弱火で5分ほど)。 …簡単過ぎてサイコーだ。簡単なことはよきことなり。

 今年、ボクは市販のルーを使って3回ほどカレーつくったが、初回はハウスバーモントカレーを酢豚もしくはカレー用として切り売りされている豚肉(400グラム)、人参、玉ねぎでカレー作った。酢豚もしくはカレー用に切り売りされている豚肉は脂身までご丁寧に切り落としてくれてしまっていて、ボクの好きなカレー肉に仕上がらなかった。脂身のないカレー肉は悲しきかな。カレーをつくること自体が久しぶりであったために痛恨の失敗劇を演じてしまった。

参考:ハウス バーモントカレー 辛口 230g×5個

 二回目はザ・カリーを使った。初回のときに酢豚もしくはカレー用に切り売りされている肉で物足りない残念な気持ちになってしまったため、バラのブロック肉(400グラム)を買うことにした。野菜は人参と玉ねぎにするのは買えなかった。じゃがいもは入れてもよいのだが、なんなくスーパーでじゃがいもが目につくところになかったような気がする。じゃがいもをいれることでとろみは増すわけであるが、今年のボクはなんとなく雰囲気で「そのとろみ邪道なり」と何だかよく分からないことを思ってしまうことを止めることができなかったのだ。ラーメンと阿呆の血のしからしむところに従ってボクは潔くじゃがいもをカレーにいれることを諦めた。ボクの潔さには定評がある。

参考:ハウス ザ・カリー 辛口 140g×4個

f:id:garage-kid:20170905124546j:plainf:id:garage-kid:20170905124551j:plain

 フォトコンテストということで一応写真を貼り付けてみたよ。これは三回目につくったフォン・ド・ボー DINNER CURRY。《つや姫》と市販のルーでつくったカレーは無類である。その美味しさたるや筆舌に尽くし難い。だからボクには文章にして書き表すことができない。余談だが、先日、はてなブログでは複数の写真を横一列に並べて貼り付けられるようになった。これは便利だ(外部リンク:参照*1

 そして直近でつくった三回目はフォン・ド・ボー DINNER CURRYだ。短い期間で三回もつくるともともとテキトーに作ってもつくれるカレーがさらにテキトーでもつくれるようになってくる。二回目につくったときのバラのブロック肉に味をしめたので、富豪的にバラのブロック肉を600グラム買ってきて、ざく切りにして鍋に放り込むといったことをした。ゴロゴロしたブロック肉がたっぷりはいったカレーなどというものはウチでつくらなければ滅多なことでは食えない。ゴロゴロの脂身たっぷりのバラ肉がたっぷりはいった市販のルーでつくるカレーは無類である。その無類さたるや筆舌に尽くし難い。だからボクは文章にして書くことを潔く諦めた。潔きことはよきことなり。

参考:エスビー ディナーカレー 辛口 194g×10個

日本のカレーはジャポニカ米のつや姫とベストマッチだった。

 余談だが、ちょうど8月に入ったあたりで、これまで好き好んで食っていた米《はえぬき》が切れたこともあったので、実は米もそれまで食ったことのない米《つや姫》に買い換えていた。ボクは米を土鍋で炊くのだが《つや姫》を土鍋で炊いた米の美味しさたるや無類であった。正直、水っ気の多いジャポニカ米であるので、カレーには合わないかと思わなくもなかったが、日本のカレーはインドカレーとは違ってジャポニカ米にもそれなりにフィットしていた。日本食のカレーとジャポニカ米は何の心配をすることもなく実はベストマッチだったのだ。

今も昔も夏はカレー。カレーが夏だと言っても過言ではない。ラーメンは夏の食い物ではない。ボクは今年、2017年の夏、ラーメン食うことを潔く諦めて終わった。

参考: つや姫の特徴:つや姫の品種特性について

今週のお題「はてなブログ フォトコンテスト 2017夏」によせて書きました。)

*1:複数の写真を横一列に並べて貼り付けられるようにしました