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らーめ人間Z。がほぼ日刊でらーめんについて綴るただの日記。文体ときどきフミコフミオインスパイア。食べたラーメンの記録、訪問店の感想だけでなく、ラーメン関連のイベント、キャンペーンの情報などもシェアしていくよ。よろしくね。ピース。ほぼ日刊イトイ新聞とは関係ありません。写真をはじめとしたすべてのコンテンツの無断転載はお断り!

《復習らーめん》一風堂、マザーズ上場おめでとう。

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 ボクはらーめ人間Z。らーめん視点でしかブログが書けないまともない人間だ。昨日(2017年3月21日)、東証マザーズに一風堂を運営する力の源HDが上場した。まずはタイトルどおり「力の源HDさん、上場おめでとうございます」と書いておきたい。

 力の源HDの上場初日は初値がつかなかったようで、ほぼ日同様ここ最近の新規上場は人気が高いみたいだね。正直ボクはどちらの企業も「なんで上場したの?」というのが資金調達したかった/記念上場的上場ゴールといったくらいにしか思えないのでとても不思議に思っている。

 というのも、先日ボクは実は一風堂が上場するというのもあって、それこそ7-8年ぶりぐらいでキメに行ってみたのだが、一風堂のよさがまったく分からなかったのだ。このままだと一風堂のことをボクはディスることしかできない。そう思ったのでしばらく食べに行ったことをブログに書くのは控えることにして寝かせてみた。さすがに一風堂(力の源HD)マザーズ上場してしまったので、これ以上じっくりコトコト寝かし続けてしまうとこのエントリを書くタイミングを完全に逸してしまうなあと思った。ので、今書いている。果たしてボク、ちゃんと冒頭の「上場おめでとう」通りポジティブな内容かけるだろうか。ポジティブに書けてなかったら修行不足。研鑽をこれからも積んでいくのでよろしくね。ピース。

 ボクが行ってみた一風堂はいつも行列ができている。それはボクが行った土地柄的に個人経営のらーめん店不毛の地だからなのか(内部リンク)、それとも土地柄的に他の飲食店と比べたときに一風堂が安いからなのか、はたまた本当にみんな一風堂好き好き抱いて愛しているからなのかどうかはボクには分からない。とりあえずボクはいつも並んでいる一風堂に行ってみた。

 ただしボクはラーメン卒業しないための三ない運動を実践していると公言しているとおり行列しているらーめん店にはよほどのことがない限り「並ばない」ようにしている(内部リンク)。今回もそのいつもなら並んでいる一風堂のオフピーク時間帯を狙って行ってみた。並び時間ゼロ。

 一風堂はメニューのラインナップが少ない。あっさりの白丸、こってりの赤丸、そしてからか麺の三本柱(もちろんこれに特製とか野菜大盛仕様のものがオプションとしてはあるわけだが)。基本はこの三本。店舗限定の限定や季節の限定がこれに加わったりしている。ボクは寒いからなのか最近は魚介豚骨熱をこじらせている。なので、一風堂の三本柱の中からどの一杯を食べようかという話になれば「こってり」を謳う赤丸しかない。最近はやはりらーめん店にかぎらず飲食店では健康志向、野菜アッピールが激しいようであったので野菜赤丸を頼んでみた(伝票上はタンメンということになっていた)。

 汁は跳ねてるし、野菜の盛り付けも汚い。デリバリーは速いけど、その分、雑さが目立つ。このらーめんを作ったスタッフかららーめんに対する熱意をボクは感じられなかった。盛り付けたのロボ?とも思わなくもなかったけど逆に今どきのロボもっとキレイに盛り付けるんじゃないかと思ったのでロボじゃないよね。これで日本のらーめんシーンを牽引してきたと言われてもボクの納得感は薄い。

 デリバリーはかなり「はやい」。オーダーから5-7分くらいで出てきた。しかし見た目にガッカリ。ラーメン丼からレンゲから盛り付けまでずいぶん写真とギャップがある。一言で言うと「雑」。自分で家で袋麺つくってもここまで汚い盛り付けにはちょっとならないかな、という盛り付け。気分が盛り下がってしまった。味も「こってり」のつもりで頼んだ赤丸だったのだが「あっさり」していた。赤丸の「こってり」が「あっさり」なんだとしたら白丸の「あっさり」は一体どんなことになってしまうのだろうと思ったくらいだ。味はわるくもないけどよくもない。これがせめて800円くらいだったら納得感もあるのだけど、野菜赤丸は1,050円。場代やら原価やら人件費やらもろもろ考えるとこのあたりの価格になるのだろうけど、同じ値段出すならもっと美味しいお店がいくらでも他にあるなと思えてしまう。とても残念感がひろがってくる。褒められるところが見当たらない。ポジティブ書けない。きっつー。困った。

 おそらくもうボクは一風堂には行かないと思われる。味と値段に納得感を感じられなかったからだ。少なくとも東京には同じ値段出すなら並ばず美味しいらーめんが食べられるお店が海千山千存在する。それを蹴って一風堂をわざわざキメる理由はボクにはない。一風堂の味と値段がドラスティックに変わったんだなあという分かるニュース等を耳目にしなければ行かないだろう。

 あえて一風堂の褒められるところをあげてみる。デリバリーのはやさ、これは本当に「はやい」と思う。オーダーしてから10分かからないのは嬉しい。会計が電子マネーにもクレジットカードにも対応していたのも嬉しかった*1。支払い方法が豊富なのはありがたい。正直、ボクが今回ひさびさに一風堂にいってみてよかったとおもったのはこのふたつ。でもね、このふたつ、らーめん関係ないんだよね。らーめんを土俵に闘う分には個人のらーめん店と比べたときにはデリバリーのはやさと決済方法の豊富さは優位だなあとは思う。だけど飲食店という意味で競合を考えると、例えばスシローやくら寿司とかの方が断然ボクにはよく見えてきてしまう。くら寿司やスシローは寿司と謳ってるけど、まるで寿司屋ではない。どちらももはやラーメンもスイーツも提供するファミレスになっている。力の源HD、いつかファミレスを狙っているならまったく歯がたたないだろう。

 仮にファミレスなんか目指してないという話で力の源HDがらーめんチェーンとしてもっと幅広く展開するつもりでいるのだとしてもボクには先行する日高屋や幸楽苑、リンガーハットよりもよく見えるポイントを見いだせない。味と値段に納得感がなさすぎるからだ。

 何もいいところをボクは見いだせなかった一風堂だったけど運営する力の源HDとしては上場するからには何か機するものがあるのだろう。今後飲食業界にどんな変化を起こしていくつもりなのか注目していきたい。

インスパイアされたエントリや与太話のコーナー。

――このタイミングで上場したのはなぜですか。
 清宮社長「ここ数年の業績をみれば分かる通り、海外の投資負担が重くなってきた。ロンドンやパリなど欧州の出店が実現し、海外がスタートラインに立ったところで、さらに人材や資金を集めようと思った。人材は創業時から重視してきたが、今後は世界中でビジョンにあった人を集めたい。大きなチャンスでもあり、課題でもあると考えている」
引用:力の源HD社長「一風堂ファンを増やしたい」 :日本経済新聞

 ボクとしてはこれを読んで力の源HDの上場に納得するところが大きい。少なくとも国内で何かを機している様子は見え「ない」ように読める。らーめん視点では市場は読めない。まとも界は一体力の源HDの何をいいと思っているのだろう。もっと修行せねば。

 もうひとつ余談。一風堂の力の源HDは上場二日目で初値がついたとのこと。

公募・売り出し価格(公開価格、600円)の3.7倍にあたる2230円で初値を付けた。その後も買いの勢いが強まり、初値比402円(18%)高の2632円まで上昇する場面もあった。終値は同400円高の2630円だった。
引用:新興株22日、ジャスダックが反落 力の源HDは初値比18%高で終える :日本経済新聞

 ボクには一風堂のよさが分からない。だからボクには上場初日、二日目の力の源HDは買われ過ぎているようにしか見えない。でも本文にも書いたとおり、力の源HDには何か機するものがあるのだろう。果たして力の源HDが今後どうなっていくのか。決算等、ボクは随時みていきたいと思っている。

お題「復習らーめん。」によせて書きました。かなり冗談抜きでボクは一風堂のどこがいいのかが分からない。行列ができるからには理由があるはずだと思うんだけど。みんな一体どういう理由で並んでいるんだろう。アイキャッチは株のイラスト「喜ぶトレーダー」にしておいてみた。さすがにいらすとやさんに上場ゴールはまだ存在していなかった。)

*1:店舗にもよるのかもしれないけど