読者諸賢、ごきげんよう。ボクはらーめ人間Z。らーめん視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。
ラーメンを愛し健康を愛し、何より平和を愛しているボクは、ラーメンと睡運瞑菜350g、そして世界平和をアウフヘーベンしている途中のエラーでキタチョーのロケットマンがロケットもどきを撃つのをやめるまで外でラーメン食うに食えない哀を説くラーメンハンガーストライキという何だかよく分からんラーメン断食の人造人間、つまりはホムンクルスに異世界転生していた。早くまとも人間になりたい。
閑話休題。先日来、米大統領ドナルド・トランプさんがキタチョーのショーグンをロケットマンと呼んで久しい。トレンドに目ざといボクもラーメンハンガーストライキのことを以前は「キタチョーのショーグンがミサイル撃つのをやめるまで外でラーメンを食わない!」と訴えていたのを潔く改め「キタチョーのロケットマンがロケットもどきを撃つのをやめるまで外でラーメンを食わない!」と訴えるように変更した。ボクは潔さについては一家言あると言っても過言ではない。
ロケットマンが倒せない。
ロケットマンのロックマン敵ボス感ヤバイ。
— フミコ・フミオ@療養中 (@Delete_All) 2017年9月19日
そして我が文章師匠であるフミコ・フミオさんも狙いすましたかのようにロケットマンに触れる当たりはさすがの三文字である。上述ツイートにリプライしてボクはフミオさんと少々オモチロイ歓談をすることができたのだが、ボクが「エアーマンが倒せません。。」とフミオさんに返したら「倒せないマンが多いっすよあのシリーズ、難しすぎ。」とフミオさんも返してくれたのだ。
ちなみにフミオさんはロックマンシリーズに倒せないマンが多いとおっしゃっていたわけであるが、ボクからすると現実世界こそ倒せないマンが多いと思っている。むしろ現実世界は倒せないマンの宝庫だと言っても過言ではない。
特にボクのような大なり小なり社畜であるサラリーマンが日々利用することを大変遺憾ながら余儀なくされている痛勤電車などは倒せないマンが入れ食い状態であり、ボクはいかにして倒せないマンの餌食にならないようにできるか日々対策を練ることに余念がないと言っても過言ではない。
どのような倒せないマンがいるかというのを一例をあげさせいただこう。例えば《痛勤電車の奥にはテコでもツメないマン》という倒せないマンがいる。この倒せないマンはかなりの生体数がいると言われている。下手をすると往きの痛勤で遭遇して、帰りの痛勤でもまたべつの個体に遭遇するということもあるのである。
電車の奥にツメないマンに対して取れる対策は少ない。遭遇した際には近くに寄らないことである。しかし、先日ボクは不幸にも奥にツメないマンの隣に立つことになってしまった。満員痛勤電車であるから、ボクが周りのオッサンやオバハンに奥につめろと押されたら、ボクも奥にツメないマンをトコロテン式に押すというオモチロイことにならざるを得ない。この状況は聡明なる諸賢ならご想像に難くないと信じている。
まさにそのトコロテン式にボクはボクの隣に立っていた奥にツメないマンを押すことになったわけであるが、奥にツメないマンはやはりテコでも動こうとしない。動かない岸辺露伴さんはオモチロイけど、動かない奥にツメないマンはミジンコの陰茎ほどもオモチロクナイ。最終的にボクも縦横無尽に押されまくっているので不可抗力でかなり奥にツメないマンを押すことになったわけであるが、あろうことか押された奥にツメないマンはボクに向かって舌打ちしてきたのである。
ちなみにその奥にツメないマンは類人猿のようにシュールな顔をされたオバハンであったわけであるが、ボクが「奥が空いてるのでツメていただけますか?」と言うと何故か自分が奥にツメるのではなく道をあけてくれたのである。どうやら顔は類人猿のようだったが人間の言葉は理解できたらしい。ボクはオバハン自身に奥にツメてもらいたかったのであるが、その意図は通じないようであったので、潔くボクが奥にツメることにした。ボクを通した後、またオバハンはまた別の相手と押し問答をしていたようだった。何故だか知らんがどうしてもオバハンは自分自身が奥にツメることはテコでもしたくない様子だった。
ボクはそのオバハンが次の駅で降りたいから奥にツメたくないのかなと思っていたら、オバハンは次の駅では降りなかった。では次の次の駅で降りるのかなと思ったらその次の次の駅でも降りなかった。次の次の次の駅でボクが降りたわけであるが、オバハンはその次の次の次の駅でも降りなかったのであるが、絶対に奥にはツメようとはしなかったのである。オバハンは電車の奥には絶対にツメないゲームをしていたのかもしれないし、そうではないのかもしれない。オバハンの考えることオバハンのみぞ知るである。
倒せないマンは無敵の人であり文字通り倒すことはできない。不毛な争いは避けるが吉である。
こういった何だかよく分からん「こいつ大丈夫か?」はえてして倒せないマンであり、ボクはいつもそういった倒せないマンを見かけたら関わらないようにしている。マジ争うだけムダ。一円のマネーにもならない戦いに意味はない。倒せないマンは倒せないから倒せないマンなのである。
そういえばそもそもの標題であるロケットマンが倒せないであるが、ボクはかなりの長期間に渡って外でラーメン食わない抗議運動、ラーメンハンガーストライキによってキタチョーのロケットマンにロケットもどきを撃つのをやめろと訴えているわけであるが、まるでロケットマンには聞こえていないかのごとく全く相手にされていない。
ロケットマンがロケットもどきを撃つのをやめないのは日本の国家存亡の危機である。先日、安倍晋三さんが前代未聞の所信表明演説も代表質問もなく衆議院を解散したわけであるが、安倍晋三さんに言わせると国難突破解散だそうである。
ボクにはロケットマンは未だ倒せる見通しがたっていないわけであるが、アウフヘーベンとはアウフヘーベンのことですよとかわけのわからんことを言っている小池百合子さんも存在が国難な気がしないでもない。
何が国難で、敵はウチにいるのか外にいるのかもなんだかよく分からなくなっている衆議院選挙になっているような気がしないでもないが、せめて外のロケットマンをどうにかする方策くらい明確に打ち出してもらいたいものである。でないとボクはいつまでたっても外でラーメンが食えないのである。
何だかよく分からなくなってしまったが、なんだかよく分からんのはいつものことなり。だから、今回はこんなところでシメようと思う。ではまた会おう、諸賢。
(アイキャッチはミサイルのイラスト。いらすとやさんにはもちろん文字通りのロケットのイラストもあるのであるが、なんとなく気づいたらミサイルのイラストをボクは選んでいた。本稿はお題「ボクがフミコ・フミオから学んだたくさんのこと(敬称略)。」によせて書きました。)