読者諸賢、ごきげんよう。ボクはらーめ人間Z。らーめん視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。
ラーメンを愛し健康を愛し、卵かけご飯(以降TKGと表記)を愛し、何より平和を愛するボクはラーメンと睡運瞑菜350g、TKGとPKOをアウフヘーベンする途中のエラーでキタチョーのロケットマンがロケットもどきを撃つのをやめるまで外でラーメンを食わないラーメンハンガーストライキという何だかよく分からんラーメン断食の人造人間、つまりはホムンクルスに異世界転生していた。早くまとも人間になりたい。
どうやら気づいたら2017年10月14日でラーメン断食も185日目となったようである。そう、読者諸賢に言われるまでもない特に何か人生の役に断つわけでもないラーメン断食を続けるボクは底抜けの阿呆である。つまりはプロのラーメン断食家だ。
ボクは押しも押されもせぬTKG主義者である。
外でラーメンを食わなくなって久しいボクであるが、一方でボクは押しも押されもせぬTKG主義者である。
世にタマゴ料理は無数にあると言われている。中でも手間をかけずにつくれるものの代表格としては目玉焼き、温玉、そしてゆでたまごなどがある。しかし、どれも火加減を間違うとキミがカッチカチやぞになってしまう。
タマゴは半熟が無類であるという信条のボクとしてはキミがカッチカチやぞになってしまうとなぜ火加減を見誤ったかと後悔の念が先立ってしまい折角出来た目玉焼き、温玉、そしてゆでたまごの類のありのままの姿を受け入れることがデキず、美味しくいただくことがデキない。つまりはタマゴ料理の失敗作はうまくないということである。
ところで、ボクがウチで夕ごはんを食うときはボクは一汁一菜でよいという考えに基づき、手を抜きに抜きまくったごはんをつくることに余念がない。白いゴハンに具沢山の味噌汁というシンプルなゴハンはそれだけで十分に満足なわけであるが、白いゴハンに彩りを添えたい。謙虚で慎み深いと一部界隈において評判のボクであるが、そういったワガママな欲望に駆られる時が時と場合によってはあるのだ。
そこでTKGである。
TKGほど手軽に作れるタマゴ料理はない。まず失敗することはないと言っても過言ではない。というかただタマゴを割って炊きたてのゴハンにかけるだけのTKGはもはや料理と呼ぶことすらおこがましい。誰がTKGを最初にタマゴ料理と呼びはじめたのかボクは知らないが、もしそんな人間がいるのであれば責任者に問い合わせてみる必要がある。責任者はどこか。
閑話休題。そんなTKGの究極を究極たらしめるマシーンが2017年10月26日タカラトミーアーツから発売されるらしい。
タカラトミーアーツの究極のTKGは、
- 殻のまま生たまごをセット。
- パンチボタンを押してたまごを割り、黄身と白身を分けます。
- ミキサスイッチを押して白身をかくはんします。
という3ステップでTKGをつくるというものであるらしい。価格は税別3500円。高い...
ボクのTKGに必要な道具は百均で買ったエッグセパレーターのみである。
ちなみにボクのTKGであるが、必要な道具は百均で買ったエッグセパレーターのみである。工程は以下のとおりだ。
- タマゴを割りエッグセパレーターでキミと白身を分ける。
- 白身をほかほかのゴハンにかけて白身とゴハンを混ぜあわせる。
- ゴハンの上にキミを落とす。
マシーンを使った方が白身がかくはんされてメレンゲ調になり美味しそうではある。しかし、こう言っては何だがボクの作り方のほうが洗い物も少なく手間もほとんどかからない。究極と豪語するからには美味しさはもちろんだが、後片付けや道具のメンテナンスなどにかかる手間も最小限に抑えられてこその究極である。ボクの究極のTKGの方が道具はエッグセパレーターだけであるし優れているような気がしないでもないがいかがだろうか。
とは言えボクはナニもタカラトミーアーツの究極のTKGを買おうと言う諸賢に「そんなものを買う必要はないぞ。」と冷水を浴びせようと言うわけではない。タカラトミーアーツの究極のTKGを買うか買わないかは諸賢の自由だ。
現状に満足しているTKG主義者たるボクにはタカラトミーアーツの究極のTKGが必要ないというだけに過ぎない。これからも手を抜きに抜きまくったTKGの技術を磨くことにボクは心血を注いでいこうと思う。
それではまた会おう。さらばだ、諸賢!
(アイキャッチはエッグセパレーターのイラスト。ラーメン店でTKGがメニューにあるお店もなかにはあるのだが、ボクは自分のウチでつくったTKGの方が美味しいため、ラーメン店でTKGを頼むことは稀だ。むしろ皆無だと言っても過言ではない。ラーメンとゴハンの組み合わせは無類であるが、ことラーメン店で食うゴハンに関して言えば白飯であることをボクは至高としている。つまりラーメン店、特に家系ラーメン店においてはボクはシロメシ主義者であるというわけである。本稿はお題「ちょっとした贅沢」によせて書きました。)