#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

ワクチンバブルでダウ工業株30種平均最高値更新で2万9950ドル、日経平均株価は29年半ぶりの2万6014円で引ける。株式市場心理はワクチンバブルでバグるよどこまでも!

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 ごきげんよう,読者諸賢.ボクはらーめ人間Z.ラ王真贋の遣い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともないヒューメンだ.
 
 ラーメーンを愛し健康を愛し,そして何よりも平和を愛するボクは,ラーメーンと睡運瞑菜350g,そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで,つまりは世界が令(うるわ)しく平和になったと断言できるまで,外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間,つまりはホムンクルスとして異世界転生していた.早くラーメーン食べたい.
 
 外でラーメン食うに食えない誓約とはてなブックマークしたくてもすることができない制約をもって異世界転生したボクは丸3年を超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆,つまりはプロのラーメン断食家,二つ名は「戦えラーメンマン」である.

ワクチンバブルでダウ工業株30種平均最高値更新で2万9950ドル,日経平均株価は29年半ぶりの2万6014円で引ける.株式市場心理はワクチンバブルでバグるよどこまでも!

 昨日(2020年11月16日),米製薬の新興企業モデルナが新型コロナワクチンの最終治験で94.5%の有効性が初期データから得られたよという発表があった.

 先週も米ファイザーが同様に新型コロナワクチンの最終治験でいい結果が出たよという発表があったのだけれど,その数値の意味するところを人びとは本当に理解しているのだろうか?と甚だ疑わしい中,米大統領選でジョー・バイデン氏がほぼ当確したというニュースも相まってダウ工業株30種平均でも日経平均株価でもフィーバーが起こっていたものだから,もしかしたら今回のこの発表でもフィーバーが起こるのか?とまさか起こらないよな?とボクは思っていたわけなのだけれど,もはや株式市場は米大統領選と新型コロナワクチンの最終治験で市場心理が完全にバグってしまっており,そんなまさかが本当に起こってしまったものである.

 「ウソだろ?」と思うかもしれないけれど,米ダウ工業株30種平均はこれ以上の高値はつけようがないだろうというところで最高値を更新した.

 日経平均も途中,昨日(2020年11月16日)の終値近辺でもみ合う展開を見せたのだけれど,終値では29年半ぶりに2万6千円台を回復して引けた.

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出典:日経平均 :国内株式 :世界の市況 :マーケット :日経電子版 https://www.nikkei.com/markets/marketdata/chart/nk225/?type=3month

 日経平均に関しては11月にはいってから前日比で下げたのは1日だけであり約半月で3千円も上げている.

 このペースで上がり続けると12月初旬には3万円台を回復し年内に3万6千円まで回復してしまうことになるわけだ.

 日経平均株価の市場最高値は1989年12月29日につけた3万8915円87銭だそうであるので,それには及ばないのだけれど,これまでの失われた30年の株価をたったの2カ月で,しかもコロナ不況の只中に9割回復してしまうことになるわけである.まあ,まずそんなことは起こり得ないわけなのだけれど,今の株式市場のなんだかよくわからない根拠のない強気にはなんだかよくわからない勢いがあり,その勢いが衰える気配が見受けられない.

 ちなみにこの根拠ない強気を裏付けるものが恐怖指数(VIX指数)である.

 グーグル先生に教えてもらったところこの1年のVIX指数の推移は次のとおりになるようだ.

f:id:rameninngenn:20201117181351p:plain
出典:google:VIX指数

 そしてご覧いただけると分かる通りVIX指数の直近の最高値は2020年10月28日につけた40.28なのだけれど,驚くなかれ今は約半分の23.12にまで下がっているのである.

 VIX指数は通常は10~20の間で推移し20を超えると強い警戒感を示すとされているものであるからもちろん市場に警戒感はあるのだろうけれど,決して高い警戒感ではないわけである.

 そしてこの強気が一体どこからやってくるのかボクにはよくわからない.

 ただし根拠のない強気は脆いものである.

 であるからそのうち膨らんだバブルが割れるがごとく,ちょっとしたきっかけでバブルが弾けて崩壊することがいつかはやってくることであろう.

 ワクチン相場でバグっている相場がいつかは正気を取り戻すはずなのである.

 周りが強気であるからとボクまで根拠なく強気にならないように気をつけたいと思うものである.

 というわけで最後に正気を保つために今分かっているワクチン情報がそんなに楽観的になれるものではないということを確認して本稿をおしまいにしようと思う.

 上記は米ファイザーの最終治験で新型コロナワクチン「効果90%」という中間結果が発表された際にドクター忽那が公開した記事である.

 ドクター忽那はこのニュースがたいへんにいいニュースであると言っている一方で「ワクチン効果の持続期間」「重症化を防げるのか」「重症化リスクの高い人への効果」「安全性」の4点についてはまだ分かっていないということを指摘しているのである.そして「今後出てくるであろう詳細なデータをじっくりと吟味しつつ、有効性と安全性が担保されたワクチンが接種できる日を待ちましょう。」とおっしゃっているわけである.

 米ファイザーと米モデルナの新型コロナ最終治験の結果が良好であることはいいニュースであることは間違いないわけなのだけれど,安全性等についてはまだわからないことが多いわけである.今後出てくるであろう詳報を慎重に吟味して安心して安全なワクチンを摂取できるようになるということが革新できるまで浮かれてはしゃぎまくるのは自重したいものである.

 なにより仮に安全性がパーフェクトだったとしても「ワクチン効果の持続期間」が3カ月ほどならばコロナ以前のライフスタイルにはもはや戻れないわけである.コロナ以前の生活様式に戻れないということはコロナ以前のライフスタイルでないとビジネスが成立しえないビジネスについてはその変化を受け入れて新しいビジネススタイルを構築できないならばビジネスをたたむか,もしくは縮退せざるを得ないわけである.

 ワクチンができても,それは必ずしもコロナ前のライフスタイルを取り戻すことができるということを意味しないわけであるから,コロナ前のライフスタイルが取り戻せないということはコロナ前の経済の水準を取り戻せないビジネスが業態によっては出てくるという話なわけである.

 というわけでワクチン相場を考えるならば,その企業がワクチンの流通によってコロナ前の業績を回復してさらに成長できる期待を持てるのか,はたまた持てないのかということを冷静に分析した上でその企業の株を買うのか,はたまた売るのかという判断をすることができるようでありたいものである.

 少なくとも今のなんだかよくわからない無根拠のワクチンフィーバー市場で意味もわからず強気の買いを入れるのは阿呆のすることであり,ボクはそんな阿呆にはなりたくないものであるから,今しばし様子見することを決め込みたい.なにも焦って買うことはないし売ることもないのである.

 そしてワクチン相場のフィーバーが収まって株式市場の心理がバグってるのが収まりを見せるその日までボクは外でラーメンを食わない!

ーー以上である.それではまた会おう,さらばだ諸賢!!

参考.