#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

昭和時代の日本式チームビルディングの3種の神器(飲みニケーション、社員旅行、運動会)はイタいだけ。

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 ごきげんよう,読者諸賢.ボクはらーめ人間Z.毎週水曜日はボクがはてなブログ編集部が出題するお題に答えてはてなブログを楽しむことにしている日だ.

 今週のお題「運動会」.

 「今週末の三連休は体育の日。運動会シーズンまっさかりですね。街に出ると子供たちの元気な声が聞こえるという地域も多いかも。そこで今週は「運動会」というお題で、はてなブロガーの運動会にまつわるエントリーを募集します。「運動会のお弁当の定番」「好きだった・苦手だった種目」「こんな種目があると面白いかも」などなど、皆さまのご応募をお待ちしております。」とのことである.

 スデに3連休も体育の日も過ぎたところで今週のお題に答えるボクのようなメンもいるのを忘れている告知をしてくれるあたりはさすがのはてなブログ編集部である.しかし,はてなブログ編集部のはてなブロガーへのオモテナシなどというものはこの程度のものであることはボクには想定内であるのでメンをヘラヘラさせることなく今週のお題を見事に受けて断とう.

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 さて改めまして自己紹介させていただこう.ボクはらーめ人間Z.ラ王真贋の遣い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともない人間だ.

 ラーメーンを愛し健康を愛し,そして何よりも平和を愛するボクは,ラーメーンと睡運瞑菜350g,そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで,つまりは世界が平和になったと断言できるまで,外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間,つまりはホムンクルスとして異世界転生していた.早くラーメーン食べたい(関連記事:参照*1参照*2

 外でラーメン食うに食えない誓約と制約をもって異世界転生したボクは丸1年を超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆,つまりはプロのラーメン断食家,二つ名は「戦えラーメンマン」である.

昭和時代の日本式チームづくりの3種の神器(飲みニケーション,社員旅行,運動会)はイタいだけ.

 読者諸賢は運動会というフレーズを聞いてどんなことを思い浮かべるであろうか?

 ボクはスデに社会にでて幾星霜の時を経た立派なサラリーメンであるので運動会と聞いても全くピンとくるものがない.むしろ運動会などというものはやるだけ無駄だと思っている.ボクがそこはかとなく小学校や中学校の運動会,そして高校の体育祭を思い出してみてもまるで面白かった覚えがない.なんだかよくわからんレクリエーションを皆で仲良いフリをしてお遊戯に興じているだけだ.人と人の絆であったり団結力であったりといったものを醸成しようとしていたのかどうかはわからんが,ボクには少なくともそんななんだかよくわからんクソの役にも立たないものはミジンコの陰茎ほども醸成されなかったことはいうまでもない.

 ボクに言わせれば大事なのはアイデンティティつまりは個性である.多様な個性のマッシュアップによってこそなんだかよくわからん創造性が生み出されるものなのである.没個性の有象無象のなあなあの関係から生まれるものはなにもない.無である.ゼロ.ストロングゼロ.とはいえレスザンゼロというのはさすがに過言やもしれない.

 実際のところ直近でボクが運動会というゴーリキーワードで目にしたニュースで現代のヒューメンらしくもなく獣臭いなと思ったのが下記のトゥギャッターまとめだ.

 「福岡市の県立高校で体育大会に参加していた生徒36人が体調が悪いと訴えて病院に運ばれました。警察は、雨にぬれて低体温症になった可能性があるとみて調べています。福岡市では断続的に雨が降り正午の気温は21.9度でした。」ということなのだけれど,雨の中なんだかよくわからんレクリエーションに興じた結果,醸成されたのは絆でもなければ団結力でもない低体温症で病院に運ばれるというなんだかよくわからんリアルである.運営の仕方が当然悪いということもあるわけだけれど,何を目的にしてるのか知らないがボクがこの件から思ったのは運動会や体育祭といったタダタダ有象無象が集まってなんだかよくわからんレクリエーションに興じても生み出されるものは無,つまりはゼロ.ストロングゼロ.時に低体温症で病院に搬送されるという意味ではレスザンゼロであるということだ.

 なんでそんなにしてまでニッポンには運動会や体育祭をやりたくてやりたくて仕方なくて震えているなんだかよくわからないメンがそこはかとなく大勢いるのかはボクにはよくわからないのだが,ボクはそんなもんやらなくてもいいんじゃないですかね?と思っている.まったくもって運動会とは謎のイベントである.

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 さて冒頭から運動会というなんだかよくわからん謎のイベントがなんだかよくわからんというなんだかよくわからん脱線から始まってしまったけれど,そろそろ本稿の特に本題とも言えない本題へと話の筋を戻していきたい.というわけで閑話休題.

 もう一度たっぷりと冒頭に書いたことを繰り返しておくとボクはスデに社会に出て幾星霜もの時を経た立派なサラリーメンである.30年以上昔,遥か太古の昭和時代の日本式チームビルディングの3種の神器と言えば飲みニケーション,社員旅行そして運動会だったらしいので,太古のサラリーメンは社会に出ても運動会と縁があったものであるらしい.けれど現代は平成である.西暦でいえば2018年である.そしてその平成も来年には終わるのである.現代の洗練されたチームビルディングには飲みニケーションも社員旅行も運動会も皆あまねく無用である.少なくともボクはそう主張してきた.事実ウチの会社にも少なくとも社員旅行と運動会はない.飲みニケーションは錯覚資産家たちの社交の場になっているけれど,ボクは錯覚資産に騙されないので飲みニケーションも無用だ.

 ちなみに没個性の有象無象が集まってスタートアップもどきをつくると上述のような絆づくりのための社員旅行などというものをやってしまうメンがヘラヘラしたスタートアップができてしまうようなのだが,こういったスタートアップが10年後に存在しているか確認してみるとたいへんに面白いことになるだろうというのは余談である.

 本稿はここまでで「運動会」そして「社員旅行」がナンセンスであることについて触れてきたので以降で昭和時代の日本式チームビルディングの3種の神器の最後のひとつ「飲みニケーション」のナンセンスについて触れていきたい.ちなみに「飲みニケーション」に関してはボクは先日下記のような記事を見つけた.

 この記事でボクが「これ昭和時代に書かれた記事なんじゃないの?」と目を疑ってしまった内容を上記記事から箇条書きで引用する.

  • わが社は、お酒が飲めない人は採用しない。
  • わが社の一体感は、自衛隊にも、警察にも、負けない自信がある。
  • わが社は、「お酒が飲めること」を重視しています。 なぜなら、「よく飲む人ほど、よく出世する」からです。 私が武蔵野の社長に就任したころの「部長昇格試験」は、「1時間で42度の焼酎1本を2人で空ける」です。しかもロックで(笑)。できれば部長。できなければ昇格見送りでした。
  • お酒が飲めれば、バカなことも言えて、部下と本音のコミュニケーションがとれる。 上司と部下のコミュニケーションがよいと、部下も成長します。 コミュニケーションの原点は、人と人が顔を突き合わせて会話をすることです。 飲食は心を和ませ、人はよく話すようになり、情報を多く仕入れることができます。 相互理解が高い人とそうではない人なら、「相互理解が高い人」のほうが仕事において差が出るのは、言うまでもないことです。

 といったことが書かれているのだけれど,正直ボクには「こいつら大丈夫か?」としか思わなかった.酔っ払いしか採用せず,自衛隊にも警察にも一体感で負けない自信がある組織ってフツーに反社会組織にしか思えないのは気のせいだろうか.「よく飲む人ほど、よく出世する」とかいうのもそもそも酔っ払いしか雇ってないなら泥酔パワハラメンの方が強いのは当たり前なのでは?と思ったりしてしまう.酔っ払いがバカなことをいうのも当然であり,バカの相手をしなければならない部下は不幸である.相手にしたくないから仕事をするのかもしれんけれど,その上司の酔っぱらいに成果を奪われたりしてるならただただ不幸なのではなかろうか,とついついボクは悪い方に考えてしまう.

 しかし冷静になってこの記事のはてなブックマークコメントをそこはかとなく確認してみると「採用の時点でそういうのが好きな人たちで固めてる訳だから、そら団結強いわ。社員の幸せ度は高そう。スケールはしないけど中小の立ち回りとして上手。(ry」という意見が書かれていてこれにはボクも賛同した.同じようなタイプの人を集めてこじんまりとしたしょーむないビジネスをする分には酔っ払いの集団でナニカをしてもそれなりにナニカしょーむないことはできるということである.酔っぱらい同士でなんだかよくわからんしょーむないバカなことをしたいならこういう昭和の遺物的な組織でハッピーにイキっていればよいのではないだろうか.

 この会社はどうやら上記のリンクの会社のようなのだけれどリンクのタイトルタグには「ダスキン事業を基盤とした中小企業の経営コンサルティング」と書かれている一方で事業内容を確認してみると経営コンサルティングらしきことをやっている様子がみられない.

 たとえば「17年連続増収の企業・武蔵野を「生きた経営のショールーム」として、経理を含めた現場を公開しています。」「オフィス/店舗/家庭の環境向上を目的としたレンタル商品の取り扱い、環境クリーニングサービス、各種飲料のお届けサービスを行っています。」「24時間ご利用いただけるダスキンのシニアケアサービス。訪問介護から通院・外出の付き添いまでお世話させていただきます。」「ホームページやメールのご利用に必要なレンタルサーバ、ホスティングサービスなどをご提供しております。」「文字ではなく「生の声」でメッセージのやりとりができるボイスメール。社内のコミュニケーションツールとして注目されています。」とったことが書かれているのだけれど,どこに「経営コンサルティング」の要素があるのかさっぱりわからない会社である.なにより「経営コンサルティング」になぜ酔っ払い社員同士の団結力が必要なのかも謎である.

 まあ少なからずボクは酔っぱらいしか採用しないと豪語している企業には縁がないし,酔っ払いしかいないとわかっている会社になんだかよくわからん経営をコンサルティングしてもらう必要性がないのでこの会社については見なかったことにしたいと思う.こんなことは今やエビデンスを示すまでもないことだけれど,酔っ払いの人生の末路は憐れなことにしかならない.記憶にあたらしいところでは吉澤ひとみさんが飲酒運転でひき逃げして逮捕しかるのち芸能界を引退したというのが記憶にあたらしいところだろう.なぜ未だヒューメンは酒に頼りたがるのかボクにはさっぱりよくわからない.上述の会社の言い分もしかりであり酔っ払いの示してくる論理はいつも謎で意味がよくわからない.

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 さて本稿もいいかげんなんだか十分によくわからなくなったところであるので最後にまとめておくと少なくともボクは現代の会社組織におけるチームビルディングをする上において絆や団結力などというなんだかよくわからんものは必要ないと思っている.現代において重要視されるのはアイデンティティーであり,個性である.個性は多様なものであり,多様なものは反発しあうものである.しかし反発しあう者同士がなにかとそこはかとなく衝突を繰り返すことによってブレイクスルーが生まれることがあるのである.酔っぱらいの有象無象がなあなあで横並びで生み出すものはたかがしれているけれど,突出した強い個性のぶつかりあいから生み出される不毛なエネルギーたるや筆舌に尽くしがたい.そんな筆舌に尽くしがたい衝突のエネルギーを収束させるメソッドこそが現代のチームビルディングの洗練されたスゴ業の見せ所なのであるが,本稿においてそのスゴ業について詳らかに説明することは本稿の趣旨を逸脱するので差し控えたい.なにより十分にボクの言いたいこと日本式チームビルディングの3種の神器「飲みニケーション」「社員旅行」そして「運動会」はナンセンスであるということは述べることができたので満足である.

 それではまた会おう.さらばだ諸賢!

《アイキャッチは駅の酔っぱらいのイラスト.酔っ払いと縁のないボクはこういう昭和時代の典型的な酔っ払いを目にしたことはしばらくないけれど,仮に昭和時代の典型的な酔っ払いがそのへんをフラフラしていたら危険であるのはこのいらすとやさんのイラストを観れば十二分に理解できるとボクは思うものである./本稿はお題「最近気になったニュース」によせて書きました.》

*1:世界終末時計が過去最短に.ボクは世界が平和になるまで外でラーメンを食わない!

*2:ボクはザ・ラーメンのことをラーメーンと呼ぶことにした.