ごきげんよう,読者諸賢.ボクはらーめ人間Z.ラ王真贋の遣い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともないヒューメンだ.
ラーメーンを愛し健康を愛し,そして何よりも平和を愛するボクは,ラーメーンと睡運瞑菜350g,そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで,つまりは世界が令(うるわ)しく平和になったと断言できるまで,外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間,つまりはホムンクルスとして異世界転生していた.早くラーメーン食べたい.
外でラーメン食うに食えない誓約とはてなブックマークしたくてもすることができない制約をもって異世界転生したボクは丸3年を超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆,つまりはプロのラーメン断食家,二つ名は「戦えラーメンマン」である.
森喜朗氏「女性がたくさん入っている会議は時間かかる」発言を含む会議冒頭の挨拶が40分もかかっていて巨大なブーメランだった件を受けて断つ.
今日は東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が昨日(2021年2月3日)行われた日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会で女性蔑視と取られる発言をして日本国内だけでなく世界各国で取り上げられ問題になっていた.
ちなみに森喜朗会長御本人の認識としては御自身の発言が問題視されるのは文章を皆あまねく読まないで部分的に切り出すストローマン論法であるとおっしゃっているようなので,ご丁寧にも日刊スポーツが文字起こしをしてくれた問題の森喜朗会長の日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会の冒頭挨拶をボクは全文読んで今回の問題がストローマン論法になっていないか確認してみたものである.その全文を読まれたい読者諸賢は下記にリンクを付しておくので読んでいただきたい.
- 森会長「NHKは動かないと」/発言全文1 - 東京オリンピック2020 : 日刊スポーツ
- 森会長「私が悪口を言ったと書かれる」/発言全文2 - 東京オリンピック2020 : 日刊スポーツ
- 森会長の心境「どんなことあってもやる」発言全文3 - 東京オリンピック2020 : 日刊スポーツ
そして問題とされた発言を上記の記事から引用すると森喜朗会長は次のような発言をしたようだ(余談ではあるのだけれど全文を読むと他にも「何を言ってるんだこのジーサンは」と思うような発言がオンパレードであるのだけれど,今回問題とされなかった森喜朗会長の発言の数々についてボクが本稿において触れることは本稿の趣旨を逸脱するので潔く差し控えたい.立派な大人のジェントルメンというものは潔いものである).
これはテレビがあるからやりにくいんだが、女性理事を4割というのは、女性がたくさん入っている理事会、理事会は時間がかかります。これもうちの恥を言います。ラグビー協会は倍の時間がかかる。女性がいま5人か。女性は競争意識が強い。誰か1人が手を挙げると、自分もやらなきゃいけないと思うんでしょうね、それでみんな発言されるんです。結局、女性はそういう、あまり私が言うと、これはまた悪口を言ったと書かれるが、必ずしも数で増やす場合は、時間も規制しないとなかなか終わらないと困る。そんなこともあります。
私どもの組織委にも、女性は何人いますか。7人くらいおられるが、みんなわきまえておられる。みんな競技団体のご出身で、国際的に大きな場所を踏んでおられる方ばかり、ですからお話もきちんとした的を射た、そういうご発言されていたばかりです。
というわけで問題視されたのは上記の部分であるのだけれど,実は次のように続くのである.
長くなって恐縮です。山下さんが、私に最初にあいさつしろと。こう言うもんですから。私は長くなるよ、と。議事進行にご迷惑になるからと。というよりは私の立場を考えて、何か先にしないと失礼になると事務局は考えたと思う。そういう考えは無用です。ここに来れば、みんな同じなんです。ですから、そういう意味で、誰か偉い人が来たら、すぐさせるとか。特にそういうのは会議の途中でありますから「ただいま、何とか大臣が見えましたので、ごあいさつを」というのがあります。あれ1番、良くないですね。そんなつもりで来てるんじゃない。
女性がいると会議が長くなるということをいいながら,そのあとで自身に冒頭の挨拶をさせると長くなって恐縮ですというなんだかよくわからないことを主張しているわけである.
そして何より驚くなかれ,この挨拶は本当に長かったようで40分もの長時間使ったそうである.
つまり切り取りをしないと余計になんだかよくわからない支離滅裂な特大ブーメランな会議冒頭挨拶なのである.
ちなみに問題とされた箇所に対しての指摘としてボクがおっしゃるとおりだねと思ったものはバルセロナオリンピックにおいて柔道女子52キロ級で銀メダルを獲得し現在は全日本柔道連盟で評議員を務める溝口紀子さんが「女性理事の「発言の時間をある程度、規制をしていかないとなかなか終わらない」のは、女性理事の問題ではなく、会議進行役の手腕によるものだと思います。」と指摘されていたものである.ようは女性がたくさん入っている会議が時間がかかるという以前にラグビー協会における会議進行役をしている御仁の腕がへっぽこなために会議が長引くという話なのではないかという話である.まして今回のようなしょーむない内容の冒頭挨拶をしている森喜朗会長御自身が会議進行役をやっていたならば会議が早く終わるはずがなかろうという話である.
最後にもう1つ余談ではあるのだけれど,ボクは会議というものは決裁の場だと思っているものであり,議論の場ではないと思っているものである.なので会議はそもそも短くてしかるべきであり,議論は長引いて当然なのである.前者が長くなるとしたらそれは決裁事案を「ゴー」「ストップ」の判断を決裁者が直ぐさま決められないほど落とし込んでこなかった報告者がダメという話であるのだけれど,後者が長引くのは進行役がへっぽこだからであると言えよう.
というわけで森喜朗会長のいう会議が後者のような議論の場のことを言っているのであれば,多種多様な意見を持った人間が集まれば議論が白熱した結果,長時間を要するのは当たり前である.それを限られた時間の中でうまい落とし所に落とし込むのが溝口紀子さんのおっしゃるとおり進行役の腕の見せどころであるわけである.何より議論が長引くことそのものは何も悪いことではないのである.むしろ活発な議論が行われている証拠であり,たいへんに素晴らしいことであると言えよう.
そんな議論の素晴らしさを理解できない森喜朗会長が会長をやっている組織において「わきまえてる」女性が集まった議論の場のほうがむしろボクは怖ろしいと思うわけであり,そんな議論もなにもないような組織においてどのように「東京五輪をどんなことがあってもやる」という同意を得るにいたったのかの方にこそボクは不安を感じるものである.
以上である.
なにはともあれ五輪憲章に抵触しているとかしていないとか関係なくボクは森喜朗会長は東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の会長に不適任だとボクは思うものであるから,森喜朗会長が同職を解任される(自ら辞任する意向はないようなので)までボクは外でラーメンを食わない!
それではまた会おう,さらばだ諸賢!!
参考.
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— 溝口紀子OLY Noriko MIZOGUCHI Ph.D (@mysomizo) February 3, 2021
【溝口紀子さんのコメント】女性理事の「発言の時間をある程度、規制をしていかないとなかなか終わらない」のは、女性理事の問題ではなく、会議進行役の手腕によるものだと思いま...#Yahooニュースのコメント https://t.co/8Hwzh9YqMD
- 五輪憲章に抵触も 「女性たくさん」森氏発言の深刻さ - 毎日新聞
- 「おもしろおかしくしたいから聞いているんだろ」森喜朗・組織委会長会見4 - 毎日新聞
- 森会長が会見で謝罪 「女性が…」発言撤回、辞任は否定:朝日新聞デジタル
- 森会長の女性蔑視発言…加藤官房長官「政府としてコメント避けたい」:東京新聞 TOKYO Web
- 「面白おかしくしたいから聞いてるんだろ?」森喜朗氏、謝罪会見で“逆ギレ”も(会見全文) | Business Insider Japan
- Yoshiro Mori, Tokyo Olympics chief, says women talk too much at meetings - The Washington Post
- Tokyo Olympics Chief's Comments Draw Social Media Backlash - The New York Times
- 豪「東京に巨大な中指立てている」 仏「日本の人々の顔に平手打ち」…海外メディアが森会長発言に辛口報道 : スポーツ報知
- 「女性が多い理事会は時間がかかる」五輪・パラ組織委 森会長 | 注目の発言集 | NHK政治マガジン