ボクはらーめ人間Z。らーめん視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。ボクは朝の痛筋がキラいだ(関連記事)。しかし在宅勤務だと一日中在宅してしまう。家から出るのが億劫になってしまう。一歩も外出しない。運動不足になってしまう。ボクは自宅警備員と区別がつかなくなってしまう。オフィスに通うのも悪いことばかりではない。最低レベルの運動にはなる。快適なら必ずしも通勤も痛筋になるとは限らない。ボクにはまだまだ働き方を改革する修業が足りない。早くまとも働き方改革人間になりたいものです。
ところで昨今、巷のまとも界では痴漢に疑われたら線路に逃げるのがトレンドらしい。今年は3月13日昼にJR総武線御茶ノ水駅で痴漢容疑の男性が線路に逃げたのを皮切りに痴漢に疑われたら線路を走って逃走するというのが頻発しているようなのだ。
なぜ痴漢に疑われたら線路に逃げるのかといった記事まで書かれた(外部リンク)。痴漢と疑われたら線路に逃げるのがキテる。ヤバい。ボクは痴漢と疑われたら線路に逃げる容疑者のことを「こいつ、大丈夫か?」と思う以前に「(鉄道を止めるのは鉄道運営会社だけでなく鉄道を利用する何万人という他の鉄道利用者にも多大な影響被害を与えるので)やめるんだ!」と思ってしまう。痴漢容疑者が線路に立ち入るのは他人に迷惑だ、なにより自分自身の命も危ない。だから痴漢容疑者は線路に逃げるのは絶対にやめるんだ。
ボクはたまたま運がよくこの痴漢容疑者が線路に逃げるトレンドの被害を今日まで受けずに済んでこれた。しかし今日(2017年4月24日)の朝ついにこのトレンドに巻き込まれてしまった。今日8:22am頃、渋谷〜恵比寿での線路内人立入の影響で大幅な電車遅延が起こったの件はまさに痴漢容疑者が線路に逃走したことで起きたということだったらしいのだ(外部リンク)*1。
今朝、ボクは不幸中の幸いだったことがある。ボクはまだ自宅最寄り駅で電車に乗る前だったのだ。満員電車の中で駅と駅の間に長いこと閉じ込められたりしなくて済んだ。ボクは駅のプラットフォームで動かない電車の前で立ちん坊しているよりも自宅に戻って仕事をしようと家に戻ることにキメた(もちろん、会社には連絡して許可は得たわけだけれども)。しかし今日に限ってボクは午後にどうしてもオフィスでないとできないことがあった。不幸中の幸いなかった。きっつー。ボクはそのまま一日在宅をキメることはできなかった。だからボクは電車の運行が再開されたのを家で確認してから再度出社することにキメた。駅のプラットフォームで立ちん坊しているよりかはいいけど、家に戻ってまた出社というのはなかなかにしんどい。最終的にボクが会社に着けたのは11:30amを過ぎていたと思う。家で少しは仕事をしたとはいえボクは会社に着いただけで疲れてしまった。痴漢容疑者のやろー許せない。
鉄道営業法では、正当な理由なく線路に立ち入ることを禁じている。警察は都迷惑防止条例違反(痴漢)に加え、鉄道営業法違反の疑いも視野に捜査している。ある署の幹部は「線路から敷地外に出られる付近の防犯カメラを洗い、検挙する」と話す。
引用:痴漢はなぜ、線路に逃げるのか 冤罪避け?でも危険です:朝日新聞デジタル
ところで痴漢に疑われたら線路に逃げるのがトレンドを報じていた記事にも書かれていたが、ボクは痴漢に疑われたからといって線路に逃げるのはオススメしない。上述の引用の通り、仮に痴漢が冤罪だったにせよ鉄道営業法違反には確実に問われることになるからだ。
もし疑いをかけられたらどう対処すればいいのか。痴漢冤罪事件に詳しい立教大の荒木伸怡(のぶよし)名誉教授(73)は「やっていないならはっきり主張し、その場から動かずに弁護士を呼ぶことだ」。線路に降りる行為はやめた方が良いと言う。「業務妨害に問われる可能性があり、鉄道会社から損害賠償を請求される恐れもある」と指摘している。(宮山大樹、小早川遥平、遠藤雄司)
引用:痴漢はなぜ、線路に逃げるのか 冤罪避け?でも危険です:朝日新聞デジタル
捕まった際には鉄道会社からの損害賠償を請求される可能性もある。本当に痴漢なら罪をキチンと償うべきだ。余計な賠償金まで払うことになればダブルパンチ。きっつー。冤罪なら記事にもあるとおり「やっていないならはっきり主張し、その場から動かずに弁護マンを呼ぶ」しかない。線路に逃げて余計な罪にまで問われてはきっつーではシャレにならない。そしてなにより線路に逃げるのは命が危ない。痴漢容疑なんかで命を粗末にしないでほしい。命を大事にしてほしい。命を粗末にした挙句、他人に迷惑をかけるようなことになってしまっては誰も幸せにならない。線路に逃げるのは本当にやめるんだ。
与太話のコーナー。
ボクは三次元のらーめんにしか興味がないらーめ人間だ。だから電車で痴漢を疑われるべくもないとは思っている。仮に電車にラーメンを持ち込んだ他人がいたとしてもボクは「そのラーメン美味しそうですね」と思う以前に「こいつ、大丈夫か?」と思ってしまう。ボクは「こいつ、大丈夫か?」とは関わらないことにキメている(関連記事)。電車の中で他人が持ち込んだラーメンにさえ興味を示さないボクが痴漢をするわけがない。しかし、それでもこんなボクが痴漢と疑われるようなことがもしあったときには「やってない」とはっきり主張し、その場から動かずに「弁護マンを呼んでください」をキメたいと思っている。絶対に線路に逃げたりはしないつもりだ。
追記(2017年4月27日):埼京線板橋駅で痴漢容疑で線路に逃げた男性は逮捕されたらしい。線路に逃げても捕まるということが伝わることでこのトレンドが終わることをボクは願っている。
過去、はてなブックマークのホットエントリになった痴漢に疑われたときの対処法へのリンクを貼っておきたい。
- 突然「この人,痴漢です」と言われたら | sho_ya | note
- 「痴漢だ!」女性に間違われたときの対処法を弁護士が解説 - ライブドアニュース
- 痴漢に間違われた時「絶対にやってはいけないこと」 弁護士8人に聞いてみました - シェアしたくなる法律相談所
- 痴漢を疑われても逃げるべきではない理由 - 弁護士三浦義隆のブログ
(お題「らーめんあまり関係ない雑記。」によせて書きました。痴漢の冤罪のイラストと痴漢を捕まえる人のイラスト。痴漢容疑者はやったなら神妙にお縄を頂戴し、冤罪なら堂々と弁護マンを呼んで欲しい。)
*1:ツイッターとNAVERまとめが情報源なので本当なのかというのはちょっと怪しくはあるのだが。