本日のおしながき:麺屋六感堂の松茸のしお素ラーメン
- ラーメン屋 / 麺屋六感堂
- 今日の一杯 / 松茸のしお素ラーメン (2016年137杯目)
- 値段: ¥1,200 +チャコ飯(松茸ご飯)350円
- 日付: 2016-10-08
秋の旬のド本命、松茸が六感堂さんにもやってきた。
この回の六感堂週末限定は、週の半ば大分早めから松茸を使います、というアナウンスがあった。
さすがに国内産は原価が高すぎるというので中国産にされたようなのだが、とは言え松茸は松茸。温麺を解禁した六感堂さんの週末限定、早くもフルスロットルをかけてきた!
六感堂さんの週末限定に通いつづけるのはわたしの当面の既定路線なのでいい意味でどんな限定がこようとも行く行かないが変わるものではなかったのだが、松茸だけでも原価がそれなりのお値段になるので、ラーメンにするとどういうお値段設定になるのかが気になっていた。
コスパ高い難癖事件以来、コスパかーを前面に押し出してきている六感堂さんだけに高くても 1,500 円くらいに抑えてもってくるにしても、そうなると一体メニューになるのか。まったく想像が付かない。
そこで実際の限定のアナウンスがきたときに素麺ときたときには「なるほど、そうきましたか!」と納得。
素麺ならば、松茸そのものの美味しさを存分に味わい、しかも損ねることがない。松茸を前面に押し出していきつつ、六感堂のベース(優しい塩のスープと自家製麺)で支える。なんだこれ完璧じゃあないか、と。
お値段も 1,200 円に押さえてくるあたり、コスト意識も高い。さすが。
ちなみにここまではわたしの個人的な下馬評。
松茸という旬の食材を使うというので、いつもより行列になるのではないかと若干の心配をしつつこの日は六感堂さんに向ったのだが、なんとか特に並ぶこともなく(とはいえ、店内はほぼ満席だったのだが)なんとか待たずに席につくことができた。もっとくるんじゃないか、と懸念したよりは人が少なく、ちょっと胸をなでおろす(お店的にはバンバンお客さんにきてほしいところだとは思うのだろうとは思うのだが)。
この日はキング氏はいなかったようなのと、チャコテンチョーも忙しそうだったので、おとなしく完成を待つこと10分ほど。
松茸をいかに主役として引き立てるかが綿密に練られた一杯。

六感グリーンを基調にすることは計算なのか、きっと計算だと思う。緑を基調に松茸の白を映えさせる。こいつあ、グレートなセンスっすよ。
美しい松茸が主役の素麺降臨。
今回も狙ったのか狙っていないのか緑を基調とした九条ねぎとかぼす、そして三つ葉トッピング。それに松茸の白が映える。
松茸は香りを飛ばさないようにするのが素人だと難しいところだが、そこは調理のプロ。松茸の風味は一切損なうことがなく、さらに12,000円分の松茸を使用した松茸油で風味づけしたということで松茸感がさらに引き立っていた。
北海道産の真折昆布と枕崎産本枯節で引いたという出汁のスープも無理に味を主張せず脇役に徹している感じで、まあ、ともかく松茸を味わうためのラーメンとして、なかなかこれ以上のアイデアってないのではないかな、という完成度を味あわせていただいた。大満足ですよ、ホント。
デフォのトッピングだと若干物足りない感を補ってくれたのは、週末限定の炊き込みご飯、通称チャコ飯。今週のチャコ飯は松茸ご飯。味が単調になりそうだったらチャコ飯を頬張るといった食べ方で味の幅を広げる。
また、こういうとき六感堂Tシャツを着ていく特典でトッピング一品無料になるのはとてもありがたい。毎度トッピングとして追加していただく豚のコンフィとデフォのトッピングと松茸のセットで食べるとこれがまた至福。
最期は残ったスープに松茸ご飯を飲しながら、最期まで味わい尽くす。
今回はあまりにもあっさりとしたスープだったのでチャコ飯スープにインでスープまで飲みきってしまった。それほど旨かったということ。秋の旬、松茸を存分に堪能した一杯。大変おいしゅうございました。
ご馳走様でした!
(所要時間20分ほど)
店舗情報( 2016-09-10 現在)
項目 | 詳細 |
---|---|
店名 | 麺屋六感堂 |
ジャンル | ラーメン |
住所 | 東京都豊島区東池袋2-57-2コスモ東池袋101 |
交通手段 | 池袋駅東口徒7分弱池袋駅から724m |
営業時間 | 11:00~21:00(売切次第終了) 日曜営業 |
定休日 | 火曜日 |
カード | 不可 |
席数 | 14席 |
個室 | 無 |
貸切 | 不可 |
禁煙・喫煙 | 完全禁煙 |
駐車場 | 無(近くにコインパーキングあり) |
ホームページ | @Rockan_Do |
オープン日 | 2014年4月23日 |
看板メニュー | 塩グリーン麺ゆずみつば |
ラーメンラリー有無 | 第三弾 |