ごきげんよう,読者諸賢.ボクはらーめ人間Z.毎週水曜日はボクがはてなブログ編集部が出題するお題に答えてはてなブログを楽しむことにしている日だ.
今週のお題「ゲームの思い出」.
「1983年7月15日、任天堂から「ファミリーコンピュータ」が発売されました。世界のテレビゲーム史に刻まれたこの記念日になぞらえて、はてなブロガーの「ゲームの思い出」を募集します。好きなゲームのこと・ゲームを通して芽生える友情・ゲーム通もうなるマニアックで深い話などなど、皆さまのご応募をお待ちしております。」とのことである.
はてなブログ編集部の今週のお題は,最近,なにかの記念日によせてお題を選んでいる傾向がある.おかげで毎週木曜日の午後に始まり,翌週の午前中で締め切る今週のお題に「水曜日に受けて断つ」という水曜日プロトコルを定めているボクは,必ずはてなブログ編集部が注目した記念日が過ぎてから,お題に答えるというなんだかよくわからんことが続いている.ボクのメンがヘラヘラしないように,日々タンタン,メンをしっかり受けて断つ,真面目でキチョーメンな性格が災いし,むしろメンがヘラヘラしそうな様相を呈している.はてなブログ編集部の責任者はどこか,と叫びたいところであるが,立派な大人というものはそういうことをしないものである.というわけで今回の今週のお題についてもボクは潔く文句をいわずに黙って「ゲームの思い出」を受けて断つこととしたい.
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さてとりあえずまずは自己紹介.ボクはらーめ人間Z.ラ王真贋の使い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともない人間だ.
ラーメーンを愛し健康を愛し,そして何よりも平和を愛するボクは,ラーメーンと睡運瞑菜350g,そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで,つまりは世界が平和になったと断言できるまで,外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間,つまりはホムンクルスとして異世界転生していた.早くラーメーン食べたい(関連記事:参照*1,参照*2).
外でラーメン食うに食えない誓約と制約をもって異世界転生したボクは丸1年を超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆,つまりはプロのラーメン断食家,二つ名は「戦えラーメンマン」である.
あの日見たアイスクライマーの置き去りをボクはもう忘れよう僕達はまだ忘れないと思う。
今日は2018年7月18日の水曜日である,当然ながら1983年7月15日の任天堂から「ファミリーコンピュータ」が発売されたことを記念する2018年7月15日の「ファミコンの日」ではない.今日は「ファミコンの日」ではないということは,ゲームのことについて話す絶好の機会ではないというわけだ.しかし,あえて冒頭にも書いたとおり,ボクが「ゲームの思い出」を受けて断つのは,ボクにも都合のよいことがあるからである.ボクは自分に都合のよい御都合主義には都合よく前のめりに乗っかっていく潔い人間である.皆あまねく立派な大人は潔いものである.つまり自分に都合のよいことに前のめりで潔く乗っていく御都合主義者のボクは立派な大人であるというわけだ.
[お知らせ]2018年6月28日より『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』の販売を再開いたします。 https://t.co/0pCO9yGujK pic.twitter.com/CnGnclkC9t
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) May 14, 2018
さて,「ファミコンの日」でもない日に「ゲームの思い出」を語れという今週のお題のなにがボクにとって都合がよいのかと言えば,それはなにを隠すも隠すまでもなく,2016年11月10日に5980円(税別)で発売され,あっという間に完売してしまい,ボクは購入することのできなかったニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータが先日(2018年6月28日)に上記に埋め込みツイートした任天堂のアナウンスどおりに販売が再開され,ボクもついに購入することができたからである.
・ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ
ボクはリンクの楽天ブックスで予約して購入した。
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータには数多くの名作という名のクソゲーが収録されている.収録ゲームは下記の通りである.
・ドンキーコング ・マリオブラザーズ ・パックマン ・エキサイトバイク ・バルーンファイト ・アイスクライマー ・ギャラガ ・イー・アル・カンフー ・スーパーマリオブラザーズ ・ゼルダの伝説 ・アトランチスの謎 ・グラディウス ・魔界村 ・ソロモンの鍵 ・メトロイド ・悪魔城ドラキュラ ・リンクの冒険 ・つっぱり大相撲 ・スーパーマリオブラザーズ3 ・忍者龍剣伝 ・ロックマン2 Dr.ワイリーの謎 ・ダウンタウン熱血物語 ・ダブルドラゴンⅡ ザ・リベンジ ・スーパー魂斗羅 ・ファイナルファンタジーⅢ ・ドクターマリオ ・ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会 ・マリオオープンゴルフ ・スーパーマリオUSA ・星のカービィ 夢の泉の物語
この中でもボクにとって思い出深いゲームをあえて狙いすまして独断と偏見,そして3の法則にならって3つピックアップするならば「魔界村」「ロックマン2 Dr.ワイリーの謎」そして「アイスクライマー」である.
まず「魔界村」であるが,「魔界村」はむつかしすぎる.ファミリーコンピュータのゲームにありがちなエネミーキャラに当たっただけで死んでしまうゲーム(アーサーが鎧をつけている前提でも2回あたったら死んでしまう)なので,ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータのようにセーブポイントなかった昔,一体どうやってボクはこのゲームを先に進めていたのか,改めてやってみて「頭おかしいだろ」とボクがつぶやいたことは公然たるヒミツである.
次に「ロックマン2 Dr.ワイリーの謎」であるが,このゲームは「エアーマンが倒せない」こと,「ウッドマンが倒せない」こと,そして「E缶だけは最後までとっておく」ことで十分に有名であろうからボクの思い出がいかなるものであるかについては割愛する.一言言えるのは「ロックマン2 Dr.ワイリーの謎」に関してもニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータのようにセーブポイントなかった昔,一体どうやってボクはこのゲームを先に進めていたのか,改めてやってみて「頭おかしいだろ」と思ったということである.「エアーマンが倒せない」とか,「ウッドマンが倒せない」とか,そして「E缶だけは最後までとっておく」とかいう以前に各ステージのボスにすらセーブポイントなしではたどり着けなかったというのが,今のボクの,実力である.
そして満を持してのトリをつとめていただくのが「アイスクライマー」である.このゲームは1985年1月30日の発売だったというからファミリーコンピュータのゲームの中でも初期のゲームに属するであろう.なにを隠すも隠すまでもなくニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータのゲームの中でボクが一番思い出深いのは,この「アイスクライマー」であるということは言うまでもない.言うまでもないので割愛してもよいのだが,一応立派な大人らしく最後まで続きを書こう.
「アイスクライマー」をご存じない諸賢のために「アイスクライマー」の説明書から引用し「アイスクライマー」がどのようなゲームであるかを説明すると「ポポとナナが、32種類の山をつぎつぎと征服していくゲームです。ハンマーだけでアタックし、道を切り開いて頂上に登ってください。8フロアまで登るとボーナスステージにチャレンジできます。」というゲームである.おわかりいただけただろうか.わからない人のためには下記に説明書へのリンクを付すので読んでみてほしい.
・アイスクライマー - 任天堂 (説明書:PDF形式).
なぜボクが「アイスクライマー」が思い出深いかといえば,ボクが腐れ大学生だった時分に数少ない汚友達だったMくん(仮名)と一日中やっていたのがこの「アイスクライマー」だったからに他ならない(実際にはほかにも「ピンボール」などもやってはいたので,「アイスクライマー」だけをやっていたというのは言葉のあやがあるのではあるが,そのあたりはそこはかとなく大目に見てあげてほしい).
なぜそんな腐れ大学生の時分にMくん(仮名)と遊んだ「アイスクライマー」が思い出深いかと言えば説明は明快である.「アイスクライマー」は2Pが可能なのだが,2Pで「アイスクライマー」をプレイすると「置き去り」ということが可能になるのだ.Mくん(仮名)は「アイスクライマー」をかなりやりこんでいたので,ボクが少しでももたもたしているとズンズンと先のフロアへスムースに移動してしまい,ボクのキャラクターは画面したに「置き去り」にされて画面の外へと消えてしまう.記憶が定かでないところがあるが「置き去り」にされるというのは,すなわちゲーム的には死んでしまうということである.そしてしかるのちそこはかとなく「置き去り」が多発するとどうなるかといえば,ボクだけが「ゲームオーバー」してしまうということであり,延々とMくん(仮名)だけが,Mくん(仮名)がゲームオーバーするまで「アイスクライマー」をプレイし続けるということになるというわけだ.
ちなみにボクがMくん(仮名)に「アイスクライマー」で「置き去り」にされた後,なにをしていたかと言えば大学の授業の課題を進めたり,試験勉強などをしたりしていた.つかそもそも大学の課題や試験勉強をするためにMくん(仮名)宅に集まっていたのだが,気づくと課題や試験勉強そっちのけでファミリーコンピュータをしてしまうというなんだかよくわからんことが起きていたこと自体がそもそもおかしかったのである.
お陰様でMくん(仮名)の大学の成績は散々(留年こそしなかったが決して他人様にはとても自慢できない評価),ボクの成績はそこはかとなく良いという具合になったわけであるが,Mくん(仮名)に「アイスクライマー」で置き去りにされ煮え湯を飲まされた屈辱をボクは未だに忘れられるものではない.大学を卒業して後,縁遠くなってしまい永らくMくん(仮名)とは会っていないが,しかるのちそこはかとなくMくん(仮名)と再会した暁には,今度こそ「アイスクライマー置き去り事件」の雪辱を晴らしたいと思っている.
そういったわけで「ファミコンの日」の2018年7月15日の日曜日,外の世界があまりにも暑かったことも手伝って,ボクは異議ある早朝懐疑(タダ働き)発生の後,ウチなるインナーワールドの炊事家事洗濯,積ん読の読書,そしてニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータでの「アイスクライマー」に勤しんだわけなのであるが,あいもかわらず「アイスクライマー」はそこはかとなくむつかしいのでセーブポイントを多用してしまい全くボクは「アイスクライマー」が上達した心持ちになることが決してなかった.きっとMくん(仮名)への雪辱を晴らすどころか,むしろ返り討ちにあってしまいそうな勢いであることは言うまでもない.
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そんなわけでボクは潔くMくん(仮名)との再会,そして「アイスクライマー置き去り事件」の雪辱を潔く諦めた.返り討ちに遭うのが分かっていて負ける戦を挑みかかるのはタダの阿呆である.底抜けの阿呆のすることではない.というわけで,底抜けの阿呆に相応しく,まさに「ぶっ壊れた面白さ」で話題のニンテンドースイッチ「オクトパストラベラー」をしかるのちそこはかとなくボクが注文したことは特に言うまでもないこと,つまりは蛇足であるというわけだ.
・オクトパストラベラー
こちらのレビューによると「オクトパストラベラー」は町中での強盗、誘拐、盗み…裏ワザが許された背徳のRPGとのこと,届くのが楽しみだ.ゾクゾクする.
それでは本稿もちょうどよい具合にそこはかとなくなんだかよくわからなくなったので,そろそろ幕をおろそうと思う.
ニンテンドースイッチ,さいこー!それではまた会おう,さらばだ諸賢!!
《アイキャッチはゲーム依存症・ゲーム中毒のイラスト./本稿はお題「最近気になったニュース」によせて書きました.》