読者諸賢、ごきげんよう。ボクはらーめ人間Z。らーめん視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。
ラーメンを愛し健康を愛し、何よりも平和を愛するボクは、ラーメンと睡運瞑菜350g、核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーでキタチョーのロケットマンがロケットもどきを撃つのをやめるまで外でラーメンを食わないラーメンハンガーストライキと言うなんだかよくわからんラーメン断食の人造人間、つまりはホムンクルスとして異世界転生していた。早くまとも人間になりたい。
ラーメン食うに食えない誓約と制約をもって異世界転生したボクは180日超えて現在進行形でラーメン断食続けるボクは底抜けの阿呆、つまりはプロのラーメン断食家である。
ところでボクは平日、もっぱら仕事をしながらラジオを聴いている。そしてもっぱら聴いているのはTOKYOFMである。堀内貴之さんがパーソナリティをつとめるシンクロのシティはお気に入りであり、聴き逃したときはradikoのタイムフリー機能を使ってあとから拝聴したりするほどである。
シンクロのシティの中でもボクのお気に入りのコーナーは「Voice of Tokyo」である。「東京の街のリアルな声」を聴くことのできる当該コーナーはラーメン俗世に転生したボクにとっては貴重なまとも界の声を聴くことのできる数少ない機会であると言っても過言ではない。
ZOZOTOWNの送料自由、いくらに設定する?
「Voice of Tokyo」でとりあげられるお題はブログを書くお題としてもとても有用であるとかねがねボクは思っていた。なので今日は先日、「Voice of Tokyo」でとりあげられた「ZOZOTOWNの送料自由、いくらに設定する?」をお題にボクの意見を書いてみたい。
※以降、2017年10月1日からZOZOTOWNが送料自由になったということは読者諸賢が既知である前提で書いていく。
参考:【送料自由】送料はお客様が自由にお決めください - ZOZOTOWN
先にボクの結論を書こう。
「ZOZOTOWNの送料自由、いくらに設定する?」と聞かれたならば、ボクが設定するのは「ゼロ円」である。
理由については下記のとおりだ。
- 送料自由になる前、ZOZOTOWNで日付指定なしの送料がゼロ円だったから。
(日付指定、即日配達を指定した場合は350円だった。なのでボクは日付指定をした場合は350円を設定したいと思っている。)
ボクは送料無料がアタリマエだとは思っていないが、送料自由になる前の仕様に従ってボクは送料を設定することにしたというわけだ。そもそも日付を指定しない方が再配達の可能性が上がるような気がしないでもないが、以前の仕様がなぜ日付指定なしだとゼロ円だったのかについてはボクの知るところではない。
ところでZOZOTOWNの送料自由になって以降、プルダウンで選べる送料はデフォルトが400円になっている。
送料が自由になったことが分かっていないとこの400円をそのまま選んでしまう人も多かろう。また地味に以前の即日配達指定時の350円より50円高く設定していることに関してはZOZOTOWNがウマいとも言えるし、マズいと思わなくもない(解釈は人によって異なるだろう)。
上述の記事によると「1日に始めた送料を顧客が自由に決められる取り組みで、2日正午~午後7時の注文のうち、0円を選んだ顧客が全体の38%」とのことであったそうだ。
それから20日近く経って現状が気になるところであるが、少なくとも「2日正午~午後7時」の頃にはまだ送料をゼロ円に指定できることを分かっていなかった人が多かったのではないか?とボクは思っていた。
冒頭のシンクロのシティの「Voice of Tokyo」のコーナーにおいてもZOZOTOWNの送料自由でゼロ円にできることを知らなかったという街の声は事実あった。
(それでしたら、ご存知かもしれませんが。。ZOZOTOWNが送料自由になって、自分で選べるようになったんですが。。ご存知ですか?) この間、靴買った時にそれが出てきて、「お!どういうことだろう?!」と、思って。。
(ちなみにいくらに設定しましたか?)
一番下が100円だったので、100円にしたんですけど。。
(0円も選べるらしいですよ)
0円!!!選べるんですか?!!!0円にしようと思ったんですけど、選ぶところの一番下が100円だったから、知らなくて。。100円にしちゃいました!な〜んだ。
引用:http://www.tfm.co.jp/city/vot/vot20171011.html
このあと、「ゼロ円にできるなら次はどうしますか?」「サイトは分かりやすかったですか?」と続くのであるが、それぞれ「ゼロ円にできるならゼロ円にします」「サイトは分かりやすいとは言えなかった」といった要旨の内容に続く。
ZOZOTOWNの送料自由、ゼロ円にも設定できると分かった人たちが増えると今後利用者がどのように送料を設定するのか気になるところである。
送料はサービス提供者の側で適切に決めるべきだ。
最後に送料自由に関してのボクの意見であるが、ボクは送料は利用者に決めさせるのではなく、サービス提供者の側で適切に決めてもらいたいと思っている。
少なくともボクは自由に決めてよいと言われると、いつもと同じ選択肢を選んでしまうという決定回避に陥る阿呆である。
利用者に決定回避を起こさせないように、最良の選択肢を提供できてこそ、ボクは優良なサービスを提供できる企業なのだと思う。
ZOZOTOWNの送料自由も実験的なものであるそうであるので、この先どうなるのか、動向を見守りたいところである。
今回はこんなところでシメたい。また会おう。さらばだ、諸賢!
追記:後日(2017年10月24日)下記の記事が公開された。
スタートトゥデイによると、送料が「0円」に設定された注文は、10月1日~22日までの約3週間で43%。設定された送料の平均は96円だったという。
引用元: http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1710/24/news082.html
最大と最小、そして中央値などもあればいいのにね、と思わなくもなかったがとてもオモチロイデータである。
追記:そして2017年11月1日からはZOZOTOWNの送料は一律200円になった。
前沢友作社長は30日の決算説明会で、「一部のユーザーに送料無料が当たり前という誤った認識を与えた反省もある。無料で届くわけがないと社会的に認知していただく」と説明した。
引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22883180Q7A031C1TJ2000/
送料一律200円にした前沢友作社長の言い訳ははるか昔、同社長が「送料をタダだと思うんじゃない!」という発言で炎上した当時を彷彿とさせる。あまり感じのいいものではない。
しかし、ボクは本稿で述べた通り、客に送料をキメさせるという行為自体が間違っていると思っている。だから、スタートトゥデイ側でZOZOTOWNの送料をキメたこと自体はいいことだと思っている。
これでZOZOTOWNそのものの売上が下がるか否かについてはボクの預かり知るところではないが、注目してみていきたいところである。
(アイキャッチは荷物を投げる配達員のイラスト。ところでラーメンでお値段自由とするとワンコインですまそうとする人間が多いのではないかというのがボクの個人的な見解である。実際の内訳を公開してくれたわけではないので実際のところは分からないが、チャリティラーメンなどをやっている際に「500円+お気持ち」といったことを言っていると500円しか払っていない人ばかり見受けるからである。人の良心、善意に訴えるようなマネーの集め方をするよりも、予めこれだけのマネーが必要というところから逆算してキチンとマネーを請求するほうがボクはいいと思っている。本稿はお題「最近気になったニュース」によせて書きました。)