ごきげんよう,読者諸賢.ボクはらーめ人間Z.ラ王真贋の遣い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともないヒューメンだ.
ラーメーンを愛し健康を愛し,そして何よりも平和を愛するボクは,ラーメーンと睡運瞑菜350g,そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで,つまりは世界が令(うるわ)しく平和になったと断言できるまで,外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間,つまりはホムンクルスとして異世界転生していた.早くラーメーン食べたい.
外でラーメン食うに食えない誓約とはてなブックマークしたくてもすることができない制約をもって異世界転生したボクは丸3年を超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆,つまりはプロのラーメン断食家,二つ名は「戦えラーメンマン」である.
大納会2020を受けて断つ.終値2万7444円17銭.年間で16%上昇.最安値からの値幅は1万1015円.
今日は2020年12月30日の水曜日,日本株式市場は今年(2020年)最後の取引の行われる日,つまりは大納会であった.全世界的な新型コロナウイルス感染症のパンデミック(以降はコロナ禍)に見舞われた今年(2020年)は株式市場においては後にも先にも類のないなんだかよくわからない1年になったと言えよう.ボクは日本経済新聞をサブスクライブしているので,日本経済新聞の記事を元に1年を振り返ってみたい.
まず大納会の今日の終値は2万7444円17銭であった.ボクの今年の取引は不可抗力の事由によって先週で手仕舞いとなってしまったので昨日(2020年12月29日)と大納会の今日はただボーッと株価の推移を眺めていたのだけれど,まさか実質的に昨日から新年相場だったとはいえ年の最後の最後で2万7000円台を突破するとは誰が思ったであろうか.少なくともボクは思わなかった.
結果として今年の大発会(2020年1月6日)の終値2万3204円86銭からは年間で16%上昇する結果となった.余談ではあるのだけれど今年の初めには俄に中東不安が持ち上がり第3次世界大戦が勃発してもおかしくないような一触即発の緊迫した状況が起きたりして地政学リスクが高まっていたがゆえに昨年(2019年)の大納会からは下げてはじまったのだけれど,中東不安のリスクが去って一安心したところに襲ったのがコロナ禍だったわけである.そんなわけで平和主義者のボクなどは今年は最初から生きた心地が全くしていなかったものである.
閑話休題.
また今年の最安値は全世界的なコロナ禍の不安から世界同時株安を喫した3月19日の安値(1万6552円)であったので12月29日の最高値(2万7568円)との差は1万1015円となった.どうやらこれは90年(1万8491円)以来の30年ぶりの大きさであるらしい.
というわけで全世界的にコロナ禍に襲われパニックに陥るかと思いきや,株式市場に関してだけいえばV字以上の回復を遂げたなんだかよくわからない1年であったわけなのだけれど,ここからはボクがこの1年の株式市場を見てきて想定外だったことをいくつか記録しておいてみたい.
なかった二番底.
まず1つめの想定外は「なかった二番底」である.前述したとおりコロナ禍が株式市場を襲った2月末から3月末にかけて先の経済危機と同等の世界同時株安が発生したのだけれど,しかるのち各国の中央銀行が異次元緩和策に打って出たのち日経平均株価は2万円台を回復したのである.しかし先の経済危機の経験からこの後でさらに二番底を警戒していたのだけれど,結局のところ二番底が起きることはなかったのである.ここで起きたのは金融緩和によって市場に投下されたマネーが行き先を失い(消費したくても移動や人が集まることが前提になっているビジネスにはマネーを使いたくても使うことができないため)余ったマネーが株式市場になだれ込むということが起きたからである.
K字回復.
2つめの想定外が「K字回復」である.先の経済危機の経験則からコロナ禍ショックでも当初はV字回復はなくL字回復が懸念されるといったことが当初言われていたわけなのだけれど,これも蓋を開けてみると実態は全く異なる展開となった.そもそもデジタル技術を用いてビジネスをしている企業に関してはコロナ禍をむしろ成長の契機としてよりより成長する形となり(業績も株価も史上最高値を記録したり)一方で移動や人が集まることが前提になっていたビジネスは苦戦を強いられ今の今でも回復の見込みが立っていない企業が多い.つまりは二極化が起きたのである.それをアルファベットのKになぞらえてK字回復と呼ぶようになったのだけれど,これも当初は想定の中にはなかったものである.
米大統領選&ワクチンバブル.
金融緩和マネーが余って株式市場になだれ込むというロジックとK字回復というロジックまでは納得がいったところで起きたのが3つめの想定外,11月の「米大統領選&ワクチンバブル」である.さすがに10月末の時点で株式市場は各国コロナ禍以前の水準をV字回復仕切っており,これ以上は上値が重いと思われていた.しかしなぜか当初大混戦の様相を呈した米大統領選でトランプ氏が優勢と報じられてもバイデン氏が優勢と報じられてもNYダウが上がるというなんだかよくわからないことが起きた上に同時期にファイザーやモデルナの新型コロナワクチンの最終治験のポジティブな結果が報じられるとさらに加速がついてNYダウは過去最高値,日経平均株価は11月の1カ月で2万3千円台から2万6500円近辺まで15%ほど伸長し29年半ぶりの高値を回復した.そういう意味では年間で日経平均株価は16%上昇したわけなのだけれど,その上昇分のほとんどが発生したのが11月だったというわけだ.こんなことが起こることを想定していた人はボクの観測範囲内にはいなかったし,ボクも当然想定していなかった.せいぜい2万4000円台を回復できればいい方だと思っていたからである.ちなみに11月に一気に15%伸びた流れが継続したら年内に日経平均株価が3万円台もありうると日テレ24もしくはラジオ日経第一で誰かが言っていたような気がするのだけれど,さすがにそこまではいかなかったというのは余談である.
日経平均株価,大納会31年ぶり高値を回復.
そして最後が大納会で終値2万7444円17銭,31年ぶり高値を回復である.例年大納会近辺では海外投資家が手仕舞いをしてしまい薄賄いとなることから大きな値動きがないと言われているものであるから,最後の最後で12月中はずっと2万6500円近辺でもみ合いを続けていた日経平均株価が2万7500円近辺まで千円近くも上昇するなど誰も想像はしていなかっただろう.
最後に来年の日経平均株価がどうなるかという話であるのだけれど,今年のトレンドが継続するのであればコロナ禍が続き(変異種の感染拡大リスクが高まっているのでまず来年中に終わることはないであろう)金融緩和も継続するのであれば,不景気な世の中に反比例して日経平均株価右肩上がりに上昇するトレンドを維持することになるであろうから仮に1年で今年同様15%伸びたとするならば3万1000円台を超えることになるであろうと思われる.しかし世の中なにが起きるかは分からないものであるから,こんな単純な計算通りにことが運ぶわけはない.なにをきっかけに大暴落が起ころうと,なにをきっかけに大暴騰が起きようとボクはタンタンとメンタルしっかり自らの投資スタイル(バリュー株投資のバイ・アンド・ホールド)を継続していきたいと思うものである.
来年が今年よりはなんだかよくわかる意識他界していない1年になることをボクは願っているものである.よい投資でよいラーメン断食を!以上である.それではまた会おう,さらばだ諸賢!!