#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

新型コロナウイルス対策のぽんこつさにかけては定評のある西村経産相ですら「さらに感染増加すれば緊急事態宣言が視野に」と危機感をあらわにしたタイミングでウチの社長が「12月1日から全社員をオフィス勤務にするぞ!」と言いはじめたので理由を聞いてみた。

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 ごきげんよう,読者諸賢.ボクはらーめ人間Z.ラ王真贋の遣い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともないヒューメンだ.
 
 ラーメーンを愛し健康を愛し,そして何よりも平和を愛するボクは,ラーメーンと睡運瞑菜350g,そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで,つまりは世界が令(うるわ)しく平和になったと断言できるまで,外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間,つまりはホムンクルスとして異世界転生していた.早くラーメーン食べたい.
 
 外でラーメン食うに食えない誓約とはてなブックマークしたくてもすることができない制約をもって異世界転生したボクは丸3年を超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆,つまりはプロのラーメン断食家,二つ名は「戦えラーメンマン」である.

新型コロナウイルス対策のぽんこつさに定評のある西村コロナ担当相ですら「緊急事態宣言も視野」と危機感をあらわにしたタイミングでウチのシャチョーが「12月1日から全社員をオフィス勤務にするぞ!」と言いはじめたので意味が分からないから理由を聞いてみたらサイコパスな回答が返ってきてしまった.

 日本における新型コロナウイルス感染症の感染拡大第3波の勢いが止まらない.

 それは新型コロナウイルス対策のぽんこつさにかけては定評のある西村経産相ですら「さらに感染増加すれば緊急事態宣言が視野に」と危機感をあらわにしたほどである.

 普段,ぽんこつだということに定評のある人物がまともなことを言い始めるということはそれだけ現状が危機的であるということである.

 そんなぽんこつがまともなことを言い始めてしまうような現状が深刻でヤバいときに平時からまともに現状をつぶさに分析し状況を的確に把握している人びとが危機意識を緩めてしまっては意味がない.今こそ普段どおりに正常な危機意識を働かせて危機から命を守る行動をとらねばならない.

 まだワクチンもなければ重症化しない効果的な治療法が確立したわけでもない新型コロナウイルス感染症から確実に身の安全を守るためには不要不急の外出を控え,人と人との接触を限りなくゼロにする他はない.

 幸いなことにボクの場合はコロナ以前は働き方改革途上企業だったウチの会社が,在宅勤務・時差通勤・フルフレックスと働き方改革の最先端を導入していった結果,これまで命の危険を感じることもなくタンタンとメンタルしっかり命をつないでくることができた.危機に際してはウチの会社のような企業でもやればできるものなのだ.

 しかしそのぬるま湯につかってしまっていた結果,慎重さにかけては定評のあるボクも少々油断をしていた.慎重なボクですらウチの会社の働き方改革が早くも逆行するとうことを見通すことはできなかった.

 そうウチの会社のシャチョーつまりはラスボス様にはコロナ禍など恐るるに足りなかったし,一般人の常識などというものは通用する相手ではなかったのである.ウチのシャチョーはクレイジーだったことを忘れていた.

 というのも今,この新型コロナウイルス対策のぽんこつさにかけては定評のある西村経産相ですら「さらに感染増加すれば緊急事態宣言が視野に」と危機感をあらわにしたタイミングをほぼ同じくしてウチのシャチョーがなぜか「12月1日から全社員をオフィス勤務にするぞ!」と言い始めてしまったからだ.

 おかげさまで全スタッフにその狂気の意思決定が伝わらぬよう今はブチョー以上の役員一同によっていかにしてシャチョーをお諌めするか負けられない戦いが繰り広げられている.

 今日でその負けられない戦いも2日目に突入してしまったわけなのだけれど,戦況は依然として厳しく,一刻の予断も余談も許さない状況だ.

 その中でブチョー以上の役員一同が決死の覚悟でもってシャチョーからなぜ今このタイミングでやぶから棒に「12月1日から全社員をオフィス勤務にするぞ!」と言い始めてしまったのか,その理由を聞き出してくれることに成功したようだ.

 負けられない戦いにおいては情報は命である.不利な戦況を好転させるためには戦う相手のことを知らねばならぬ.というわけでシャチョーがなぜやぶから棒に「12月1日から全社員をオフィス勤務にするぞ!」と言い始めてしまったのか,その理由を知ることは,その考えを改めて頂くためにはたいへんに重要な情報である.

 というわけで差し障りのない簡単な範囲内においてウチの会社のブチョー以上の役員一同が決死の思いで入手したウチのシャチョーがやぶから棒に「12月1日から全社員をオフィス勤務にするぞ!」といいはじめてしまった理由をお教えしよう.

第1の理由:新型コロナウイルス感染症の死亡率が低下しているから.

 まず第1の理由はシャチョーいわく「新型コロナウイルス感染症の死亡率が低下しているから」だという.ちなみにソースの提示はない.しかし調べれば確かに第2波の際には感染の対象が40代未満の若い世代に集中していたこともあって重症者数も死亡者数も決して多くはなかったことは確かである.しかし今は第3波であり状況が一変している.感染の中心は40代未満の若い世代だけではない.重症化することも死亡するリスクも高い高齢層にも移ってきているのである.

 なにより医療供給体制のひっ迫も深刻であり,医療の現場からこのままであれば医療供給体制は崩壊状態になり,しかるのち平時であれば提供できる医療が提供できなくなる可能性があるのである.それは平時であれば助かる命が助からなくなるということである.それは新型コロナウイルス感染症の死亡率が低下してようと絶対的全体としての日本における平時においては死ななくても済んだ人びとが亡くなってしまうということである.

 つまり仮にウチのシャチョーのいうとおり新型コロナウイルス感染症の死亡率が下がっていたとしても,医療供給体制が崩壊状態になり,平時であれば助かる命が助からなくなってしまっている状況おいては,それが在宅勤務を全面的に廃止し,全社員をオフィス勤務にする理由にはならないのである.

 はい第1の理由却下.

第2の理由:若者の自殺が増えているから.

 第2の理由は「若者の自殺がコロナ禍で増えているから」なのだという.しかもシャチョーに言わせると若者の自殺がコロナ禍で増えているのは外出自粛によって孤独感を抱える人が増えているからだそうであり,その若者を救うためにウチの会社の全社員にオフィス勤務してもらうことによって若者の命が助かるのだという.端的に言わせていただこう.ボクにはシャチョーが何を言っているのかわからなかった.

 まずそもそもコロナ禍で若者の自殺が増えているのは事実かもしれないけれど,なぜそれが「孤独感を抱えているから」とたった1つの理由に決めつけられてしまうのだろうか.そこからしてボクにはよくわからなかった.百歩譲ってコロナ禍で若者の自殺が増えている理由の1つとして「孤独に耐えられなかった」という理由があるのを認めたとしてもそれだけが理由ということはないのである.そしてなによりなぜウチの会社の全社員がオフィス勤務すると若者が孤独感を抱えることがなくなり若者の自殺が減るとウチのシャチョーがお考えになっているのかがさっぱり理解できなかった.

 そしてそれも百歩譲ってウチの会社の若い社員の命を守るためにということをおっしゃっているのだと解釈したとしても「全社員」がオフィス勤務する必要がどこにあるのであろうか.そもそもウチの会社は今,在宅勤務を9カ月以上続けているのだけれど,オフィス勤務ダメ絶対!になっているわけではないのである.どうしてもオフィス勤務したければオフィス勤務してもよいようになっているし,在宅勤務に支障があるならばメンタルヘルスなドクターの診断も受けられるようになっている.実際自殺者がこの9カ月間で出たことはないのである.ならばなぜオフィス勤務できないことを苦にして孤独感に苛まれ自殺を考えている社員などいないというのは過言だけれど可能性としては低い中で,その限りなく存在している可能性の低い誰かを救うために全社員がオフィス勤務をせねばならぬのか?いやそんな必要はないでしょうという話である.こんな簡単なトロッコ問題もない.突っ込んだ先に誰もいないことがわかっているならば人がいる方向には進まず人がいない方向に進むのは当たり前である.

 はい第2の理由却下.

第3の理由:不祥事を起こした事業でオフィス勤務を義務付けたら不祥事が減った.

 最後の第3の理由はウチの会社でコロナ禍以降に大きな不祥事をやらかしてしまった事業があったのだけれど(ちなみに犯罪ではなくビジネスの失敗による損失を出したということである),その不祥事を起こした事業に従事する社員に一時期オフィス勤務を義務付けて問題解決に当たらせたところ,その後不祥事が減ったのだという.オフィス勤務すれば不祥事が減るならばオフィス勤務を皆あまねく全社員がするべきだというのが理由であるという.この理由はこれまでみてきた2つの理由よりかは幾分マシではあるのだけれど,それでも強引なこじつけであることには変わりない.

 もう一度たっぷりと書くのだけれど,ウチの会社では不要不急でないとき,つまりは不測の事態が発生した際には必要に応じてオフィス勤務して問題解決にあたろうということになっている.なので不祥事の問題解決をするために必要があってオフィス勤務するのは当たり前である.しかしその際に必要もないのに関係者全員がオフィス勤務する必要があるのかといえば答えは否である.オフィス勤務したほうが問題解決が捗る社員のみがオフィスで働けばよいのである.

 というわけで何も不測の事態が起こってもおらず,不要不急で必要もないのに全社員がオフィス勤務するというのはナナナ・ナンセンスであり,端的に言えば無駄.無駄なものは無駄.無駄無駄無駄無駄.無駄だとわかっていることをあえて狙いすましてやってしまうのはぽんこつのすることである.ぽんこつらーめんであると言っても過言ではない.ウチの会社にはそんなぽんこつらーめんが雨後の竹の子のようにウゴウゴと密接・密集・密着していてよいはずはない.

 はい第3の理由も却下である.

ーーそして以上3つがウチのシャチョーが新型コロナウイルス対策のぽんこつさにかけては定評のある西村経産相ですら「さらに感染増加すれば緊急事態宣言が視野に」と危機感をあらわにしたタイミングで「12月1日から全社員をオフィス勤務にするぞ!」と言い始めたなんだかよくわからない3つの理由であったのだけれど,3つも理由があったにも関わらず1つとしてウチの全社員が命の危険を顧みず,新型コロナ感染リスクをいとわず,医療供給体制の崩壊の危険がある中で通常受けられる医療も受けられない状況が差し迫っている中,オフィス勤務する理由としてもっともでありロジカルかつサイエンティフィックに説得力のある理由はザンネンながら何1つとしてなかったのである.ゼロ・レスザンゼロ・ストロングゼロだったのである.まったくザンネンでならない.

 とはいえ困ったのは一般人の理屈が通用しないウチのシャチョーをいかにしてお諌めしその考えを朝令暮改,君子豹変させるかというのが今,ウチの会社の全社員の命運をかけた喫緊の解決せねばならぬ課題であるということだ.

 今日は2020年11月26日であるからXデイまではあと5日である.この5日間の間になにかシャチョーの考えを180度変えることができるようなコペルニクス的転回,領域展開が求められている.

 もしも失敗したならばボクも来週から必要もないのにオフィス勤務をせねばならぬ.

 残された時間はあまりにも短い.

 なにはともあれ,シャチョーの考えが180度変わるまでボクは断じて外でラーメンを食わない!

ーー以上である.それではまた会おう,さらばだ諸賢!!