#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

子どもの自殺、9月1日最多を受けて断つ(2019)。

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 ごきげんよう,読者諸賢.ボクはらーめ人間Z.ラ王真贋の遣い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともないヒューメンだ.
 
 ラーメーンを愛し健康を愛し,そして何よりも平和を愛するボクは,ラーメーンと睡運瞑菜350g,そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで,つまりは世界が令(うるわ)しく平和になったと断言できるまで,外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間,つまりはホムンクルスとして異世界転生していた.早くラーメーン食べたい.
 
 外でラーメン食うに食えない誓約とはてなブックマークしたくてもすることができない制約をもって異世界転生したボクは丸2年を超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆,つまりはプロのラーメン断食家,二つ名は「戦えラーメンマン」である.

夏休み明けに子どもの自殺が多いのは夏休みが長すぎるからではないだろうか?

 今日は2019年9月2日の月曜日である.

 多くの学校に通っておられる学生の皆様の多くが今日から2学期のはじまりだったのではないかと思う.もちろん地域や学校によっていつから2学期が始まるかというのはまちまちのようなのでボクの暮らしている日本の首都東京などでは先週の金曜日から2学期がはじまっている学校もあったようだ(なぜ金曜日1日だけ学校に行ってまた土日を休むというなんだかよくわからない予定を組むのかは理解に苦しんだりしていたのだけれど).

 ところで唐突ではあるのだけれど,やぶから棒ではあるのだけれど,学生の皆様の夏休みが終わりに近づいた今年(2019年)も8月の下旬,つまりは20日を過ぎたあたりから夏休みの終盤から夏休み明けにかけて学生,若者,子どもの自殺が増える傾向があるので「学生,若者,子ども(以降は子どもと表記する)の皆様にはツラかったら学校に行かなくてもよいのですよ」というメッセージが目につくようになっていた.

 ちなみにボクが有料サブスクライブしている日本経済新聞では夏休みの終盤から夏休み明けにかけて子どもの自殺が増える,特に9月1日が最多であるということを政府の「自殺対策白書」に言及することによって紹介されていた.

政府の「自殺対策白書」によると、18歳以下の子どもの自殺は2013年までの42年間で9月1日が一年で最も多かった。8月は後半に向けて増え、春休みやゴールデンウイークなどの後も目立つ。休み明けの登校が精神的な負担になっているとみられる。
 
2018年に自殺した未成年者は599人で、前年に比べ32人増えた。未成年の自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)は1978年の統計開始以降で最悪となり、成人の自殺が減る一方で10代は増え続けている。特定できた原因・動機では「学校問題」が最も多かった
引用元:子どもの自殺、9月1日最多  :日本経済新聞

 記事の内容は上記のような内容であった.

 ちなみに本稿はしばしこの内容を実際に確認してみることをしていくことをする.

 まず子どもの自殺、9月1日最多に関しては「18歳以下の日別自殺者数(平成27年版自殺対策白書(抄))」で確認することができた.

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18歳以下の日別自殺者数./出典:18歳以下の日別自殺者数(平成27年版自殺対策白書(抄)).

 ちなみにこの「18歳以下の日別自殺者数(平成27年版自殺対策白書(抄))」には次のようなことが書かれている.ボクが気になったところは例によって太字をしておいた.

学校の長期休業の休み明けの直後は、児童生徒にとって生活環境等が大きくかわる契機になりやすく、大きなプレッシャーや精神的動揺が生じやすいと考えられる。このような時期に着目し、彼らの変化を把握し、学校や地域、あるいは家庭において、児童生徒への見守りの強化や、児童生徒向けの相談や講演等の対応を集中的に行うことは効果的であろう。 引用元:18歳以下の日別自殺者数(平成27年版自殺対策白書(抄)).

 次に政府の「自殺対策白書」がどこで公開されているものなのかを探してみたところ次の令和元年つまりは2019年度版自殺対策白書(本体)と自殺対策白書(概要)を発見した

 特にこの中でボクが目に止めたのは1 自殺者数の推移3 年齢階級別の自殺者数の推移である.

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1 自殺者数の推移/出典:自殺対策白書(概要)2019年版.

 まず「自殺者数の推移」を確認すると未だに自殺でお亡くなりになっている人の数および比率は世界的な比較をしたときには多いのだけれど(参照:10 国際的に見た自殺の状況と外国人の自殺の状況),右肩で下がってきているのが見て取れるわけである.

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3 年齢階級別の自殺者数の推移/出典:自殺対策白書(概要)2019年度版.

 一方で「年齢階級別の自殺者数の推移」を確認すると19歳未満と70歳以上がどちらかというと増加傾向でそれ以外の世代は減少傾向ということが分かるのである.

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 さてここまで日本経済新聞の記事に書かれていることが本当であるかを確認してきたわけなのだけれど,簡単にまとめておくと

  • 平成27年(2015年)時点で内閣府がまとめた18歳以下の日別自殺者数でみると「9月1日」の自殺者がたしかに一番多い*1
  • 年間でみたときの日本の自殺者数は右肩下がりでさがっている.
  • ただし年代別でみたときには自殺者数の推移は19歳未満と70代以上では変わっていない,もしくは悪化している.

 ちなみにここまでで分かることを整理すると19歳未満の人びとが9月1日にもっとも自殺してしまうというのは当然ながら子どもの1年の生活の中において最も長い夏休みという長期休暇が明けるタイミングだからというのはアホでもわかることである.

 少しひどいなと思うのは19歳未満の子どもの自殺が夏休み終盤から夏休み明けに増加することが顕著であるということで「#(ハッシュタグ)8月31日の夜に」といったムーブメントがある一方で,実は70歳以上でも自殺は増えているにもかかわらず,70歳以上の自殺が増えてることに関してはあまり社会的な関心が集まっていないことである(とはいえ今回ボクもこの子どもの自殺が9月1日に最多ということを確認している過程でこのことに関しては気づいたので,70歳以上の自殺が増えてることに関しては本稿においてはこれ以上深掘りすることを割愛し,またの機会に深く考えることをしてみたい).

 そしてここまで確認した限りのことでは確認がボクはできていないことではあるのだけれど夏休みという学生にとっての1番長い休みが明けるタイミングにおいて子どもの自殺がピークを迎えるということは,おそらく冬休みや春休み,ゴールデンウィークの際にも自殺は多いのだろうと思うものである.実際,冒頭の日本経済新聞にもどのように確認したのかまでは書いてはいないのだけれど「8月は後半に向けて増え、春休みやゴールデンウイークなどの後も目立つ。休み明けの登校が精神的な負担になっているとみられる。」と書かれている.曜日で自殺者の多い曜日を確認したら日曜日から月曜日にかけての自殺が多いのではないかというのも察せられるものである(これは人口動態統計で確認ができるのであれば確認をしてみたいところである).

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 さてここまで確認してきたことでボクが考える夏休み終盤から夏休み明けにかけて子どもの自殺が増えるという状況を打開するために社会全体として変えられたらよいと思うことを書いておこうと思う.

 それは「夏休みを短くしてはどうか?」ということである.

 なぜそう思うかといえば19歳未満で自殺者が減らない一方で他の世代(70歳以上をのぞく)では自殺が減っているということをみたときに一番の違いはなにかといったらそれは当然ながら1ヶ月もの長きに渡る長期の夏休みがあるかないかという違いであるという話なのである.

 休みというものはたいへんに素晴らしいものであり,ボクも毎日が日曜日だったらよいのにと常日頃から願っているくらいである.しかしもしも休みに終わりがあるならば,休みから日常に戻るときのストレスたるや筆舌に尽くしがたいのである.タンタンとメンタルしっかり生きることを信条に休日にあってもある程度の緊張感を持つようにしているボクですら休日明けには会社には行きたくないのである.いじめやパワハラといったものはウチの会社にはないとは断言することはむつかしいけれど,ボク自身がいじめやパワハラの被害に遭っているという自覚がなくても休日明けには会社には行きたくないのである.なのでもしもボクが1ヶ月も休暇をとってしまったならば,よほどしっかりメンタルをもつことによってタンタンと自分で自分を律するということができんかえれば1ヶ月後にはそれはそれは立派な廃人になることができる自信があるものである.

 ましてやまだまだメンタルが未熟な子どもが1ヶ月の長きに渡って非日常的な休暇を満喫し(もちろん宿題をしたり塾にかよったりスポーツをしたりはしているのかもしれないけれど)非日常に慣れきってしまったところで日常に戻るというのがいかに巨大なストレスとの戦いをすることになるかというのは想像に難くないのである.もしも1ヶ月の長きにわたって夏休みをとった後でも学校に行きたくて仕方ないという子どもがいたとするならばボクはその子どもは超人であると思うものである.

 というわけでもしも休みという非日常と学校や会社という日常のライフとの間を行き来するストレスを大きくしたくないのであれば,ボクは非日常の連続する期間を適度に抑えることが必要だと思うのである.これがボクが夏休み終盤から夏休み明けにかけて子どもの自殺が増えるという状況を打開するために社会全体として変えられたらよいと思うことは子どもの「夏休みを短くしてはどうか」という結論にいたった理由である.

 ちなみに「夏休みを短くしてはどうか」を一体どのような形で実現するかについては試行錯誤が当然ながら必要であろうと思うものである.たとえば2週間休んで,1週間学校に行き,また2週間休むみたいな夏休みだってよいのかもしれない.昨今は地球温暖化による日本の夏の猛暑は命の危険があるものであるので,子どもの命を守るためには夏休みそのものはボクはあったほうがいいと思うのである.ようはあまり連続した非日常がつづかないようにするための工夫を大人が凝らしてあげなければならないということなのではないだろうか.

ーー以上である.ボクは強くしなやかに生きていくための要諦は「タンタンとメンタルしっかり継続すること」だと思っている.もちろん休みは絶対に必要なものなのだけれど,休みすぎるとボクは「タンタンとメンタルしっかり継続する」ことができなくなってしまうと思っている.

 「タンタンとメンタルしっかり」は簡単なようでいてむつかしいのである.そのむつかしいことを子どもの皆様にも大きなストレスを感じることなく実践していただけるような社会をつくれるよう立派な大人のジェントルメンたる我々は常になにかできることを考えていかなければならないと改めてボクは思ったものである.

 それではまた会おう!さらばだ諸賢!!

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参考.
厚生労働省.
文部科学省.
「#8月31日終わりに」という文脈で語られたこと.

 学校に行きたくなくなる理由はかならずしも「いじめ」に起因したものではないとボクは思うのだけれど,「#8月31日終わりに」という文脈で語られる「学校行きたくない」は「いじめ」に過度に焦点を当て過ぎのような気がボクはしたものである.もちろん「いじめ」は絶対ダメであるので,いじめる側の人間がカウンセリングを受けるべきではないかであるとか,犯罪としてより厳罰化するべきであるとかいった意見に難癖をつけようというわけでは決してないわけなのだけれど.

《本稿はお題「最近気になったニュース」によせて書きました.》

*1:ちなみに『「自殺統計」は、日本における日本人及び日本における外国人の自殺者数としているのに対し、「人口動態統計」は日本における日本人のみの自殺者数としています。』ということなのでここで人口動態統計からまとめた内閣府の調査は日本人だけの調査になっていると思われる