ボクはらーめ人間Z。らーめん視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。ボクはほとんどテレビをオンタイムでは視聴しない。nasneでの録画ないし、Huluで観ている。せいぜい金曜ロードショーで「天空の城ラピュタ」が放映されている時に「バルス」を世界同時詠唱して元気玉をつくるときくらいにしかボクはテレビをオンタイムで観ないかもしれない。それくらいオンタイムでテレビを視聴しないというわけだ。
まともライフハック界では何でもかんでも「自動化するのが正義。」「空前絶後の!超絶怒涛の自動化!!イエーイ!!!ジャスティス!!!!(外部リンク1:参照)」という風潮がある。掃除はRoomba。洗い物は食洗機。洗濯は乾燥まで。現代の三種の神器、ゆりかごから墓場まで全自動というわけだ。全自動で生きるのが正義ならば、なぜボクらは生きているのだろうか。ボクには分からない。そういうわけでボクはあえてアナログですることを残すようにしている。ボクの場合は洗い物を食洗機しないようにしている。洗い物を食洗機しないことで水道代は余分にかかるし、労力もかかる。しかしボクはあえてアナログを残すことでその無駄を楽しんでいる。その無駄な時間に前述の録画番組やHuluでのオンデマンド視聴を楽しんでいる。オンタイムでテレビは視聴しないが、オンデマンドでは視聴するというわけだ。
先日までボクは「勇者ヨシヒコと導かれし七人(外部リンク2:参照)」を洗い物をしながら視聴していた。勇者ヨシヒコシリーズも三作目。一作目から比べて女性キャストが加齢で (ry と言葉にするのはきっと禁句に違いない。だからボクはそのことにはあえて触れないでおこう。
いきなり水を差すような話をしてしまった。しかしボクは勇者ヨシヒコシリーズが好きだ。キャストの加齢が心配だが愛していると言っても過言ではない。特にボクは山田孝之さん演じる勇者ヨシヒコさんが好きだ(外部リンク3:参照)。ボクは山田孝之さん演じる勇者ヨシヒコさんを観ていると「こいつ、大丈夫か?」と思う以前に「勇者ヨシヒコさんのようになりたい!」と思ってしまう。山田孝之さん演じる勇者ヨシヒコさんは素敵だ。作中において山田孝之さん演じる勇者ヨシヒコさんは「頭が弱い」「バカ」という扱いを受けている。しかしボクはそうは思わない。山田孝之さん演じる勇者ヨシヒコさんは何事も肯定から入る。空前絶後、超絶怒涛のポジティブ人間、イエーイ!!なのである。素敵だ。
そんな勇者ヨシヒコシリーズでそんな何事も肯定から入る山田孝之さん演じる勇者ヨシヒコさんの素敵さが際立つ毎話定番のやり取りがある。勇者ヨシヒコシリーズには微妙な呪文しか覚えないムロツヨシさん演じるメレブさんという魔法使いが登場する(外部リンク4:参照)。その微妙な呪文しか覚えないムロツヨシさん演じるメレブさんという魔法使いが毎話新しい微妙な呪文を「また新しい呪文をひとつ覚えたよ」と覚えるのだ。山田孝之さん演じる勇者ヨシヒコさん率いるパーティーの他のメンバーは微妙な呪文しか覚えないムロツヨシさん演じるメレブさんという魔法使いが覚えた新しい微妙な呪文を「いらない」「微妙」と否定する。しかし山田孝之さん演じる勇者ヨシヒコさんだけは毎回「すごい!」と肯定から入るのだ。そしてあろうことかその微妙な呪文を「私にかけてください!」とまで言うのだ。すごい。
ボクが勇者ヨシヒコシリーズの中において微妙な呪文しか覚えないムロツヨシさん演じるメレブさんが習得した微妙な呪文の中で最もかけられたくないと思った呪文は「ワキガンテ」だ。ボクは微妙な呪文しか覚えないムロツヨシさん演じるメレブさんの微妙な呪文はどれひとつとしてかけられたくはない。しかし「ワキガンテ」はその中でも特にボクがかけられたくない呪文だ。「ワキガンテ」は名前から想像がつくとおり「わきの下が恐ろしく臭くなる(外部リンク5:参照)」呪文だ。その「ワキガンテ」すら「かけてください、メレブさん!私にワキガンテをかけてください!」と言うのだから山田孝之さん演じる勇者ヨシヒコさんの勇気にはもはや脱帽する他ない。まさに筋金入りの勇者の中の勇者。素敵だ。すごい!
ボクは山田孝之さん演じる勇者ヨシヒコさんのようになりたい。まずは何事も「すごい!」と肯定できるまともで素晴らしい人間になりたい。でもボクは「ワキガンテ」だけは嫌だ。ボクはマゾにだけはなりたくない(参照1)。
与太話のコーナー。
微妙な呪文しか覚えないムロツヨシさん演じるメレブさんの微妙な呪文だが、ボクにはひとつだけかけてほしい呪文がある。「カオパス」という呪文だ。「カオパス」という呪文は「飲食店を外から見ただけで、そこが美味しいかどうか識別ができ、さらにクーポン券1枚分の割り引きを受けることができる。※だだしこの呪文はクーポン券が必要。(外部リンク6:参照)」というものだ。飲食店を外から見ただけで、そこが美味しいかどうか識別できるならボクはクーポン券なしで割引を受けられなくたっていい。この呪文さえあればもはや食レポサイトなど必要ない(参照2)。年間に食べるラーメン杯数アッピールという飯自爆テロに悩まされることもなくなるだろう(参照3)。微妙な呪文しか覚えないムロツヨシさん演じるメレブさんにボクは「カオパス」だけはかけてみてもらいたい。
みなさん是非遊びに来てください。
— 勇者ヨシヒコ (@TX_YOSHIHIKO) 2017年4月22日
池袋が盛り上がれば大阪、名古屋、福岡、仙台のPARCOにも行けるかもな雰囲気です。ヨシヒコの中の人より。 pic.twitter.com/oXnepRqfPh
2017年5月14日まで「勇者ヨシヒコ無料案内所 ロードトゥまくはりメッセ in 池袋PARCO」が開催されている。ボクは先日、会場限定で発売されている「ヨシヒコ ヒゲヅラTシャツ」を買いに行ってみた。しかし品切れで買うことができなかった。納品されたとかされないとかいうツイートをみたような気がしないこともない。しかし、もう一度行く気にはなれない。ボクは勇者ヨシヒコになることができなかった。
(今週のお題「ゴールデンウィーク2017」とお題「テレビらーめん」によせて書きました。アイキャッチは勇者のイラスト。ボクは勇者にはなれない。しかしフミオさんにつけてもらった通名を大事にしてこれからもブログ書いていくぞ(参照4)。エイエイオー!)