ごきげんよう,読者諸賢.ボクはらーめ人間Z.ラ王真贋の遣い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともないヒューメンだ.
ラーメーンを愛し健康を愛し,そして何よりも平和を愛するボクは,ラーメーンと睡運瞑菜350g,そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで,つまりは世界が平和になったと断言できるまで,外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間,つまりはホムンクルスとして異世界転生していた.早くラーメーン食べたい(関連記事:参照*1、参照*2).
外でラーメン食うに食えない誓約とはてなブックマークしたくてもすることができない制約をもって異世界転生したボクは丸1年を超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆,つまりはプロのラーメン断食家,二つ名は「戦えラーメンマン」である.
カルロス・ゴーン元会長の保釈に関連して湧いてきたボクの素朴なクエスチョンに日本経済新聞でどこまで答えられるか調べてみた.
昨日(2019年3月6日),カルロス・ゴーン元会長(以降はゴーン元会長で表記を統一する)が東京・小菅の東京拘置所から保釈された.2018年11月の逮捕以降、勾留は108日に及んだのだという.108日という勾留日数は相当に長いものであると思われるのだけれど,これまでの日本における逮捕からの勾留日数の長さで何番目に長いのか,ボクはパッとは出てこない.しかしかなりランキング上位にノミネートされたのではなかろうか.
ちなみにあまりにもゴーン元会長が逮捕されてから保釈されるまでの勾留期間が長かったため,ボクはすっかりそもそもなぜゴーン元会長が逮捕されたのかすらパッとは説明できなくなってしまっていた.
ましてやこれまで一貫して全面無罪を主張してきたのではなかったっけ?というゴーン元会長がいざ保釈されるという段になったら作業着姿にコスプレし,屋根に脚立を載せたスズキの軽自動車「エブリイ」に乗って颯爽と拘置所を走り去る様を見せられてしまっては余計にゴーン元会長が何の容疑で逮捕されたのかわからなくなってしまったものである.
というわけで本稿では拙い記憶力のボクが108日の長きに渡った勾留日数で全面無罪を主張していたはずのゴーン元会長がいかにも「わたしがナニカをやってしまいましたよ」と言わんばかりのコスプレで押し寄せる報道陣に絶対に見つかりたくないとばかりにコソコソと逃げ去った様をみてボクが素朴にクエスチョンに思ったことを芋づる式に掘り下げていったら5つほど素朴なクエスチョンが出てきたのでそれぞれについてボク自身が忘れないために,せっかく有料でサブスクライブしている日本経済新聞の中からどこまで調べることができるか試してみることをしてみたい.
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ではまずボクのゴーン元会長の保釈時に湧いてきた素朴なクエスチョンからご紹介しようと思う.それは次の5つである.
(1)そもそもゴーン元会長はなぜ逮捕勾留されていたのだっけ?
(2)ゴーン元会長の勾留期間,108日はかなり長かったけれど過去何番目に長かったのか?
(3)ゴーン元会長の保釈の条件が厳しいらしいけれどどんな内容なんだっけ?
(4)ゴーン元会長の保釈金は10億円だったらしいけれど過去何番目にお高い保釈金だったのだろう?
(5)ゴーン元会長はなぜ保釈にあたってコスプレしたのだろうか?
ではそれぞれのクエスチョンについて2019年3月7日の時点での日本経済新聞の電子のバーンから調べてみた結果をまとめたのが以降の内容である.ちなみに日本経済新聞では調べきれなかったことについては補足的にグーグル先生にもクエスチョンをしたりしてみている.
(1)そもそもゴーン元会長はなぜ逮捕勾留されていたのだっけ?
全面無罪を主張し続けていたはずのゴーン元会長であるわけなのだけれど,保釈時のコソコソぶりはむしろコソドロ感がプンプンと漂っており,ボクはむしろ「こいつやったな」と思ったほどであった.ではゴーン元会長には何を実際のところやってしまった容疑がかけられているのか.それについてはゴーン元会長が保釈されたことを報じた「ゴーン元会長 保釈 勾留108日 取締役会の出席焦点 :日本経済新聞」という日本経済新聞の記事に簡潔にまとめられていたので,そちらを引用したい.
引用元: ゴーン元会長 保釈 勾留108日 取締役会の出席焦点 :日本経済新聞
ようはゴーン元会長は受領を先送りした役員報酬を開示しなかった金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)と,巨額の不正支出などによって日産に損害を与えた会社法違反(特別背任)の罪で起訴されている,とのことである.
(2)ゴーン元会長の勾留期間,108日はかなり長かったけれど過去何番目に長かったのか?
2つめのボクの素朴なクエスチョンはゴーン元会長の勾留日数は108日とかなり長いものであったわけなのだけれど,一体108日の勾留日数とはこれまでの日本における逮捕からの勾留日数として何番目に長いものだったのであろうかということである.
これに関してはボクが日本経済新聞で「勾留日数」のランキングをまとめた記事のようなものは見つけることができなかったのだけれど,たまたま次の3つ目の素朴なクエスチョンの答えが書かれている記事「ゴーン元会長、制限厳しく 弁護側保釈条件 住居に監視カメラ :日本経済新聞」を読んだ際に鈴木宗男元衆院議員の勾留日数について言及されてた内容があったのでそちらを引用して紹介したい.
過去否認事件では勾留は長引く傾向にある。鈴木宗男元衆院議員は437日に及び、特捜部の事件では、公判前整理手続きや公判が始まる前に保釈が認められることは珍しい。
引用元: ゴーン元会長、制限厳しく 弁護側保釈条件 住居に監視カメラ :日本経済新聞(太字筆者).
鈴木宗男元衆院議員が逮捕からの勾留日数でタイトルホルダーといったことは以前なにかでボクも読んだことがあるようなないような気がしていたのだけれど1年を超えて交流され続けた鈴木宗男議員の前ではゴーン元会長の108日は同様に容疑を否認していたという意味合いにおいて記録が霞むものである.
勾留日数については上限がそもそも何日なのか?他にも長期にわたって勾留されたメンメンについて言及されている記事が日本経済新聞以外のメディアではないのだろうかと思ってグーグル先生にクエスチョンしてみたところいくつかの記事を発見することができたので,内容は引用しないけれど,下記に参考までにリンクを付しておきたい.
(3)ゴーン元会長の保釈の条件が厳しいらしいけれどどんな内容なんだっけ?
3つ目の素朴なクエスチョンは「ゴーン元会長の保釈の条件が厳しいらしいけれどどんな内容なんだっけ? 」である.
日本経済新聞ではないのだけれどゴーン元会長の保釈にあたって ゴーン前会長 保釈条件に“びっくりして嫌そうな顔” | NHKニュースという記事もボクは読んだ.そこで誰しも素朴にクエスチョンに思うであろうと思うのはゴーン元会長がびっくりして嫌そうに思う保釈条件とはいかなるものかということである.
実はこれについては先にボクは日本経済新聞の「ゴーン元会長、制限厳しく 弁護側保釈条件 住居に監視カメラ :日本経済新聞」という記事に書かれていたゴーン元会長がびっくりして嫌そうな顔をしたとしてもはてなに思わない保釈条件が書かれていたのを読んでいたので,そのゴーン元会長がびっくりして嫌そうな顔のが全然はてなでない,むしろゴーン元会長がびっくりして嫌そうな顔したらいいと思うよと思った保釈条件を当該記事から引用して記録しておくことにしたいと思う.
引用元: ゴーン元会長、制限厳しく 弁護側保釈条件 住居に監視カメラ :日本経済新聞
ちなみにこの住居への監視カメラの設置,制限したパソコンや携帯電話の使用――などなどといったキビシー日本国内での前例にとらわれない保釈条件をゴーン元会長が受け入れる姿勢を示すことで,裁判所はゴーン元会長が証拠隠滅する恐れが解消したと判断したということのようである.びっくりして嫌そうな顔をしていたならば受け入れる姿勢がオールオッケーだったようには思えないのだけれど,そのあたりはボクは気にしないことにしておきたい.
(4)ゴーン元会長の保釈金は10億円だったらしいけれど過去何番目にお高い保釈金だったのだろう?
4番目の素朴なクエスチョンはゴーン元会長の保釈金の10億円はこれまでの日本における保釈金ランキングの何位くらいになるものなのだろうというものである.これについては都合のよいことにボクの読んだ記事のなかにそれらしきことが書かれていた記事があったのでその記事を紹介したい.それが「(きょうのことば)保釈保証金 証拠隠滅や逃亡防ぐ :日本経済新聞」という記事である.
引用元: (きょうのことば)保釈保証金 証拠隠滅や逃亡防ぐ :日本経済新聞
どうやら1番保釈金が高額だったのはハンナン牛肉偽装事件の20億円だったらしい.ちなみにハンナン牛肉偽装事件をボクは全く思い出せないのだけれど,よほどひどい偽装事件だったのであろう.せっかくなのでまた別の機会にハンナン牛肉偽装事件についてボクは調べてみたいと思ったものである.
同記事には「保釈保証金は刑事裁判が終われば、全額返還される。保釈中に逃亡するなど違反が確認された場合、全部または一部が没収される。再び勾留される可能性もある。」とも書いてあった.ゴーン元会長が保釈中に逃亡したりしなければ,いわゆるデポジットのように刑事裁判が終われば全額返還されるというのであれば,10億円のためにきっとゴーン元会長は逃げも隠れもしないことであろう.
これを書いていてもう一つ素朴にクエスチョンに感じたのは「保釈金の金額がどのように決まるのか?」ということだ.しかし,本稿においては冗長になるのでこの素朴なクエスチョンもまた別の機会に調べてみたいと思う.なので割愛する.
(5)ゴーン元会長はなぜ保釈にあたってコスプレしたのだろうか?
では最後の素朴なクエスチョンである.
引用元: ゴーン元会長 保釈 勾留108日 取締役会の出席焦点 :日本経済新聞
ゴーン元会長は上記引用のよう作業員コスプレをして東京拘置所から出てきたらしいのだけれど,ボクが何度もたっぷりと本稿において書いてきたとおりゴーン元会長は全面無罪を主張しているわけであるので,むしろ「我は無罪なり!」とムンっと胸をはって堂々と,むしろ威風堂々と凛とした態度でもって東京拘置所からボクは出てきていらっしゃればよいと思ったわけなのだけれど,なぜか天下の王道でそんな格好をしていたらポリスメンに職質されることを避けることができるほうがワンダーなのではないかというような不審者ルックで東京拘置所から出ていらっしゃったことに関してはその意図を分かりかねたものである.
というわけで「ゴーン元会長はなぜ保釈にあたってコスプレしたのだろうか? 」ということについて日本経済新聞でなにか書いていたりしないかなと思ったものであったわけなのだけれど,ゴーン元会長のコスプレの理由を詳らかに説明してくださるような記事は見つけられなかった.かろうじてなんだかよくわからない記事を1つだけ見つけることはできたのでその記事を紹介したい.
それが「ゴーン元会長、変装を面白がる 会見は来週以降 :日本経済新聞」という記事である.次にゴーン元会長のコスプレの理由っぽいことが書かれている箇所を引用する.
東京拘置所から保釈された際にゴーン元会長が作業服姿だったことについて、弘中弁護士は「私の勝手な解釈だが、地位も奪われた庶民の一人、労働者の一人として、ああいう服装をするのもありだろう」と指摘。ゴーン元会長も「面白がっていたようだ」という。
引用元: ゴーン元会長、変装を面白がる 会見は来週以降 :日本経済新聞
面白がってやったというのはどういうことであろうか?よくわからない.コソコソとコソドロのようなウサンクセー姿で不審者を装うことを面白がる感性はボクには理解がむつかしいようだ...
代わりにグーグル先生に同様のクエスチョンをしてみた際に偶然みかけたのが次の記事であり,これによるとツイッター解析班のメンメンがゴーン元会長のしていたコスプレ衣装を特定したとのことであり,むしろボクはゴーン元会長のコスプレ衣装をなにか有事の際の参考にしようと下記のリンクを記録しておくことにしたというわけなのである.
ちょっと追記.この件については本稿を書いた翌日*3,ゴーン元会長のコスプレを提案したという弁護メンの謝罪のブログエントリが投稿されていた.なにが結局正解だったのかはわからないけれど,当該弁護メン自身が認められておられるとおり,作業員コスプレをして東京拘置所を出るという行為が不正解だったことだけは確かだったのではないかなとボクは思った.
ーー以上である.
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ちなみに大変にこれまでの日本では類をみないほどにキビシー保釈条件で保釈されたゴーン元会長であるわけなのだけれど,ゴーン元会長の初公判、1年後の見方も 争点や証拠膨大 :日本経済新聞という記事によれば,ゴーン元会長側は一貫して無罪を主張しており,法廷では検察側との全面対決の構図となるため,裁判前に争点や証拠などを絞り込む「公判前整理手続き」の実施が決定.「公判前整理手続き」は長期化する傾向が高いため,刑事裁判の開始,つまりは本件の初公判は2020年に入ってからになりそうだということである.つまりは初公判開始まであと1年はかかるかもしれないということのようである.
ボクなどはゴーン元会長が108日勾留されていただけでも,そもそもなんの容疑で逮捕されていたのでしたっけ?と記憶があやふやになってしまったほどであるので,1年先の2020年に入ってからゴーン元会長の初公判が始まるころにはきっとまたゴーン元会長はそもそも何の容疑で刑事裁判をうけているのだっけ?となるのだと思われる.そういう意味では本稿をまとめておいたことにはそれなりの意義があり,そのときには本稿の土台の上にたった上でさらなる素朴なクエスチョンをボクは試みていこうと思うものである.
それではとても全面無罪には見えないコソドロのような不審人物をアピールして保釈されたゴーン元会長を皆でアタタタタかく見守ろう!さらばだ諸賢,また会おう!!
《本稿はお題「最近気になったニュース」によせて書きました.》