#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

日本において人と人との接触を8割減らさずにコロナ禍収束までに42万人死亡の8割おじさん予測を避けられそうなのはミステリーである。少なくとも日本人の民度が高いからではない。

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 ごきげんよう,読者諸賢.ボクはらーめ人間Z.ラ王真贋の遣い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともないヒューメンだ.
 
 ラーメーンを愛し健康を愛し,そして何よりも平和を愛するボクは,ラーメーンと睡運瞑菜350g,そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで,つまりは世界が令(うるわ)しく平和になったと断言できるまで,外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間,つまりはホムンクルスとして異世界転生していた.早くラーメーン食べたい.
 
 外でラーメン食うに食えない誓約とはてなブックマークしたくてもすることができない制約をもって異世界転生したボクは丸2年を超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆,つまりはプロのラーメン断食家,二つ名は「戦えラーメンマン」である.

日本において人と人との接触を8割減らさずにコロナ禍収束までに42万人死亡の8割おじさん予測を避けられそうなのはミステリーである.少なくとも日本人の民度が高いからではない.

 麻生太郎財務相が昨日(2020年6月4日)の参院財政金融委員会にて日本の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による死者が欧米諸国と比べ少ないことについて「おまえらだけ薬を持っているのかと(海外から)電話がかかってきた。国民の民度のレベルが違うと言うとみんな黙る」という発言をしたことが話題になっている.

 麻生氏によれば「(日本の感染対策は)憲法上できなかったから、結果として(緩やかに)なっただけ」であり「それでも効果があったのがみそだ。先進国で最も死亡率が低い」と分析,その上で「(日本は)国民の協力があったということに尽きる。非常に誇りに思う」と評価しているのだという.

 なにより電話で問い合わせをしてきたのがどこの国の担当者の方がたなのかはこの内容からはわからないのだけれど「国民の民度のレベルが違う」と言うと黙ってしまうのは「何を阿呆なことを言ってるんだこいつは大丈夫か」と答えに窮してしまうからなのかもしれないし「その言い方だとまるでわたしの国の国民の民度が低いみたいではないか」と頭に血が昇ってしまい言葉がでないからなのかもしれない.

 いずれにせよ麻生氏の「国民の民度のレベルが違う」という回答がなんのアンサーにもなっておらず,参考にならないということだけは間違いないものである.実際ボクも日本人の民度が諸外国と比較してたいへんに高いなどとは全く思わないものであるし,むしろケースバイケースで諸外国の方がたの方がよほど日本人よりも民度が高いことだっていくらだってあると思うからである.

 ちなみに実際のところ3月の下旬ににわかに日本においてCOVID-19の感染者数が伸び始め4月7日に緊急事態宣言が発出される前には人と人との接触を8割減らさなければコロナ禍収束までに42万人死亡するという予測を厚生労働省のクラスター対策班に参加する8割おじさんこと北海道大学の西浦博教授が立てていたわけなのだけれど,ろくに補償もない外出自粛や休業要請だけで人と人との接触を8割削減できたとは言い難かったにも関わらずCOVID-19の感染拡大が抑制され,未だ1日あたりの新規感染者数ゼロにこそはなっていないけれど緊急事態宣言を全面解除できるところまでもってくることができたのは完全にミステリーであるわけである.実際問題,大事なことなのでたっぷりと書いておくとボクが見ていた限りにおいて緊急事態宣言下において補償なき外出自粛や休業要請でも素直に外出自粛や休業要請に従っている人たちばかりではなかったのである.少し思い返してみただけでも休業要請が出ているにも関わらず営業を続けていたパチンコ店はあったものであるし,そのパチンコ店の開店前に長蛇の列をつくっていた人びとも大勢いたのである.またパチンコ店が特別というわけでもなく,いわゆる商店街でも当初,休業要請が出されている中で巣鴨地蔵通り商店街で縁日を開催し人びとが集まっているのが話題に上がっていたりもしたのである.他にも戸越銀座商店街で休業要請にお店が従わず人が殺到していることが話題になっていたこともあったようにボクは記憶しているものである.

 なにはともあれボクがちょっと思い返しただけでも行政の補償なき外出自粛や休業要請だけではそれに従わなかった人びとは割と大勢いたものであるし人と人との接触を8割減ができていたのかというと甚だ疑問に思うところは多かったわけである.それでもCOVID-19の感染拡大が日本で抑制されたのは現時点においてはミステリー以外のなにものでもないものであるから,それが日本人の遺伝的な体質によるものなのか,はたまたBCGに効果があったのか,それともまた別の要因があったのかといったことは専門家の方がたによる綿密な調査検証の結果が出るのを冷静に待つほかないとボクは思うわけである.そしてなにより日本においてCOVID-19の感染拡大を抑制できた理由がミステリーである以上,なにが功を奏していたのかがわからないものであるから,今後またくるであろう第2波,第3波が襲いかかってきた際に前回と同様の対応をしていれば大丈夫であるという補償はどこにもないわけである.

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出典:Coronavirus Pandemic (COVID-19) - Statistics and Research - Our World in Data https://ourworldindata.org/coronavirus

 最後に余談ではあるのだけれど,国別でCOVID-19の死者数や100万人あたりの死者数を確認することのできるサイトは多数存在しているわけなのだけれど,たとえば上記のようなサイトで見てみても日本が格別素晴らしくCOVID-19の死者数を抑制できているわけではないことは一目瞭然である.

 そしてボクがもしもCOVID-19の感染拡大抑制の知見を得たいと思ったならば上記のグラフの結果をみても質問するべき相手は日本ではなく他のもっとよい結果を出している国になるかなと思ったものである.少なくともCOVID-19の感染拡大抑制の知見を得たいとクエスチョンして「国民の民度のレベルが違う」というアンサーが返ってくるような国から学べるものはなにもないと思うことであろうと思うものである.

 以上である.それではまた会おう,さらばだ諸賢!!

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COVID-19のDashBoard.

《本稿はお題「最近気になったニュース」によせて書きました.》