#ほぼにちらーめん

プロのラーメン断食家であるボク,らーめ人間Zが可能な限り毎日タンタンとメンタルしっかり政治・経済・社会・技術の垣根なく知らなかったことを知るために書いているただの日記ブログ.よろしくね,ピース.ほぼ日刊イトイ新聞とは無関係.写真をはじめとした皆あまねく全てのコンテンツの無断転載はお断り!

復習らーめん【'16年135杯目】せたが屋(世田谷区野沢)の魚郎らーめん

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目次

本日のおしながき:せたが屋(本店)の魚郎らーめん


肉だけアップにするとすごいインパクトだが本家の二郎と比べるとだいぶ大人しい一杯。


  • ラーメン屋 / せたが屋
  • 今日の一杯 / 魚郎らーめん (2016年135杯目)
  • 値段: ¥1,000
  • 日付: #20161003
ラーメンラリードリブンで久方ぶりのせたが屋さんへ。

せたが屋さんは正直あまり個人的に好みではないもので、ラーメンラリーのような何か特別な企画ものでもないかぎりおそらくわたしはこない。その言葉に偽りなく、今回やってきたのは、せたが屋さん(本店)でラーメンラリーの発売が開始になったからだ。

せたが屋さん(本店)にわたしが行かない理由はじつはもうひとつある。駅から結構歩くのだ。田園都市線の駒沢大学駅からだと15分ほど歩くことになる。味が好きならこのくらいの距離はどうってことないのだが、どうしても食べたいという味ではないので、この距離はしんどい。きっつー。

わたしが、これまでせたが屋さんで食べたことがあったのは、看板のせたが屋らーめん(品達で)と、セカンドブランドであるひるがお(駒沢大学の本店)の塩らーめん。

残っているのは二郎インスパイアドだと言われている魚郎らーめんということになるな、と。わたしは二郎は本家の二郎はもちろん二郎インスパイアドのお店にもほとんどいかない。ただ、今回はその魚郎らーめんしか選べるものがなかったので魚郎らーめんを選ぶことにした。

この日は雨だったこともあり、夜の開店直後に伺うと、わたししかいなかった。ラーメンラリーは食券機で買えるようになっていたので、魚郎らーめんとラーメンラリー(ラーメン一杯で5枚まで購入可)を購入。

ラーメンラリーは券を渡すと自分でとってよいスタイルだったので、5枚とってスタッフの方に確認してもらい、案内された席で魚郎らーめんを待つ。

ちなみに二郎と同じく注文時に「ニンニクイレマスカ?」を聞かれるのだが、月曜の夜からニンニクマンになる気はないので「ニンニクハナシデ」とお願いした。

待つこと10-15分で魚郎らーめん、降臨。

一言で評するならば大人しい二郎。

せたが屋さんのメニューの中では一番パンチが効いているがそのパンチも本家二郎には残念ながら劣る。


スープが並々、今にもこぼれそうなのをスタッフの方がおそるおそる持ってきた(これ、お盆でもってくるようにしたほうがいいんじゃないか、、、)。

二郎インスパイアドということだが、二郎のほうがずっと強烈な印象。かなり大人しい。大人しいというのは、既食のせたが屋らーめんや塩らーめんでも感じたことなのだが、せたが屋さんのらーめんは何か「枠」の中に収まってしまっている印象があって驚きがない。美味しいのだが、例えば冒頭に書いたように駅から15分歩いても食べに来たい!といった気持ちの高揚を感じるらーめんかというとそういったものがないらーめん。

と御託を並べず、魚郎らーめん、食してみる。まずはスープから。たしかにこれは二郎インスパイアド。もちろん旨い。個人的にはせたが屋さんのメニューの中では一番尖ったものがあるメニューだと感じた。

途中、自分で刻みタマネギを追加したり、せたが屋さん特有のガツン汁を追加したりしてカスタマイズできるのも、せたが屋さんの常連にはよさげ。あくまで個人的には、なのだが、カスタマイズできるということは、一長一短で客が調味料を入れる分量を間違えたりするときっつーなことになるので、あまり好きではなかったりする。できれば「文句は言わせねえ、これがうちのらーめん!」という味固定の内容で攻めてきてほしいので、このあたりもわたしの好みではない。

ケチをつける気は毛頭ないので、フォローをしておくと、美味しいはとても美味しいので、スルスルと食べれてしまい、スープは飲み干すのが危険な塩味だったので残すもぺろりと完食させていただいた。

ただやはりラーメンラリー等の特別なことがない限り、次回くることがあったとしても相当先のことになりそうだなあ、というのは正直に書いておこうと思う(スタンプカードと雨の日クーポンをもらったのだが、使う機会があるのやら、、、)。

ご馳走様でした!

(所要時間20分ほど)

余談:吉野家HD傘下にはいった影響について感じたこと。

よきにつけ悪しきにつけ、影響があるようには思えなかった。もともとなんでこんなにスタッフの数がいるの?なんでこんなに手際が悪いの?は買収以前からのことだったのだが、そういったところも変わりなし*1

www.nikkei.com

吉野家の業績についても日経新聞に載っていたものを最近読んだのだが、せたが屋の「せ」の字も出てこないくらいなので、吉野家にいたってはなんのために買収したのかさっぱり分からないというのが個人的な印象。

allabout.co.jp

買収直後に上述のインタビュー記事が公開されていたが、吉野家のスケールメリット(食材の調達、人材の確保)を活かすと言っていることに関しては果たされてないんじゃないの?、と。

まだまだこれからという話なのかもしれないが、せめて新聞に吉野家の記事が載るときにせたが屋の「せ」の字が載るようになるくらいにはもっと頑張ってほしいな、と思ったりした。

店舗情報( 2016-10-19 現在)

項目 詳細
店名 せたが屋(せたがや)
ジャンル ラーメン、つけ麺
住所 東京都世田谷区野沢2-1-2
交通手段 東急田園都市線 駒沢大学駅徒歩15~20分
営業時間 18:00-翌3:00
夜12時以降入店可
定休日 無休
カード 不可
席数 13席(カウンターのみ、テーブル1つだけ4席)
個室
貸切 不可
禁煙・喫煙 完全禁煙
ホームページ http://www.setaga-ya.com/
看板メニュー せたが屋らーめん
ラーメンラリー有無 第一弾発売中

お題「マイブーム」 お題「復習らーめん」

*1:たとえばガツン汁は夜の部のみにおくようにしているようなのだが、わたしが入店した時点では席に置かれていなかったり、など