ごきげんよう,読者諸賢.ボクはらーめ人間Z.ラ王真贋の遣い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともないヒューメンだ.
ラーメーンを愛し健康を愛し,そして何よりも平和を愛するボクは,ラーメーンと睡運瞑菜350g,そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで,つまりは世界が令(うるわ)しく平和になったと断言できるまで,外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間,つまりはホムンクルスとして異世界転生していた.早くラーメーン食べたい.
外でラーメン食うに食えない誓約とはてなブックマークしたくてもすることができない制約をもって異世界転生したボクは丸2年を超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆,つまりはプロのラーメン断食家,二つ名は「戦えラーメンマン」である.
株式会社はてなのストップ安を受けて断つ(20年7月期37%営業減益見通し).
さきにお断りをしておくとボクははてななブログサービスを利用してブログを書いているはてななブロガーの1人ではあるけれど,そのブログサービスを提供している株式会社はてなの株主ではない.
ボクが株式会社はてなの株主にならない理由はたった1つのシンプルな答えで説明できる.ボクははてななブックマークという株式会社はてなの提供するサービスをある日突然なんの前置きもなくなんの警告もなくなんの説明もなく最終的かつ不可逆的に利用停止になってしまったのだけれど,もしもそういった不誠実極まりない顧客対応をすることがある企業であるとわかってる企業に対して金額の多寡はありこそすれ投資をすることによって資金を援助するということをするという人間がいたとするならばボクはそんな人間は頭が悪いのではないかと思うものであると思うからである.
そういったわけでボクにとっては株式会社はてなは投資対象ではないのでその株価にも業績にも基本的には興味がないものである.たまたま目についたときくらいは株価チャートをみたりはしたりしていたけれど投資対象ではないから業績に関してはどうでもよかったのである.
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そんなボクが株式会社はてなの株価がストップ安しているということを知ったのはボクがフォローしている投資家さんの下記のツイッターをたまたま一昨日(2019年9月17日)に見たからである.
はてなは、5/23に5480円つけてから、
— RING@Investor / Trader (@xRINGx) September 17, 2019
4か月で半額以下か。
先週の決算で急落。
2019年09月13日11時10分
はてながS安ウリ気配、20年7月期37%営業減益見通し | 株探ニュース https://t.co/bDVm3Q3rLp
はてな 決算受けて、2日間、大幅続落。
— RING@Investor / Trader (@xRINGx) September 18, 2019
本日も続落 -1.6%
上記のツイートで言及されていた記事は次のリンクであった.
そして実際に株価をチャートで見てみると確かにおっしゃるとおり今年(2019年)の5月下旬までなぜか高騰していた(その理由はあえて調べてはいないのだけれど)はてなの株価が2019年7月期の決算発表を受けて一気にストップ安で半値近くまで落としていたのである.
またこうした決算発表の資料は企業のIRページに公開されるものであるからボクは株式会社はてなのIRページを訪れて上記の決算報告書を発見して確認をした.ちなみにたいへんに興味深かったのは「当事業年度の売上高は2,520,452千円(前年比20.5%増)、営業利益は452,442千円(同41.5%増)、経常利益は449,507千円(同34.1%増)、当期純利益は327,630千円(同39.6%増)となりました。いずれの利益額も2001年の創業来、最高額となりました。」と業績好調をアッピールしているのにも関わらず「2020年7月期の業績につきましては、売上高2,781,278千円(前年比10.3%増)、営業利益287,007千円(同36.6%減)、経常利益287,007千円(同36.2%減)、当期純利益197,828千円(同39.6%減)を見込んでおります。」という来期の業績見通しの方に反応して今回のストップ安が起きていたことである.
なにより業績が悪化する原因として「コスト面においては、労務費や販売促進に係るプロモーションコスト、各種サービスに係る管理コストを中心とした販売費及び一般管理費の大幅な増加を見込んでおります。具体的には、中長期的なサービス拡張と事業創出のため、サービス開発要員等の人財の採用、教育訓練へ投資や、当社サービスの販売促進活動を積極的に行う見込みであります。また、インターネットサービスの品質向上・維持のため、戦略的にコスト投下する見込みであります。」とポジティブなことが書かれているのにも関わらず株式会社はてなの既存株主様方がはてなの株をここぞとばかりに売りに出したということが興味深かったのである.
ボクは冒頭にも書いたとおり自分自身がはてなのサービスを利用していて不愉快な想いをした経験が現在進行形であるものであるから株式会社はてなの株主になることによってそんな不愉快な想いをさせられた相手の金銭的支援をする気は毛頭ないことから特に先行きの業績不安から株式会社はてなの株価がいつなんどきストップ安で暴落しようと一向にはてなに思わないのだけれど,こんな機会でもなければボクが株式会社はてなの決算書を読んでみることはしないであろうから,2019年9月現在の株式会社はてなの稼ぎ頭はどのビジネスで,将来の株式会社はてなのビジネスの見通しに展望はあるのか2019年7月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)を以降において読み解いてみることにした.
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2019年9月現在の株式会社はてなの稼ぎ頭はどのビジネスで将来の株式会社はてなのビジネスの見通しに展望はあるのか2019年7月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)を読み解いてみた.
はてなははてなブログやはてなブックマークのようなソーシャルメディアの会社のイメージが強い企業であると思われている人びとも多いかも知れないけれど,IR資料を読めばそのビジネスは大きく3つの柱に分類されることが分かる.
- コンテンツプラットフォームサービス.
自社で開発したユーザー参加型サービス群「はてなブログ」「はてなブックマーク」等. - コンテンツマーケティングサービス.
BtoB向けストック型を中心に事業展開.「はてなブログMedia」サービス等. - テクノロジーソリューションサービス.
受託サービスとサーバー監視サービス.受託サービスはマンガビューワ(GigaViewer),サーバー監視サービスは「Mackerel(マカレル)」.
ではそれぞれのビジネスのはてなの全売上にしめる貢献度合いを確認することによって結局のところ株式会社はてなの稼ぎ頭はどのビジネスであり,株式会社はてなが最も力を注力しているように思えるビジネスはどのビジネスなのかということを確認してみたいと思う.
というわけで前出の「2019年7月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」から各ビジネスの2019年7月期の売上高をそれぞれ引用してみよう.
すると「コンテンツプラットフォームサービスの売上高は、581,326千円(前年比1.2%増)」「コンテンツマーケティングサービスの売上高は852,105千円(前年比16.2%増)」「テクノロジーソリューションサービスの売上高は、1,087,021千円(前年比38.4%増)」ということが書かれていることが確認できた.
「当事業年度の売上高は2,520,452千円(前年比20.5%増)」とそれぞれのビジネスの売上高を合計した金額はあっているようなので,パイチャートによってそれぞれのビジネスの売上貢献を見える化してみると次のようになる.
数字だけ見てもそれなりに一目瞭然なのだけれどパイチャートで見える化するとよく分かるとおり,株式会社はてなの売上高の8割近くを稼いでいるのはB2Bビジネスなのである.
ちなみにここでボクがなにを言いたいかというと株式会社はてなは元々コンテンツプラットフォームサービスをメインにビジネスを行ってきたのを,そのコンテンツプラットフォームサービスを運営するために培ってきたテクノロジーのノウハウをコンテンツマーケティングサービスであったりテクノロジーソリューションサービスといった企業向けのビジネスとして提供することによって今は絶対的全体としてのビジネスを成り立たせているというわけなのである.
しかし稼ぎ頭が企業向けに提供しているサービスであるとはいえ自社が提供しているそもそものサービスであるコンテンツプラットフォームサービスを本来おざなりにしてよいわけがないと思うところであるのだけれど(実際,自社が提供しているサービスがあるからこそ外に売れるテクノロジーの知見が溜まるわけなのであるから),ところがどっこいはてなが提供しているコンテンツプラットフォームサービスをマネーを払って利用しているボクに言わせると競合のサービス(例えば最近だとピース オブ ケイクが提供しているノート)の方が勢いがあるし何よりプレミアムサービスもリーズナブルときているのである.
なによりも10月1日から特に今ボクが書いているはてななブログでは利用ガイドラインが改訂されることになっていてその改訂されるというか改悪されるガイドラインを素直に読むとはてななブログの利用者がはてななブロガー同士で繋がるための行為としてはてななブックマークを無闇矢鱈と利活用すると互助会と言われて利用停止になる可能性があるし,はてななスターを無闇矢鱈と利活用すると互助会と言われて利用停止になる可能性があるし,無闇矢鱈と読者登録してまわったりしても互助会と言われ利用停止になる可能性があるのである.というわけでボクに言わせるともうスデにはてななコンテンツプラットフォームサービスはサービス設計が完全にゲシュタルト崩壊しておりはてななブロガーは何かはてなな神の御心にそぐわぬことをすれば利用停止の憂き目に遭うことを常にビクビクしながらはてなのコンテンツプラットフォームサービスを利用しなければならないというなんだかよくわからないことになってしまっているというわけなのである.要は端的かつ直截な歯に衣着せない物言いでボクから言わせてもらうならばユーザからマネーを徴収することによってブログを書くことに集中させてくれるようなプラットフォームでは完全になくなってしまっているのである.
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というわけでボクに言わせるとはてなはテクノロジーのノウハウを蓄積するための自社の本業たるコンテンツプラットフォームサービスが「お前はスデに死んでいる」状態なのでわざわざそんなスデに死んでいるサービスに他の競合のプラットフォームを選ぶメリットを無視してまで流入してくる新規のはてななブロガーというものはあまり期待できないとボクは思うものである(実際,決算書を見てもコンテンツプラットフォームサービスの成長は前期比で1%強しかない).そしてそんなテクノロジーのノウハウを蓄積するための本業が死んでしまってはそこから派生して生まれたビジネスを他の企業に売り込むための説得力が生まれるわけがないのである.仮に本来の本業であったコンテンツプラットフォームサービスをやめて稼ぎ頭であるコンテンツマーケティングサービスであったりテクノロジーソリューションサービスといった企業向けのビジネスに完全に本業を置き換えるということを決断したとしてもゆくゆくは空中分解するであろうことは自明であるわけである.
ここで何がボクが言いたいかというと株式会社はてなは2019年9月17日と18日と大幅に株価を下げたわけなのだけれど例えば投資の指標であるPBRでは4倍ほどPERに至っては40倍ほども評価されているわけなのだけれど,ボクのように実際にはてななブログを利用している人間から言わせるとそのサービスには大変に不満があり改善される様子も全く見受けられないので過大に評価されすぎであると思うわけなのである.どれくらい過大評価かと言えば最低でも今のはてなの株価の1/4くらい(2019年9月18日の終値が2,532円なので600円くらい)が妥当な評価なんじゃないですかねといったところである.株価などというものは美人投票とはよく言ったもので株式会社はてなの株主の皆様が一体何を見ることによって株式会社はてなにこんなにも高評価をくだしているのかボクにはよくわからないのだけれど,ちゃんと一度はてななサービスを使うことくらいはしてみた上で投資をするべき会社なのかはたまたするべきでない会社なのかくらいは考えた方がボクはよいのではないかなと思うものである.ちなみにはてななブログに関してははてななブロガーがはてななブログを書くことだけに集中して余計な他のこと(例えばSEOだとかセキュリティの確保だとか)を考えなくてもよいようなサービスを提供してくれると思っているから無駄に高いマネーを払ってはてなブログのProを契約するわけなのであるからグーグルからの流入が減ったことなどに対して決算書の中でこっそりとテヘペロで済ませられると思っているならよほどはてなの経営層は呑気なんだねと言わざるを得ないわけなのである.折角書いたオリジナルコンテンツのブログも読まれないなら意味ないのである.全く反省してもらいたい.
仮にボクが株式会社はてなの今後のビジネスに展望を見出すとするならば,まずそもそもサービス設計がゲシュタルト崩壊してしまっている本来の本業であったコンテンツプラットフォームサービスを文字通りユーザがコンテンツを書くことだけに集中できるようなプラットフォームとして刷新することだと思っている.当然ながらそれは圧倒的な価格優位性を発揮した上で行われなければならない.そもそもB2Bの方が稼ぎ頭であるわけなのだからB2Cはそもそも全機能を無料で提供したっていいくらいだとボクは思うくらいである.それくらい大胆なことがもしできないのであれば,何度も書いている通りスデにコンテンツプラットフォームサービスはサービス設計がゲシュタルト崩壊することによって「お前はスデに死んでいる」状態であるわけであるのでボクは株式会社はてなに将来の明るい見通しは感じられないと思うものである.誰をユーザとして株式会社はてなが見据えているのかは知らないけれど,ユーザファーストを考えることのできない企業に未来はないとボクは思うものである.
ーー以上である.それではまた会おう!さらばだ諸賢!!
《本稿はお題「最近気になったニュース」によせて書きました.》