読者諸賢、ごきげんよう。ボクはらーめ人間Z。らーめん視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。
ラーメンを愛し健康を愛し、そして何より平和を愛しているボクは日高屋に行ったことがないにも関わらずハイデイ日高の株価を日々ウキウキウォッチングしているわけであるが、気づいたらラーメンと健康第一、世界平和とハイデイ日高の株価をアウフヘーベンする途中のエラーでキタチョーのロケットマンがロケットもどきを撃つのをやめるまで外でラーメンを食わないというラーメンハンガーストライキという何だかよく分からんラーメン断食の人造人間、つまりはホムンクルスとなって異世界転生していた。早くまとも人間になりたい。
閑話休題。前述したとおり、ボクは日高屋に行ったことがないわけであるが、ハイデイ日高の業績には興味津々である。どの程度興味津々であるかと言えば毎日ハイデイ日高の株価チャートを穴のあくまで眺めるほどだと言っても過言ではない。
ごめんなさい。過言でした。
ボクはハイデイ日高の株価をウキウキウォッチングしている。
しかし、実際のところほぼにちでハイデイ日高の株価をウキウキウォッチングしているということに関しては本当である。
ボクは今年に入ってからハイデイ日高が日本経済新聞で取り上げられる都度、その内容を穴のあくまで読んでいたわけであるが、2017年にはいって耳がタコになるほど日本経済新聞に読み聞かされてきたキーワードのひとつが「ちょい飲み」であった。
既存店売上高は3~8月の累計で2.0%増と好調だった。「ちょい飲み」の需要が拡大した一方、高齢者の日中の来店も増え、既存店客数は1.5%増えた。
他社より価格を低めに設定しているハイボールやレモンサワーなどの販売が伸びた。売上高に占めるアルコール類の販売比率は16%台と居酒屋並みの高水準を維持したとみられる。
引用元: https://www.nikkei.com/article/DGXLZO21394080R20C17A9DTA000
2017年のハイデイ日高はちょい飲みに始まりちょい飲みで終わると言っても過言ではない。途中、オバハンたちがちょい野菜に夢中といったことが書かれていたような気がするのだが、3~8月単独を総括するとどうやら気のせいであったのか、ちょい野菜オバハンの話は雲散霧消、木っ端ミジンコの灰燼に帰してしまったようだ。もはや野菜の一文字も消えてしまったようである(関連記事:参照*1)。
次にボクがハイデイ日高が日本経済新聞で取り上げられる都度、気にしてみている情報のひとつが店舗数の推移である。ハイデイ日高はIRページの経営方針のページにおいて声高に「首都圏600店舗体制」と謳っている。だからボクも店舗数の推移を気にしてみているというわけである。
売上高は6%増の202億円程度と、従来予想を3億円程度上回ったようだ。東京・神田などの駅前に12店舗新たに出し、8月末で合計405店となった。
引用元: https://www.nikkei.com/article/DGXLZO21394080R20C17A9DTA000
日本経済新聞の記事によれば、8月末で合計405店となったそうである。不採算店舗は閉店したりなども適切にしているように見受けられる中、新たに12店舗が開店したようである(平成 30 年2月期9月度売上高速報についてのお知らせによると9月末で407店舗になったようだ)。
ラーメン俗世にはラーメンがステレオタイプだとラーメン離れが起きるなどというオモチロオカチイことを言う方が業界の最高権威として幅をきかせているようであるが、そういうオモチロオカチイ方々の目には着実に店舗数を伸ばす日高屋はどのようにうつっているのだろうか、よくわからない(関連記事:参照*2)。
人手不足と人件費増の兼ね合いをハイデイ日高がどのように問題解決していくのかに興味津々。
お米やイカなどの食材の仕入れ価格上昇が重荷となった。社会保険の適用拡大や従業員の時給アップなどで人件費率も0.5ポイントほど上昇したとみられ、採算の悪化要因となった。ただ、食材加工工場の減価償却費や光熱費は減少し、税引き利益も前年同期比で増加したとみられる。
引用元: https://www.nikkei.com/article/DGXLZO21394080R20C17A9DTA000
上述の引用部分でボクが気になるのは人件費増の記載である。実はファミリーマートの取り組みをとりあげた記事でハイデイ日高におけるシェアリングマンパワーの試みがほんのちょろっと紹介されていたからである。
外食業界では中華料理店「日高屋」を運営するハイデイ日高が直営の店舗間でアルバイトを融通する仕組みを導入している。
引用元: https://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ16H3P_W7A910C1MM8000
直営の店舗間でアルバイトを融通する仕組みというものがハイデイ日高にはあるそうである。なんという効率のよさそうな響き。しかし、先に引用した内容の通り、アルバイトを直営店の間で融通するようなオモチロイ取り組みをしても人件費は採算の悪化要因としてバッサリきられてしまう結果となったようである。なるへそ。
ちなみにこのアルバイトを直営店間で融通するという仕組みであるがIRやアルバイト・パート募集のページをざっと目を通した限りにおいては特に記載があるように見えない(本稿公開時点)。日本経済新聞はどこからこの情報を取得したのだろうか。
もしゃもしゃすることになったが今回はこれにて一旦シメたい。「直営の店舗間でアルバイトを融通する仕組み」の情報源を見つけることができたら、そのときは更新したい。ではまた会おう、諸賢!
(アイキャッチは人材の使い捨てのイラスト。このアイキャッチを選んだのは google:人手不足 いらすとや で検索した結果ヒットした画像だったというだけで特に深い意味はない。本稿はお題「最近気になったニュース」によせて書きました。)