ごきげんよう、読者諸賢。ボクはらーめ人間Z。ラ王真贋の使い手にしてラーメーン視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。
ラーメーンを愛し健康を愛し、そして何よりも平和を愛するボクは、ラーメーンと睡運瞑菜350g、そして核廃絶運動のアウフヘーベンの途中のエラーで世界週末時計の時計の針が過去最大にもどるまで、つまりは世界が平和になったと断言できるまで、外でラーメンを食わない超ラーメンハンガーストライキ2と言うナンだかよくわからんラーメン断食を超えたラーメン断食をさらに超えたラーメン断食の人造人間、つまりはホムンクルスとして異世界転生していた。早くラーメーン食べたい(関連記事:参照*1、参照*2)。
外でラーメン食うに食えない誓約と制約をもって異世界転生したボクは丸1年を超えて現在進行形でラーメン断食続ける底抜けの阿呆、つまりはプロのラーメン断食家、二つ名は「戦えラーメンマン」である。
日高屋、メニュー値上げも費用増を補えず2018年3~5月期の単独決算は税引き利益が前年同期比7%減を受けて断つ。
本ブログの既読権益のある諸賢のなかでボクが先だって上記の日高屋を運営するハイデイ日高に関するエントリを書いていたことをご記憶の方がいらっしゃるだろうか。ボク自身うろ覚えなので簡単にこのエントリの内容を振り返ると「日高屋を運営するハイデイ日高の2018年2月期の単独決算は利益率の高い季節メニューが好評でとあり日本経済新聞がいうところの格安ラーメン細る《うまみ》とやらの話がどこかへ雲散霧消してしまった」ということ、そしてなんだかよくわからなんが「日本経済新聞がいうところの格安ラーメン細る《うまみ》は影を潜め日高屋を運営するハイデイ日高は客単価・客数ともにアップした数少ない日本企業の真の勝ち組に認定された」らしいということについて触れていたわけである。
というわけで日高屋を運営するハイデイ日高とは「日本経済新聞による格安ラーメン細る《うまみ》を克服し、客単価・客数ともにアップを実現している数少ない真の勝ち組日本企業のひとつ」というのがボクの認識である。日本経済新聞のいうところを素直に解釈した結果であるので間違っているはずがない!
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閑話休題(とは言え以降も閑話である)。今日(2018年6月28日)付の日本経済新聞に日高屋のハイデイ日高に関する下記の記事が掲載されていた。なので今日はこの記事について取り上げておきたいと思う。
ハイデ日高、7%減益 3~5月単独税引き 人件費が増 :日本経済新聞
まず記事は下記のように始まる。
「ラーメン店「日高屋」を展開するハイデイ日高が27日発表した2018年3~5月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比7%減の9億1700万円だった。人件費や店舗の光熱費が膨らみ、利益を押し下げた。麺類の高価格メニューなどは好調だったものの、費用増を補えなかった。」
この記事冒頭の概要によれば、とりあえず日高屋のハイデイ日高の2018年3~5月期の単独決算は麺類の売上は好調だったが、それでも費用増は補えなかったとのことであり、つまりは業績がふるわなかったということのようだ。
あいかわらず日本経済新聞ではハイデイ日高の単品で600円に満たない麺類のメニューを「高価格メニュー」とどうしても呼びたいようなのだが、きっと日本経済新聞の記者は意識他界ラーメン店で意識他界ラーメンを食したことがないのであろう。それとも日本経済新聞は麺類のメニューを「高価格メニュー」と呼ぶからには、意識他界ラーメンを「超高価格メニュー」とでも呼ぶつもりなのだろうか。いずれ日本経済新聞も意識他界ラーメンに言及することがあるかもしれないので、ボクは日本経済新聞が意識他界ラーメンのことをなんと表記するのか注意深くウォッチを継続しようと思う。
「売上高は5%増の106億円。「黒酢しょうゆ冷し麺」など季節商品が伸びた。簡単なつまみで軽く飲む「ちょい飲み」需要も取り込みシニア層や仕事帰りの会社員を中心にアルコール類の販売が拡大。メニューの値上げ効果もあり、既存店売上高は2.5%増えた。営業利益は6%減の13億円だった。人手不足を背景にパートやアルバイトの時給を引き上げ、人件費が増加した。業務用米など原材料価格が上昇しているうえ光熱費も膨らみ、採算が悪化した。」
日高屋=「ちょい飲みオッサン需要」というのは日本経済新聞を継続的に読んでいると再三再四述べられていることなのでボクにはたいへんに耳タコである。ちょっと気になるのはこのところ日高屋がとりあげられる際には昨年はよく使われていた「ちょい野菜オバハン需要」という話が今年は全く聞かれないところである。やはり「ちょい野菜オバハン需要」などなかったということならボクもなにも違和感はないのだが、そんなもんなかったというなら「サーセン、ちょい野菜オバハン需要なんてやっぱりありませんでした。」という一言お断りくらいはほしいものである。
「19年2月期通期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比6%増の430億円、税引き利益は6%増の31億円を見込む。」
最後の一行を読むと日高屋のハイデイ日高は2018年3~5月期の単独決算は「負け組」であったが、根拠は示されていないのでなんだかよくわからんが19年2月期通期としては売上増かつ税引き利益増で「勝ち組になるぞー!」ということのようである。
あくまでボクの個人的な意見ではあるが、日高屋メニューはもっと値上げしてよいと思っている。なぜなら2018年4月下旬のメニュー値上げは大した値上げではなかったからである。実際、日高屋の麺類メニューは日本経済新聞が「高価格メニュー」とどんなにゴリ押ししようとも意識他界ラーメン業界水準で言えば未だ「格安ラーメン」であることは変わりないわけなので、日高屋における高価格帯メニューの水準を単品700円くらいまでは上げたとしても十分に最安メニューが単品1,000円超えが当たり前の意識他界ラーメンとは戦える、というかむしろ勝てると思うからである。
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今の御時世、飲食店経営にかぎらず大事なことは従業員の離反を防ぐことであり、従業員に適正な労働の対価を払うことのできない企業は人手不足に悩ませられ続けるのである。メニュー値上げは従業員に十二分なペイをするために必要なものであり、今は耐え難きをたえしのび難きをしのぶときである。意識他界ラーメン店などが常時人手不足であえいでいるのは求人をみていれば自明であり、持久戦ならばボクは日高屋に分があるとみている。ボクは日高屋の格安ラーメンでもって意識他界ラーメンを駆逐し尽くしてもらいたいとヒソカに応援し続けているのだ。
それではまた会おう、さらばだ諸賢!!
《アイキャッチは労働組合のイラスト(真剣)。小売や飲食業の待遇がよろしくないのは言われて久しい。生産性が低いからという理由もあると思うのだが、それならば「余計な人件費をかけているレジだったり調理だったり陳列を省力化することを考えていけばよいのだ!」とすると今度は人手がいらなくならないかということで「あれあれー?」となってくるからふしぎである。/本稿はお題「最近気になったニュース」によせて書きました。》
参考:
ちなみにこの記事は下記にリンクを付した「2019年2月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」を元に書かれた記事だと思われるので一応中身を確認しておきたいところである。
同2018年6月28日、日高屋のハイデイ日高は10カ月ぶり安値を記録した。7年ぶりの減益に失望売りが起きたかららしい。
(銘柄診断)ハイデ日高 10カ月ぶり安値 7年ぶり減益に失望売り :日本経済新聞
上記の記事の中でボクが個人的に興味深かったのは日本アジア証券の清水三津雄さんの「小売株のなかで『勝ち組』だっただけに期待への反動が大きくなった」のコメントであることは言うまでもない。