ボクはらーめ人間Z。らーめん視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。食べたいらーめんが見つからずラーメンスランプのボクはラーメン断食が捗って仕方がない。2017年4月14日から始めたそれは2017年5月11日をもっても解禁できていない。
そんなボクのラーメン断食がさらに捗ってしまう出来事をボクは見つけてしまった。ミシュラン一つ星のJapanese Soba Noodles 蔦の大西祐貴さん(以降ホンモノと表記)だと主張されている方が言うには当該店の販売権に関する詐欺サイトがあるというのだ。
詐欺サイトがあるということについては心無い人間がいるものだとボクも同情することを禁じ得ない。しかし、ボクはその詐欺サイトに対するホンモノだと主張されている方の対応が拙(ツタな)く残念だなと思ってしまった。だからホンモノだと言うのならせめてこれくらいはやるべきでは?ということとボクの雑感を今日は書き留めておきたいと思う。
※予防線のために先に書いておきます。ボクは著作権法第三十二条(引用)に沿ってこのエントリを書いています(参照1)。結果として当該ホンモノだと主張されている方のブログエントリを大方引用する形になってしまっています。しかし本エントリで言いたい主旨と主従が逆転することのないようにしています。
商標や著作権侵害を受けたらまずやるべきだと思う対応。
Japanese Soba Noodles 蔦の販売権における詐欺サイトがあります。
私の作った蔦や私の写真など勝手に使われていました。
引用: 詐欺にご注意ください。|生涯ラーメン一本勝負
当該エントリで自分がホンモノだと主張されている方は著作権侵害を訴えられているようです。
ボクならまずこういったことに遭遇した場合、まずは最低限下記の2ステップくらいはやってみます(その上でブログに書くでしょう)。
- 当該詐欺サイトの運営者と思われるアドレス宛にコンタクトを取ってサイトの停止を要求する。
- サイト停止の要求に応じてもらえなかった場合はGoogleに報告(外部リンク:著作権侵害の報告: ウェブ検索)してIndexされないようにしてもらう。
※Japanese Soba Noodles 蔦で商標登録(外部リンク:参照)はされているようなので主張されている方がホンモノならGoogleへの報告は通るのでは?とボクは思います。
ボクにはホンモノだと主張されている方のブログエントリからは上述のようなことをやっている様子が見て取れませんでした。だから、ボクはホンモノだと主張されている方の対応はツタないと思いました。
1. も 2. もいずれもすでに対処済みであれば問題ない話なのかなとボクは思う(少なくとも当該のブログエントリからはそれが伺えなかったという話に過ぎないのかな、と)。どちらもやっていないのであれば今からでもやるべきでは?とボクは思う。
追記: 詐欺サイトは封鎖されたとのことです。よかったですね。
詐欺サイトは封鎖しました。|生涯ラーメン一本勝負
上述の詐欺サイト封鎖後のツタない言い訳ブログ記事に思ったことも書きました(参照2)。
ミシュラン一つ星店のツタない対応に対する雑感。
※ 以降は当該ミシュラン一つ星店のツタない対応に対してボクが思ったことをつらつら書くのみである。本エントリの主旨は前述の対応くらいはするべきではということなので読むのが億劫な方は閉じていただいた方がいいでしょう。
ボクはたまたまボクのTL(タイムライン)に流れてきたツイートからホンモノだと主張されている方のブログエントリを見つけた。そして読ませていただいた。ガッカリした。詐欺サイトを作られてしまって「残念でしたね」と思う以前に「そもそもあなたはホンモノなのですか?」「主張が幼稚なのですが、本当にビジネスマンですか?」と残念に思ってしまったのだ。
ここからホンモノだと主張されている方のブログエントリを引用させてもらいながらボクが感じたことを書かせていただこうと思う。
Japanese Soba Noodles 蔦の販売権における詐欺サイトがあります。
私の作った蔦や私の写真など勝手に使われていました。
こんなことされるために蔦を作ったんじゃありません。
もうやめたくなるほど落ち込みます。
人はお金の為に裏切るし利用する。
信用してはいけないのかもしれませんね。
結局僕の存在価値はお金だったんですね。
もう二度とこんな想いしないと思ってました。
努力や今まで費やした時間は一瞬で奪われるんですね。
引用: 詐欺にご注意ください。|生涯ラーメン一本勝負
上述のホンモノだと主張されている方の言っていることに対する感想を一言で忌憚なく言わせてもらうなら「大げさ」だとボクは思いました。
そもそもホンモノだと主張されている方がどのような経緯で詐欺サイトを見つけたのかが分からない。しかし、ホンモノだと主張されている方が詐欺サイトだという「http://www.jsntuta.com/(リンクを踏んではダメだ)封鎖済みだそうです(外部リンク:参照)」は容易に見つけることができない。例えばGoogle検索で「Japanese Soba Noodles 蔦」でGoogle検索した際に1ページ目には出てこない。ボクの場合、3ページ目までみていっても当該サイトは見つからなかった。ホンモノだと主張されている方はどのように当該サイトを見つけたのだろうか。そんなGoogle検索で見つけることが容易でないサイトがどうやって努力や今まで費やした時間を一瞬で奪うのだろうか。ボクには理解できない。
ホンモノだと主張されている方のブログは詐欺サイトだと自らが言っているリンクを踏まないように注意しないところも不親切だ。だから詐欺サイトに自ら誘導しているというように解釈できなくもない。ボクは詐欺サイトだと言われている当該サイトのリンクを開いてみてはいない。しかしリンクを開かなくても分かることはある。whois検索だ。だから「jsntuta.com」のドメイン所有者をwhois検索で調べてみた。結果を貼り付けるのは冗長であるので省く。しかし当該サイトはwhois代行されているようだった。企業がビジネスでドメインを取得する場合、信用のためにwhois代行を「しない」のが一般的だ。だからここからだけでもおかしいというのは気づくことができる。ちなみにそのwhois検索をしてみてボクが思ったのは当該詐欺サイトと呼ばれているサイトを運営しているのが日本人ではないのでは?ということだ。仮にサイト運営者が日本人じゃないとして日本人じゃない人たちに日本語でブログを書いてホンモノだと主張されている方は何をしたいのだろうか。ボクには理解できない。
(whoisでサイト運営者を調べる手順についてはフリーブックスのことを調べていたはてなの匿名ダイアリーのエントリが秀逸だった。だからそのリンクをこちらに差し込んでおきたい。
参考:フリーブックスとは一体何なのか?)
ホンモノだと主張されている方はやたら落ち込んだ旨を主張されているようだ。しかしボクにはそれほど大きな影響が出ることを当該詐欺サイトからされているとは思わない。逆に被害が甚大であると思うなら前述したとおり粛々とサイト運営元とコンタクトをとる努力をした上で、相手がコンタクトに応じないのであれば、Googleに報告すればいいと思う。さらに必要があるなら訴訟を起こせばよいと思う。なぜやたらと落ち込んでいる旨をアッピールしているのだろうか。ボクならこんな程度のことでは落ち込まない。むしろボクならお店の顧客が迷惑を被らないように徹底的に戦う。そして戦っている旨をブログで報告する。ボクにはホンモノと主張される方がなぜこんなにウジウジしているのか理解できない。
ちなみに一生懸命やっていようといまいとWWWにコンテンツをアップしていればコンテンツをパクられたりするといったことは日常茶飯事だ(ボクらのような弱小ブログですら写真やコンテンツはパクられたことがある(参照3))。ボクらはそんなことにいちいち落ち込んだりはしない。おカネの絡むビジネスとしてやっていたら良きにつけ悪しきにつけ注目度が違うわけでいちいちそんなことに落ち込むといったことをWWWに投下して同情を求めても誰も同情しないのではなかろうか。ボクは少なからず「あまちゃんですか?」と思ったと書かせておいてもらいたい。ただの日記を書いているボクらですらできる対応をやった様子も見せずに被害者アッピールする気持ちがボクには理解できない。
またWWWで自分がホンモノであると主張したいなら、自社サイトを独自ドメインで立てるくらいはしたらいかがだろうか(当然whois代行設定はしないでだ)。ボクが確認した限りJapanese Soba Noodles 蔦の自社サイトはないように思う。ボクからするとホンモノだと主張されている方のブログやツイッターを書いているのがホンモノのJapanese Soba Noodles 蔦の大西祐貴さんなのかどうかすら分からない(2017年5月11日現在いずれも認証アカウントではないため)。だからホンモノだと主張されている方が詐欺サイトと言っているサイトとホンモノだと主張されている方のブログやツイッターではWWW上の信憑性に大差を感じないのだ。
ラーメンは美味しいものを作る心以外ありません。
そう言う人はラーメンの話しかしません。
お金の話ばかりする人はラーメンよりもお金が好きな人です。
そういう人はやっぱり無理だな
引用: 詐欺にご注意ください。|生涯ラーメン一本勝負
当該ブログエントリの終盤になるともはやボクにはホンモノだと主張される方が何を言っているのかすら理解ができなくなってしまった。ラーメンが美味しいものをつくれる人物であるかのように読める。しかもそのラーメンという方は心しかないと。そのラーメンという方はラーメンの話しかしないと言う。これはもしかしてボクらのことを言っているのだろうか。たしかにボクらは実体がなくらーめんが好きでおカネの話はしない存在ではあるのだが(参照4)。それならば、お褒めにあずかり光栄です。これからもよろしくね。ピース。
詐欺サイト封鎖後のツタない言い訳に思ったことに続く(参照2)。
(お題「ラーメン界の噂。」によせて書きました。ボクは全然ミシュラン興味ない(参照5)。そしてJapanese Soba Noodles の大西祐貴さんのホンモノと主張されている方がホンモノなのかどうかボクには分からない。むしろホンモノだと主張されている方の方がニセモノ臭く見えても仕方ない側面があると言っても過言ではない。今回の件でむしろボクが気になってしまったのはミシュランがこんなツタない対応をしているお店に一つ星を与える根拠の方だ。何に対する一つ星なのだろうか。まさか味だけではあるまい。アイキャッチは詐欺師のイラスト。)