ボクはらーめ人間Z。らーめん視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。ボクは先日、日清食品のどん兵衛のアレンジレシピであるどん二郎の東日本仕様を決めた。引き続いて今回ボクは西日本仕様のどん兵衛を使用してどん二郎を決めたいと思っている。前回は前編(参照)、今回は後編と言うわけだ。
《復習らーめん》どん二郎にリベンジをキメる。《後編:西》
実は前回、東日本仕様のどん二郎を決めた際に1袋のもやしを使い切ってしまい、改めてもやしが1袋必要になった。そういったわけで、外出するついでにもやしを1袋買ってきたと言うわけだ。これで後編の西日本仕様のどん二郎をキメる準備は万端整った。
どん二郎も作るのが2回目となるとだいぶ手際が良くなってくる。食べるための箸やランチョンマットの準備はあらかじめ整えておいた。
今回はあらかじめ冷蔵庫から保存しておいたキャベツ半玉、ニンニクを取り出しておいた。今回買ってきたもやしを袋から出してざるにあけ、ざっと水洗いをしておく。キャベツはラップをはがし、これもざっと水洗いをして一口大にカットしておく。例によってニンニクは親の仇のようにこれでもかと徹底的にみじん切りにすると言うわけだ。
ここでお湯を沸かし始める。どん兵衛の西日本仕様をカップ麺のストックから取り出し、包装を開けてスープ粉末を取り出し、スープ粉末をカップに入れておく。前述のカットしたニンニクをここでもうカップに入れておくと言うわけだ。
お湯が沸いたところで、鍋にお湯を入れ、沸騰したらキャベツを投入する。キャベツを入れたら「Hey Siri」「3分のタイマー」。キャベツを入れたら「Hey Siri」「3分のタイマー」。ただしキャベツの茹で加減は好みだろう。味見をしながらちょうどいい頃合いをチェックしよう。
タイマーが震えてキャベツを味見。ちょうどいい感じだ。もやしを投入し「Hey Siri」「2分のタイマー」。前回と比べて手際がよくなってしまい手持ち無沙汰だ。非効率もそういう意味では悪くもないなどと思ってしまう。
再度タイマーが震えたらもやしを味見。ちょうどいい。火を止め、今回も煮え汁をどん兵衛に飲ませてやる。煮え汁をどん兵衛に飲ませてやったところで牛脂を投入することを忘れてしまっていたことに気づく。慌てて冷蔵庫へ急行し、牛脂を取ってくる。牛脂を投入する。どん兵衛の蓋を閉じる。そして「Hey Siri」「3分のタイマー」。野菜は穴あきボールに盛ってお湯を切っておく。再度手持ち無沙汰になる。
タイマーが震える。どん兵衛の蓋を全部剥がす。スープをよくかき混ぜて味を均等になじませる。そして、穴あきのボールに持っておいた野菜を今回はスープが漏れるだけ盛らないように気をつけながら控えめに盛る。
完成だ。
前回の東日本仕様は昼にキメた。今回は夜にキメた。自然光と照明を比べると写真は自然光の方がやはり映える。今回はスープが漏れるほど野菜を盛らなかったので野菜は控えめだ。
前回は東日本仕様で今回は西日本仕様のどん兵衛。どん二郎にしてしまっても味の違いが分かるだろうか。今回は控えめに野菜を盛ったので、危なげなく天地返しをキメる。スープを満遍なく野菜に染み渡らせる。野菜を食べてみる。東日本仕様との違いを探る。
たしかに違う。
これはあくまでボクの感想だ。しかし、西日本仕様の方がスープがあっさりとしているようだ。濃い口がよいときは東日本仕様。薄口がよいときは西日本仕様とするとどん二郎にレパートリーができるかもしれない。すでにボクはどん兵衛をキメるときの前提がどん二郎になってしまいつつあるようだ。日清食品の「バカ、やろう」にまんまと引っ掛けられてしまっている。日清食品、やろー許せない。
今回もキャベツ半たま、もやし一袋をつかった。全部ひとりであっさり完食してしまった。どん二郎はキャベツともやしの食が捗る(これで野菜はバッチリとかボクは言うつもりはない)。
どん二郎はやはり素敵だ。牛脂はラードにすべきだとか、神豚がないとかそういう話はこの際ボクは野暮なのでぬきにしておきたい。二郎が二郎という食べ物であるように、どん二郎もどん二郎という食べ物なのだ。経済的で手軽につくることのできるどん二郎というどん兵衛アレンジレシピを考案された方は天才だ。素晴らしい。すごい。さいこー。
余談のコーナー。
今回、ボクはどん二郎にチャレンジをしてみた。最近、カップ麺をそのままいただくのではなくアレンジして食べるレシピが「キテる」「ヤバい」という風潮があるような気がしている。アレンジレシピにチャレンジしてみたというエントリを書くのもボクにとっては修行なのかもしれない。まとも人間になるためにガンバるぞ、エイエイオー!
(今週のお題「ゴールデンウィーク2017」とお題「おうちらーめん。」とお題「復習らーめん。」によせて書きました。アイキャッチはボクが今回つくったどん二郎の西日本バージョンです。透かしを入れていますが、写真の無断転載はお断りです。)