ボクはらーめ人間Z。らーめん視点からでないとブログが書けないまともない人間だ。先月からはじまった月末の金曜日をプレミアムフライデーとしようという政府と経団連の肝いりイベントは今日で2回めだ。先月、ボクはまったくプレミアムないフライデーだったのでプレミアムないフライデーはただのフライデーだったと書いた(関連記事)。
同じことをもう一度書くけど今日は2回めのプレミアムフライデーだ。1回目のプレミアムフライデー同様、ボクの勤めている会社では努めて平静をキメこんでいてプレミアムフライデーありまーすを表明する気はないようだ。午後3時で仕事切り上げてもいいよといったハートウォーミングな言葉がかかる気配はゼロ。レスザンゼロ。永遠のゼロ。おそらくどの会社の経営陣もこのまま平静をキメこんでいれば平成が終わる頃には「プレミアムフライデー?」「なんですかそれは?」「記憶にございません」と政治家インスパイアをキメられると思っているのかもしれない。都合のいいときに記憶を失うことのできるスキル、ボクもほしいものです。まだまだ修行が足りないですね。まとも人間に早くなりたいものです。
さて、ボクがプレミアムな一日をキメるとしたら当然らーめん店でらーめんをキメることにキマっているわけであるけども、世の中のらーめん店もプレミアムフライデーには努めて平静をキメこんでいるようにみえる。一応、Twitterで2017年3月24日-31日に「プレミアムフライデー ラーメン」で宣伝しているらーめんがないかを調べてみた。そういう宣伝をキメているらーめん店ほとんどなかった。
参考: プレミアムフライデー ラーメン since:2017-03-24 until:2017-03-31 - Twitter検索
検索をそんなに難しくしていないのはこのくらいユルい調べ方で見つけられるようでないと集客できないと思ったからなのだけど、Twitter検索の結果どおりほとんどのらーめん店はプレミアムフライデー興味ないと思ってると解釈していいのだろうか。あえて「限定」という言葉を加えて検索してみた。すると当然ながらもっと減ってしまった。
参考:プレミアムフライデー ラーメン 限定 since:2017-03-24 until:2017-03-31 - Twitter検索
ボクは1回目のプレミアムフライデーのときからプレミアムフライデー限定らーめんは必要ないという意見だったわけなのだけど(関連記事)、ほとんどのらーめん店でも同様に考えているということでよいのだろうか。分からない。3回めのプレミアムフライデーの来月2017年4月28日にも同様のことをカジュアルに調べてみよう。
与太話のコーナー。
ところでボクにはプレミアムフライデーにノリノリなのは安倍晋三首相だけなのではないか、というように見えてならない。安倍晋三首相には悪気はないはずだ。きっとプレミアムフライデーを啓蒙しようとしているだけなのだろう。しかしボクには安倍晋三首相が高知の山奥から「まだ東京で疲弊してんの?」と煽っている某ブロガーと同じようなノリで「まだプレミアムフライデーに会社で疲弊してんの?」と煽っているように感じられてならない。気分が悪い。そんな風に感じてしまうのは、きっとボクの修行が足りないからに違いない。もっと修行しなくては。早くまとも人間になりたいものです。
初回のプレミアムフライデーに関しては効果は限定的だと報じる記事しかボクは見つけられなかった。
(このエントリは午後3時ごろ「今日はプレミアムフライデーだし、仕事切り上げられる人は帰っていいよ」という言葉が直属のマネージャからかけられたら「イエッサー!!」といつでも言える準備を目をキラキラさせながら整えつつ書かれた。結果は本文中に書いたとおりだ。つらい。アイキャッチは「プレミアムフライデー」と「PREMIUM FRIDAY」のイラスト文字。需要がないかもしれないものでもキチンとイラストを用意しておく、そんないらすとやさんのプロ意識を見習いたいものです。)